CubとSRと

ただの日記

わっしょいわっしょい

2018年10月31日 | 日々の暮らし
 「♪わたしのとなりの小父さんは ♪神田の生まれでちゃきちゃき江戸っ子お祭り騒ぎが大好きで~ ♪捻じり鉢巻きそろいの浴衣~♪ 雨が降ろうが槍が降ろうが~~」
 
 この小父さん、お祭りの最中に自宅が火事に遭ってしまうけど、頭に血が上っている最中だ、「そんなこたぁどーでもいい」とばかりに「わっしょいわっしょい」・・・。
 で、祭りが済んで焼け跡にたたずみ、茫然自失・・・・。
 大の大人が
 「トリック、オア、トリート」
 で大騒ぎしている日本人。みんな彼の子孫だ。
 「軽トラ、引っ繰り返して大騒ぎ」
 、ってのも、そのきっかけは軽トラの持ち主が
 「おう!乗れ、乗れ!」
 と声を掛けたから荷台に乗って、ニコニコして記念撮影をしてただけだよね?最初は。
 それがエスカレートして声を掛けられてない者まで上がりだして、そこで跳ね出して運転席の屋根にまで上って跳ねて、屋根ベコベコ。
 日本の子供って、うれしいとその場で跳ねるでしょ?
 大人はうれしいと何でも持ち上げようとする(?)。お神輿だって持ち上げて放り投げたりする。
 軽トラを、お神輿みたいに持ち上げて引っ繰り返して「やったぁ~~!ばんざ~い」って。
 海保の巡視船にぶつけて来たのとは中身が違う。軽トラ、放り投げるのはガキだけど、巡視船に体当たりするのは心が濁っている。
 初めは持ち主が焚きつけたことだ。それがエスカレートして制御できなくなった。
 勿論、やり過ぎ。
 だから頬かむりなんかしないで、「申し訳なかった」といくらか包んで新聞社にでも連絡を取れば、新聞社がすぐに美談にするだろうよ。ズルいようだけど。
 何しろ、「私のとなりの小父さんは・・・」の国だもの。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日はSR

2018年10月30日 | バイク 車 ツーリング
 エンジンが冷えているとチョークレバーを引く。
 そうやって、混合気を濃くして取り敢えずエンジンをかける。
 エンジンがかかったら、とにかく円滑にまわりゃ良いんだから、ぎりぎりの薄い混合気にするため、チョークレバーを戻す。
 
 SRの場合はキャブレターの端にある。レバーじゃなくて押しボタンのような形をしているから、チョーク「レバー」とは言えない。
 だから「チョークノブ」と言うらしい。この押し釦みたいなのに指を二本引っ掛けて、引く。
 夜中に乗ってなかったら、朝、エンジンは冷えている。
 そうなると必ず「チョークノブ」を引かなければエンジンはかからない。
 セルモーターが付いていれば、「スイッチを押して掛からなければチョークを」となるが、セルモーターなし、キックペダルのみ、それも単気筒、というSRの場合は、イチかバチか、でチョークノブを引かず、エンジンを掛けてみる、よりも「チョークを引かなければエンジンは掛からないもの」、くらいに思って必ずチョークノブを引く方がいい。
 一発で上手く掛からなければ、二度三度とキックペダルを踏む。
 カブの何倍もの馬力を発生させるエンジンだから、相応に強く踏む。上手くいかなきゃ冬だって大汗かいて繰り返さなきゃならない。
 いつの頃からだろう、そのチョークノブが、引っ張っても何かの拍子で勝手に戻ってしまうようになった。
 そうこうするうちに、エンジンを掛けようと引っ張る、指を放すと拍子も何もない、勝手に戻る、なんてことが起きる。
 これじゃエンジンが掛からない。
 で、そのボタンみたいになっているノブを押したり引いたり回したり、と色々やってみて、とにかく勝手に戻らない場所を探してようやくキック、なんてのが当たり前になっていた。
 きっとそれが悪かったんだろう。
 状況が好転するわけはない。自然治癒能力なんて持ってないんだから。ここら辺は人間とは違う。
 「チョークのボタンが勝手に戻ってしまって」
 「あ~、留めのところがすり減ったんですね~」
 「交換するしかないですか」
 「良くなることはないから」
 「もうちょっと、騙しだましで乗ってみます」
 こんなやり取りをしたのは何年も前だったと思う。
 だから、容態は悪化の一途を辿っているのだけれど、その足はとても遅い、ということだ。
 持ち主と一緒で、順調にゆっくりとボケてきている。
 でも、自然治癒力はない分、人間と違って部品を交換すれば元通り、となる。
 カブに対する姿勢の反省から、当然SRにも「同じくもっと大事にしなきゃ」という気持ちが湧いてきている。
 我ながら「なかなか殊勝である」とほめてやろうと思う。
 カブのエアクリーナーを交換してもらってから一夜明け、今度はSRのチョークノブの交換。
 昼過ぎに預け、4時前に受け取りに行った。
 何しろ、このチョークノブ、タンクの真下、キャブレターの後ろ側、奥の方に在ってねじ込み式であるとはいえ、指が辛うじて入るくらいの隙間しかないから、それを捉えて外そうにも工具そのものが入らない。それを無理して入れようとしても、このノブが盾のようになって邪魔をする。
 そうなると、タンクを外して上からキャブレターとの隙間を探して・・・となるのだけど、これまた隙間がほとんどない。
 「こんな風になって、引っ掛からなくなってました」
 「プラスチックのところが負けるんですね」
 「両方ですね」
 中心になる金属棒に二箇所、竹の節みたいになっているところがある。そこが擦れて磨き上げられたようになっている。おそらく、プラスチックの方もそうなっているだろうということだった。
 結局、タンクを外し、何とか工具を差し込んで回し取ったらしい。プラスチックの、ナットの形に成型されていた部分にはかなり強く工具で掴んだらしい深い爪跡が残っていた。
 帰り掛け、エンジンを掛けようとしたが掛からない。チョークを引くのを忘れていた。
 引いてみると、カチッと留まる。久しくなかった感触だ。

 翌朝、改めて見ると、ホントにめんどくさいところにある。
 やはり、一番の問題は「チョークノブの止まりがわるいから」と、その都度、何度もノブを回していたこと。
 そのせいで中に入っているバネが「節」のような部分を少しずつ擦って行ったんだ。
 要らんことをせず、「引き出す、押し込む」だけでいたら、もう二、三万キロは問題なく使えていたことだろう。
 でも、同時に、少なくとも、今度は同じ失敗はしないだろう、とも思う。
 ただ後悔しているだけじゃ仕方がない。
 



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日はピクニック

2018年10月29日 | バイク 車 ツーリング
 8月9月の、毎週のような台風の襲来。
 加えてあまり経験したことのない何日も続く豪雨。
 10月に入ってからも何だか雨が続いていたような気がするけど、それは気のせいか。
 
 「暑い!!いつまで続くんだ、この暑さは!」と思っていたら、いきなり秋になった。
 特に、この一週間ほどは「これまでの異常さは本当のことだったんだろうか」、と疑いたくなるくらいに当たり前の「秋」。
 今日はSRのことを、と思ってたんだけど、そんなわけで昨晩急に思い立った。
 「今日は久しぶりのピクニックツーリング」だ!
 いやまあ、早い話がいつもの弁当持ち日帰りショートツーリング。
 ただ目的地に行って弁当食べて帰って来るだけ。
 それでなのか、今朝は4時半頃には起きてしまった。いくら何でも準備をするには早過ぎる。
 基準は目的地について弁当を食べる時間なんだから、出発はその二時間くらい前。
 となると、十時に出れば十分。
 それなら、と、今月やっと三度目の散歩に出る。40分ほどで帰り、その勢いで弁当作り。
 「ベーコン焼いて、卵焼きは面倒だから炒り卵、イワシの甘露煮とラッキョウを」
 「え~と。おにぎり用のふりかけで混ぜご飯、っと」
 高血圧対策に「柿の葉茶」をポットに入れ、いつもの「取り敢えず弁当」完成。
 9時。
 家を出て先日エアフィルターを換えてもらったばかりのカブを引っ張り出し、前かごに弁当を放り込んで出発。
 例によって、すぐ後悔。シャツを着て来るんだった。Tシャツにスウェットじゃ、首回りが寒い。
 でも、これまた例によって「時間が経てば暖かくなるだろう」という根拠のない観測で、「引き返そう」なんて全く思わない。
 ガレージのドアに、家の鍵を挿したまま出てきたんじゃないかと思いつく。
 「そうだ、間違いない」と確信して引き返す。引き返したら、鍵が所在なさそうに・・・。
 何度やったら気が済むのだろう。
 40分ほど無駄にした。泥棒に入られなかっただけでもよし、とする。
 朝、9時を回ってもダム湖に沿った日陰の道は涼しさを通り越して寒いくらいだけど、何しろ日曜日だ、バイクや車が湧いて来る。賑やかさだけでも寒さは和らぐ。
 風は少々冷たい。日射しはちょっと鋭いようだが、夏のような痛さはない。
 気温が下がったせいもあってか、カブがオーバーヒート気味になる様子はない。スロットルを目一杯開けていても、信号で止まると十秒も経たずエンジン回転が落ち着く。
 「時間が経てば暖かくなるだろう」という根拠のない観測は外れたようでもあり、当たったようでもあり。
 何しろ、瀬戸内の秋晴れ。日に当たりさえすれば大概のことは解決する。
 南下しているから、首回りは日射しで熱い。
 
 逆光の海に浮かぶ明石大橋と淡路島を見ながら、この日記を書く。
 何も変わったことはないが、ちょっと冷たい風の中で、思った以上に強い海岸の陽をあびながら、こうやって日記を書いてみる、というのもなかなかいいものだ。
 さて、ここまで書いた。
 ちょっと早いけど、昼食を摂って帰ろう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

居直ってみる

2018年10月28日 | バイク 車 ツーリング
 ・・・・ということで、翌日。
 今度はめでたくエアフィルター交換完了。
 やっている内容も作業手順も昨日と同じ。当たり前だけど。
 違うのは、今日は間違いなく交換完了したということ。当たり前だけど。
 昨日はかなり力の要るフィルター外しだったみたいだけど、同じフィルターだ、今度はさほど力を入れた風もなく、外れる。
 やはり20年余りの使用で、オイルや塵と結託して外れるのを拒んでいた、らしい。固着していたのだろう。
 ケースを外してフィルターを取り換え、再びケースをカブに取り付け終えるまで5分少々だったろうか。もっと短かったかもしれない。
 
 「エンジンオイルの交換に比べて、劇的な変化はない」ということを聞いていたけれど、前に書いた通り、僅かではあっても何かが変わる筈だ。要は見る者の「目」、だ。この場合は、聴覚とか触覚も入る。排気音やそれに伴うバイク全体の振動で伝わってくるもの。
 ということは、エアフィルターを交換してもらっても、まあ、探求心をほとんど持たない元通勤ライダーに、何か分かることなど殆んどない(又は全くない)だろうということ。
 あったとしても「それは気のせい」と一笑に付される程度のものか、思い違いか。 
 
 けど、最近居直ってるから。
 それがこの日記を書き始めた理由なんだから。
 「メカ音痴の元通勤ライダーの書く日記」ってのは、ありそうで、ない。
 そんなもの、何の発見もないだろうから、読む意味がない。
 そう思っていたけど、そんな通勤ライダーと、趣味、或いは生き甲斐にして休日だけ全力で乗ってるライダーと、単純に人数を比べてみればどっちが多いか。言うまでもない。
 こちとらサイレントマジョリティーだ。「声なき多数」が社会を形成しているんだ。
 けど、当人達は「多数派なんだ」という自覚がなく、いつも大人しくしている。
 別に「騒ぐべきだ」と言ってるんじゃない、ノイジーマイノリティーの好き勝手を許すな、と・・・あれ??
 通勤ライダーだってライダー。そして大多数。
 元に戻って。
 「それは気のせい」までは良いけれど、「一笑に付」されることで畏れ入る、ことはない。同じ「ライダー」だ。
 「そうかなぁ~。気のせいかなぁ」と釈然としない気持ちを持ってもいいと思う。
 「で、カブはどうなった」?
 別に吹け上がりが良くなったということはない。ただ、更に滑らかに回るようになった「気がする」。
 排気音が軽くなったとか反応が良くなったとか、ではない。
 けど「これ、以前と違う」と思ったのは、信号待ちの時。
 停止するまで高回転だったエンジンが、スロットルを戻すことで回転を下げる。
 当たり前のことだけど、エンジンが熱を持つと回転が下がらなくなる。
 信号で停止して、1速に入れてもオーバーヒート状態だと回転があまり落ちないで、「子熊」の名前通り、威勢よく唸っている。ニュートラルにしようものなら唸るより喚いている感じになる。
 30~40秒くらい経てば唸り声も小さくなるのだが、その時にはもう信号が変わる時期。
 そんな時に1速に踏み入れると、言うことを聞かない犬の散歩で、無駄に飛び出そうとする。
 それが、どうしたことか急に影を潜めた。低回転に落ち着くまでの時間が短くなった。1速に入れても、「能くしつけられた賢い番犬」状態。
 ・・・・そんな気がする。
 やっぱり「気のせい」?まだ分からない。
 でも、もう2、3度乗ってみれば、「気のせい」かどうか、きっとメカ音痴の元通勤ライダーにだって、「分かる」。
 (・・と思う。)

 で、今度はSRなんだけど。
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

素人療法

2018年10月27日 | バイク 車 ツーリング
 翌日、早速行ってみた。
 
 すぐに交換の作業が始まる。
 エアクリーナーのケースはボルト4本で留めてある。下からネジを緩めたら、簡単に外れる。
 普通はカブ独特の「レッグガード」があるので、少々手狭だけど、素人にもできそうに見える。 
 けど、今乗っているカブは、「カッコが悪いから」とレッグガードを着けてない。
 ということは、素人どころか、「ど」素人でも簡単にできる、ということになる。
 ・・・のだけれど、そうそう甘いもんでもないようだ。
 4本のネジから取り掛かるかと思いきや、キャブレターと繋がる部分を金属ベルト(箍になっている)で留めてあるのだけど、そのネジをまず外す。
 何で?ケース内のエアフィルターを置き換えるだけじゃないのか??
 見ていて、その理由がやっと分かる。
 エアクリーナーの本体を引き抜いて、新しいのをセットするだけなんだが、こいつがなかなか抜けない。年月が経っているからだろう、相当に力を入れて、やっと抜けた。
 この時の力の入れ具合を見ていると、ケースがキャブレターにつながったままで、蓋だけ取って、というのは結構困難な作業なんだ、と分かる。
 ど素人は言うまでもなく、素人だって初めてならば悪戦苦闘するだろう。下手するとケースを壊したりするかもしれない。
 ここまでで、素人がいきなりやったら取り返しがつかなくなる部分がいくつもあった。
 そこまで絶望的な状態にならずとも、徒に金がかかってしまうことになる。力んだ結果怪我をしたり、と言うこともあるだろう。
 いずれ自分でやるにしても、先ずは複数回、説明を聞き、見学する必要がある。

 「生活習慣病」ってのは、とにかく治療の前段階、カウンセリングが大事だ。
 いや、カウンセリングは既に治療だ、と言った方が良いか。
 納得して「意識を変えること」。


 さて。
 かなり力を入れて乾式フィルターを外す。あとは新品を着けるだけ。
 となったところで。
 「あれ?あらぁ~。これ、違うわ!」
 セットする部分の形状が違っていて入らない。
 元のフィルターは薄い円柱型なのに、新品の方は円の上下を切ったような長円形になっている。規格が違ったらしい。で、また明日、となってしまった。
 まあ、いいけどね。もう一度見学できるんだし。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする