CubとSRと

ただの日記

あっ!

2023年08月31日 | 日々の暮らし
 8月10日(木)

 判で押したかと思いたくなるような前日と変わらぬ猛暑。そして強風。
 以前にめくれ上がった、あの二階の棟瓦がまた同じようなことになってないか、それだけが気懸り。

 散歩には昨日と同じく5時10分から出る。帰宅は5時40分。
 
 風は強いし暑いし、で出掛けるのをためらうところなのだが、そうも言っていられない。言うまでもない、今日は三日に一度の「酒を飲んでよい日」だから。肴になりそうなものを調達しに出掛けなきゃ。

 それなりの量の買い物を、となると車だが、この暑さの中ではとてもじゃないけど車は、ない。
 そうなれば「SRかカブか」ということになって、当然カブに。
 何よりも体が起きている。
 風を正面から受けるので、間違いなくSRより涼しい。
 そしてリュックを背負えば、これは完璧「買い出しバイク」だ。

 というわけで、4時前、リュックを背負ってカブで出掛ける。
 選択は正しかった。風が心地よい。

 無事、買い物を済ませ、レジまでかごを持って行き、計算が始まった時、気が付いた。
 「あ、ショルダーバッグ忘れた・・・」
 リュックを背負うことばかりが頭にあって、ショルダーバッグのことをすっかり忘れて出ていた。財布はその中にある。少し遅れて気が付いたことは、
「免許証も、あっちだ・・・」。

 「預かっといてもらえませんか、財布を忘れてきたので」
 、と取り敢えず言ってみたのだが、冷蔵品を保管する場所があるわけではない。「一度、元の棚に戻しておかれた方が・・・」。
 当然だ、それが正しい。

 そうしようと思った時、カブのキーホルダーに気が付いた。皮のコインケースを着けている。中に五百円玉が五つまで入る。今確か四枚あるんじゃないか?見ると五枚。「あ、ありました、ありました」。

 2500円分も買っている筈はないから、これで安心。何より免許証不携帯と気づいたわけだから、帰りは徹底した安全運転で不携帯がばれないようにしなければ。ちょっとしたスリラー2題。
 
 何とか金は払えたし、猛暑も強風も青切符切られることを思えば、どうってことはない。
 
 

 
 
 
 
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Z字(この二日間)

2023年08月30日 | 日々の暮らし
 8月8日(火)

 5時5分から5時35分まで散歩。これまでで一番湿度の高い朝のような気がする。寝苦しさも昨晩は格別だった。

 予想通り早朝から気温は上昇するが、湿度は高いまま
 気温が上がれば湿度は下がる、という常道が台風の接近する今は通用しない。
 ほぼ無風。だが、思い出したように強い熱風が吹く。台風の影響に違いない。
 今回の台風は一旦大陸に向かう・・・・、と見せかけて160度くらい鋭角に折れ曲がり、引き返す。
 引き返しておいてまた100度以上折れ曲がり、今度は九州縦断・・・・、と見せかけてやや西に方向を変え、九州西岸を北上するという予報。
 Z字の筆順(?)を逆にしたようなコースをたどり、最終的には韓半島を縦断するとか。
 まさかの朝鮮半島縦断。珍しい。まあ、その頃には温帯低気圧になってどうってことのない勢力になっているんだろうけど。

 直接の影響ではないけれど、この湿度、この高温。間違いなく焼き鳥ではなく蒸し鶏になってしまう。蒸し鶏じゃなく、蒸し爺。


 8月9日(水)

 5時10分から5時40分まで散歩。
 猛暑は続く。従って散歩以外、外出は、せず。

 風はある。
 風さえあれば少しはマシとは思うのだが、何しろ猛暑の中の熱風、それも些か以上に強い。半世紀前の名古屋の夏を思い出す。
 熱田神宮の神域はそれでも30度少々だったろうが、一歩街に踏み出せば、そこは灼熱のアスファルト舗装の世界。一気に気温が数度跳ねあがる。
 今の方が酷いかもしれないな。

 9日は窓を開けていると室内にある物が吹き飛ばされる。カレンダーが飛んだり帽子が風で落ちたり。
 突風だから常時吹いているわけではない。慌てて窓を閉めると途端に部屋が蒸し器になる。辛抱できず窓を開けると蒸し暑い空気が身体にまとわりつく。

 テレビドラマみたいに室内に必要最小限の、それもちょっとやそっとでは動かないようなものが並べられている中、「風が吹いてカーテンが天井辺りまで舞い上がって~」なんて素敵なシーンは現実にはないだろうな。

 夕方から雨。世間で言う「夕立」。
 強い雨も熱風も6号台風が遠因。
 
 
 

 
 
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降る・・降らない・・・。

2023年08月29日 | 日々の暮らし
 8月7日(月)

 5時6時辺りは雨。それ以前も以降も曇り、みたいな予報。
 「これは散歩、休みになるだろうな」
 と高を括っていた。
 でも、今朝はゴミを捨てに行かねばならないから、朝寝坊はできない。朝寝坊はできない、と目覚ましだけはセットして寝た。

 5時前、目覚ましで起きる。降っているだろうな、と思って外を見るが、どうもはっきりしない。
 間違いなく降っているような気配の空なのだが、だからと言って玄関を出て雨の様子を見る、なんてのはめんどくさい。それに路面が濡れているようには見えない。

 何となくダラダラとストレッチをやっているうちに5時を回り、でも降っている気配はないし、と思って着替えようかなどとグズグズやっていた。
 当然時間は進む。
 5時15分。慌てて着替える。モタモタして出掛けるのが6時を回ったりするとラジオ体操に出掛ける大人や子供に遭遇する!

 帰って来たら、ゴミを出せるよう、ゴミ袋を玄関まで持ってきて、外に出る。
 外に出たら、途端に待っていたかのように雨が降り出した。
 これはマズい。本格的に降りそうな気配。
 「これは駄目だ」と中止することにして家に入る。
 ゴミ袋がある。ゴミ袋だけ持って行く?いや、ゴミ出しは5時半、からだ。

 散歩に出ることを止め、ゴミ出しまでの手持無沙汰な時間、何をする?
 いつもの通り、思いついたことをあれやこれやとしていたら15分くらいはすぐに経つ。
 
 改めてゴミ袋を持って出たら、止んでいた雨がまた降り出した。
 収集場所までの数十メートルくらい走ってもと思ったが、それすら、いやちょっと待てよ、と考えてしまうくらいの降り方・・・・になりそうな予感。
 再び家に戻る。

 6時を過ぎて、やっと出しにく。雨は止んでいる。
 でも、もう散歩に出られる平穏な時間は過ぎ去ってしまった。


 降りそうで降らない、ヤンキーの喧嘩みたいな時間は、午後まで続いた。
 4時過ぎて、近くのスーパーに卵だけ買いに行く。

 

 
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風流

2023年08月28日 | 日々の暮らし
 8月6日(日)

 4時45分から5時15分まで散歩。
 昨日は「明日は今日よりはマシだろう」と思っていたが、ますます熱風が。

 昨年風鈴を二つ買った。気分次第で三つを交代で吊り下げることにしている。
 一つはガラス。乾いたカランカランという音がする。
 二つ目もガラス。「こんな音がするのがガラス」という見本のような音。
 三つめは鋳鉄。いかにも鉄らしい、澄んだよく伸びるチリーンという音がする。

 高価なので手に入れることは出来ないが、姫路に「明珍火箸の風鈴」というのがある。
 昔の鎧師で「明珍(みょうちん)」という家があるのだが、明珍の鍛えた鎧や兜は全国的に有名で、明治初期だったか幕末だったかに、兜の試し切り会があって、その時に供されたのが明珍作の兜。
 各流の有名な師範が挑んだものの、却って刀が曲がったり弾き返されて自身が仰向けに転倒したりという散々な結果だったという。
 そんな中で直心影流の榊原鍵吉だけは同田貫(どうだぬき)派の豪刀で長さ10センチ余りの切込みを入れることができたのだとか。

 その明珍家。明治以降は当然のこと鎧や兜の注文は全くなくなって、このままでは明珍の名前も家も消えてしまうところまで追い詰められた。
 しかし、家伝の鉄を鍛える技術だけは伝えていかねば、と、火鉢に使う鉄火箸をつくることにした。元々が大変な技術を持った家だから、立派な鉄火箸が評判になっていったが、火鉢を使う家自体がどんどん少なくなっていく。

 「もうこれまでか」となった時、発想の転換というか、ちょっとした遊び心というか「こんなにいい音がするんだから、吊り下げて風鈴つくろうか?」となったんだとか。
 この「風鈴でも作ってみるか」という話、昔々にローカルニュースで見た覚えがある。石造りの教会のパイプオルガンの残響の長さが裸足で逃げ出すほどの、長い長い澄んだ残響。
 
 ただ、高価で(私には)入手困難だから言うんじゃないけど、この長い残響が風の強い日は(悪い意味で)たまらんだろうな、と。

 脱線した。
 ここ二週間ほどは雨と、でなければ熱風、更には照り返しの酷さ等で、とてもじゃないけど風鈴を吊り下げようという気にはならない。だから何とも思わなかったんだが。

 普通ならひと夏の間、提げっぱなしにしていると思うが、この頃は騒音問題を意識してしまう。 
 風鈴が騒音になると思わないのは、実は吊り下げている当人だけではないか。

 仕舞い遅れた秋の風鈴の音の寂しさ。(季語になってるかも。)
 けど、それを「風流」という気持ちは当人以外になさそうな。
 逆に「寒々しくて感じが悪い」と周囲は思っているかもしれない。
 実際のところ、近辺に風鈴を下げている家など一軒もないのがその証拠(?)。
 祭日に国旗を掲げている家もない。それは関係ない、か。

 いや、でも去年ホームセンターに風鈴買いに行った時は既に売り切れていた。ということは買っていく人がいるということだ。
 外出せず、茹だったような頭で昼寝ばかりしているからしょうもないことばかり考える。
 
 そうそう、徒然草にこんなのが。
 「閼伽棚に菊・紅葉など折り散らしたる、さすがに、住む人のあればなるべし。かくてもあられけるよとあはれに見るほどに、かなたの庭に、大きなる柑子の木の、枝もたわゝになりたるが、まはりをきびしく囲ひたりしこそ、少しことさめて、この木なからましかばと覚えしか。」
 「菊・紅葉など折り散らしたる」らしい同じ住人が、蜜柑の実を取られまいと厳重な柵をつくる。

 暑い日の風鈴の音は涼を呼ぶけど、秋も深まると寒々しいから何とかしろ、と。
 ・・・・・自虐が過ぎる、か。
 
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蒸し鶏、焼き鳥

2023年08月27日 | 日々の暮らし
 8月5日(土)

 昨晩は缶ビール一本にハイボール一杯だけだったからか、夕食後この日記もつけているし、今朝も当然ながら酒は全く残ってない。
 今朝はそれでも寝坊して、起きたのはやっと5時前。
 5時25分に散歩に出て、5時55分に帰宅する。

 今朝も暑くなるということだが、まあやっぱり家に居るより出た方が、と思っては、いた。

 二階の室温はグングン上がっていくようで、吹き込む風も涼しさを運んでいる様子ではない。それどころか風が吹き込むたびに室温が上がっているような気さえする。
 隣家の白壁と自分の家の屋根からの照り返し(部分二階建てなので居室の下は一階の屋根)のせいで、日が昇ってから日が沈む寸前まで東の窓を開けられない。
 それどころか雨戸も締めなきゃ硝子戸を通して陽射しが熱気と共に浸入する。日が沈む寸前になって、灼けた鋼板の雨戸を開ける。

 それまでは蒸し鶏になる気分。
 開けていたら焼き鳥になるかもしれない。

 そういうわけで、取り敢えずは一階に避難。少しでも風が吹き始めたり雲が見えるようになればとにかく出よう、とは思っていたものの、様子を見ているうちに日が傾き始め、腹も減った。

 4時過ぎ。ざるラーメン二人前を夕食にする。
 そこから「日が暮れるまでにはまだ時間があるし」、と5時前になってやっとカブで出掛けた。

 と言っても酒は昨日飲んだわけだし。
 今日の目的はカブの給油と・・・・。それだけ。

 いつものガソリンスタンドに行くと、レギュラーガソリンが1リットル169円になっていた。この間まで164円だった?数か月前は153円。
 近所の店は先日から174円だったような。
 値下がりしない理由も分かるけれど、現実問題、数年前には100円を切っていたこともあったんだよなということばかり思い出してしまう。
 規模は小さいけど「ああ、昔は良かったな」みたいな。

 「明治は遠くなりにけり」。中村草田男、31歳の時の句。
 あんまり関係ない、か。

  

 

 
 
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