CubとSRと

ただの日記

あ~~っ、もうっ!

2019年05月31日 | バイク 車 ツーリング
 あと十五分で金曜日になる木曜日の夜中。出発して田舎に帰る。
 金曜日は一日、田舎にいて、翌、土曜日の朝4時前。田舎を出発。
 午前10時半、帰宅。
 一泊二日のツーリング終了。
 で、翌、日曜日は安息日(体調の様子を見る日)。
 月曜日はカブで買い物に。
 ・・・・、というつもりだったが出るのが遅くなり、エンジン掛けようとしたら、様子がおかしい。
 軽い気持ちでアイドリングスクリューやらエアスクリューを弄ったら全く動かなくなり、辺りは段々に薄暗くなる。調整は翌日に延期。
 翌、火曜日は雨だった。出られない。
 更に延期して水曜の朝。
 万全を期して調整に取り掛かる。予想外の短時間で調整が終わる。
 試運転に三宮までパンを買いに行ったり、ついでにコーヒーを飲んだり。
 概ね満足のいく結果だった。アイドリングを少し下げ、弄るのはここまで、にする。
 金曜、土曜で800キロ弱、走行。
 中国道でなく山陽道を通ったからだろう、いつもほどには虫の死骸は付着してなかった。中国道ばかり通っていた時は、必ずと言っていいほどSA毎に入り、ヘルメットのシールドを洗っていた。クルマで行き来するようになってからはフロントガラス。
 山陽道はおそらくその頃に比べ、四分の一程度の汚れ。
 とは言え、汚れたままで5日間もほったらかしだったから、何とか理由をつけて木曜には外出し、帰りに洗車しようと計画した。
 木曜日は暑かった。
 一日遅らして金曜にすればよかったかな、と思ったけれど、一旦出てしまえば戻る方が無駄。とにかく用事を済ませ、洗車をして木曜が終わる。
 
 そして今日。SRでうろつくつもりだった。
 明日、6月1日はSRを車検に出さねばならない。数日間触れない。
 その前に乗っておきたい。
 なのに。ああ、それなのに。
 昨日の天気予報では「今日は昼から雨が降るかも」。
 じゃあ、午前中に乗れば良い。全く問題ない。
 
 今朝、ウェザーニュースを見ると、6、7時には降る、と、傘マーク。
 12時前にも降る、とある。
 これは、アウトかも、と思っていたが、6時も7時も降らなかった。
 けど、12時前から降るなら、やっぱり出られない。
 ・・・・12時前が1時になっても降らなかった。
 「何だこれは。降るどころか西の空は明るくなってきてるじゃないか!」
 そう思って外を見たら、路面が濡れていた。
 自分勝手な都合をあざ笑うかのように
 「降るんかい、降らんのかい、降るんかい、降らんのかい、やっぱり降るんか~~い!」
 う~~~ん、イラつく。

 あ、明日は晴れか。
 だったら、バイク店が開く昼前に行けばいいだけか!
 なぁ~~んだ。




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段取り八分(後)

2019年05月30日 | バイク 車 ツーリング
 「段取りが大事」、なんて言ってその中身は、というと
 ①近所の迷惑にならない時間に、
 ②明るい場所で、
 ③汚れても構わない服装で、
 ④老眼鏡を用意して、
 ⑤手順通りに。
 ・・・・これのどこが「段取り」なんだ!?
 と言われそうだけど、本人は真面目に、真剣にそう思っている。
 何故なら、一昨日、これらをいい加減にして取り掛かり、結局、時間切れ、敗退となったのだから。
 (夕方、5時を回って、出掛ける用意をしたまま、勘で分かるだろうと手探りで「取り敢えず」始めた。これでうまくいく、ってのは何度もそういう経験をしてきて目をつぶっていてもできるくらいに慣れた者だけだろう。)

 9時前、ガレージに行き、カブを日当たりの良い階段下に突っ込む。
 まず、エアスクリュー。規定値に戻すため、右回し。止まるところを見つけ、そこを基点として今度は左に一回転半と八分の一、回す。これが設定値(設定地?)。
 次に、先日緩め過ぎたのではないかと思っていたアイドルスクリューを、これも右回し。
 大体こんな感じだったかな、と思いながら、とにかくキック。回りそうで回らない。
 でも、何だか一昨日より希望の持てる音がする。
 
 念のために燃料コックをリザーブに切り替える。数回踏むが、踏むたびに希望の音が遠くなる。
 「もしかして?」
 チョークレバーを元に戻し、キック。スロットルを少し遅れ気味に回したら、嘘みたいに呆気なく掛かった。
 ここまで数分。
 やれやれ、だ。やっぱりいい加減なことをしちゃいけない。
 「同じ人間。時間はかかったって出来ない筈はない」
 だからこそ、身も心も、片手間ではなくちゃんと準備をしなければ、できる筈がない。
 
 さて、第二段階。何とか掛かったエンジンが、或る程度暖まってくるとアイドリングが高めで安定する。
 今度はスクリューを緩め、アイドリングを通常の聞きなれた回転音になるまで落とす。
 ・・・・・OK。
 次は第三段階。ここが一番の問題。通常回転で安定したところで、スロットルを回す。エンジンの回転が上がる。
 二、三回煽ると回転が上がったまま狂ったように回る。これが問題で、以前バイク店でほんの十数秒でちょいちょいと調整されたところ。エアスクリュー。
 このエアスクリューというものの存在も知らず、三十数年乗っていたわけだ。
 こいつを締めれば回転は落ちる。けど、今度は回転を上げようとスロットルを回せば、霧状のガソリンが濃くなりすぎて不完全燃焼を起こす。ノッキング(息継ぎ)を起こし、回転が上がらなくなる。
 高回転になっているのを、なだめるようにスクリューを右に回し、締める。
 手綱を引いて「そんなに焦らずとも良いぞ。どうどう」と言い聞かせる気分。
 ちゃんと回転が落ちて、安定するが、やや不自然な安定で、スロットルを急に開けると息継ぎをするだろうと予想できる。
 今度は、また手綱を緩めるようにスクリューを緩める。緩めて、またスロットルを回し、煽ってみる。
 さっきよりも低いが、落ち着かない高回転。
 またちょっと締め、ちょっと緩め、を繰り返す。数回繰り返すうちに、スロットルを回してあがった回転が、スロットルを戻すと瞬間に元のところまで落ちるようになる。
 時間にして、今日は十分もかかっていないだろう。
 一昨日はいい加減に始めて、おそらくは一時間以上格闘して敗退した。
 しかし、上手くいった、と 手放しで喜べないことが。
 もしかして、もしかして、一昨日エンジンが掛からなかったのは、ガソリンがなかったから、とちゃうか?
 今日は念のために、と初めからリザーブにして取り掛かったんだから。

 けど、まあいいか。仮にそうだったとしても、今回初めてキャブレター調整というものを自分でやった、という事実は消えない。そして、その手ごたえは大きいんだから。



 
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段取り八分(前)

2019年05月29日 | バイク 車 ツーリング
 なんでこんな日記を書いてるか、っていうと、今日の雨でやらねばならないことができなかったから。
 やらねばならないこと。それは明日に書こう。
 ・・・・・・・・・・・・・
 ・・・・と勿体ぶって引っ張ったけど。
 実はカブのキャブレター調整。
 カブに乗り始めてから二十数年経つのに、一度もやったことがなかった。
 去年の今頃、淡路島一周ツーリングに出掛けた。信号待ちの時、えらくアイドリングが高くなり、でも、オーバーヒート気味だったから、と特に問題にしないで以降も普通に乗っていた。
 それが段々気になるようになり、遂に部品交換が必要かも、となる。
 数日後、ちょうどバイク店の前を通りがかった時にその症状が出ていたため、見てもらったら、長~いドライバーを持って来てちょいちょいとネジをいじる。 
 と、一遍にアイドリングが落ち着いた。
 カブ以外のバイクは、アイドリングスクリューは手で回せるものばかりだったため、何度かいじったことはある。
 が、カブはプラスかマイナスのドライバーが必要だったため、触ろうという気はなかったし、いじらねばならない不都合を感じたこと自体、全くなかった。
 (勿論、所有年数のわりに乗ることがほとんどなかったから、ということもある)
 それがここに来ての不調。
 その頃(一年前)、アイドリングを下げるために二、三度いじったけれど大した変化はなかった。
 なのにちょいちょい、で激変した。何が、と思ったらエアスクリューの調整をした、と言われた。そばで見ていたから「そんなものどこにあるんだ?」とは思わなかったけど、まるで隠れ身の術みたいに陰にあって、ネジの頭が見えにくくなっている。
 ジェットノズル、と言われるらしいニードルみたいなのが管の中でガソリン吸入の邪魔をする。
 それで乱気流が起こり、ガソリンが霧状になる。
 そいつがシリンダーに吸い込まれて爆発して・・・。
 、ということ。
 ニードルの位置を上げ下げするのがエアスクリュー。大きく邪魔をすれば霧が薄くなり、ちょっと邪魔をすれば霧が濃くなる。
 薄ければ爆発しにくくなるけど、その分高回転になっても熱を持ちにくい。
 濃ければ爆発しやすくなるけど、高回転になると爆発が追い付かなくなり、不完全燃焼を起こし、ノッキングなどの不都合が出る。こうなると速度は出ない。
 ということで、季節や温度、湿度によってエア調整をすることが必要だ、とやっと実感した。何という怠け者。だって通勤ライダーだもの。
 ‥‥なんて言い訳はできない。今は通勤ライダーじゃないんだから。
 それで一昨日、買い物に行こうとカブを出したら、また調子がおかしい。湿気のせいだろう。
 エアスクリューもアイドルスクリューもいじり倒した。
 結果、ますます具合が悪くなり、そうこうするうちに薄暗くなり始めた。
 もうだめだ、今日の買い物は諦めるしかない。明日、だな。
 「明日、雨の降らない午前中にゼロからやり直すしかないな」
 翌朝(昨日)。
 「昼から」と言われていた雨は朝から降り始め、結局一日続く。
 ということは、今日やるしかない。

 今日は日が暮れたから敗退、なんてことはあってはならない。
 段取りさえしっかりやっていれば、同じ人間、十数秒でちょいちょいとはできなくとも数十分以内でできる筈だ。
 段取りは、
 ①近所の迷惑にならない時間に、②明るい場所で、③汚れても構わない服装で④老眼鏡を用意して⑤手順通りに行う。
 これだけ。
 (続く)


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足止め?いや足踏みだ!・・・ということにする。

2019年05月28日 | 日々の暮らし
 日付が変わる十五分前、午後11時45分、田舎に向けて出発。朝、帰り着く。
 で、
 今度は日付が変わって午前3時40分、田舎を出発し、こちらに午前10時半、帰り着く。
 何しろ60半ばを過ぎると、色々な意味でこれまでの経験が役立たなくなる。計算もできなくなる。ボケて来たからじゃなくて(まあ、それもあるけど)、予定が立てられなくなると言った方が良いか。
 早い話が、頭も体もポンコツになってきているから、無理が効かなくなる。膝ほどの高さのものも飛び越せなくなる。
 それも「或る日突然」、ならまだいい。同じ日なのに「或る時突然」、なんてことが起こってくる。
 「痛くて動かせなくなる」より、「激痛で(力が入れられなくなって)硬直してしまう」。
 若い時は一瞬痛みが走って転倒しても、次の瞬間には他の筋肉に力を配分して怪我を最小限にとどめようとするが、歳を取ると痛みが走った後、力の配分以前に他の筋肉は力を発揮できないから鉄筋を入れないブロック塀のような倒れ方をする。
 だから「ちょっと転んだだけ」でも大怪我が避けられない、といったことになる。
 恥ずかしいことに、この歳になるまでそういう仕組みになっているんだということが分からなかった。
 さあ、こうなると周囲の人間はどうするだろう。
 とにかく一番近しい人は、
 「怪我だけはしてほしくない」と思う。
 「寝付くようなことにはなって欲しくない」と思う。
 だからと言って
 「早くお迎えが来てほしい」
 なんてことも思ってない(だろう、と思う)。
 結果、できるだけ「転ばぬ先の杖」というのを用意する。
 手摺りを設置したり、家の前にはスロープを作ったり。
 一番大きいのはクルマの免許返納。そして散歩は近所だけ、と限定し、一度でも躓いて膝をついたりすると外出禁止。
 足止めされると人間、一気に弱くなる。他の生き物だってそうなんだから。
 「む~か~し~ あひるゥは からだ~がぁ 大きくて~ う~みぃ~も 渡れぇば さかなぁ~も~た~べたよ~」って歌、大きかったアヒルは流れの激しい河を渡ることができず、ついに脚は弱り、身体は衰えてしまって今のアヒルになった・・・・。歌、だけどね。
 でも、人間だって同じで、足止めされているうちに身体も頭も弱る。
 受け身のままでいたら、進展は言うまでもなく、それどころか、現状の維持だって覚束なくなる。
 足止めされている現実があったって、自身がその場で意志を以て足踏みをする。それが何かを変える。
 形意拳の郭雲深は、手枷をされて投獄されている間中、工夫を重ね、崩拳の一技を生み出し、それを以て天下無敵と称された、そうだ。
 留まっているヒマも後ろ向きになっているヒマも、もうない。
 せめて足踏みのつもりでこの日記を書く。
 ん?なんでこんな日記を書いてるか、っていうと、今日の雨でやらねばならないことができなかったから。
 やらねばならないこと。それは明日に書こう。


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あんまり気分の良いものじゃないな

2019年05月27日 | バイク 車 ツーリング
 朝、3時半、帰途に就く。
 6時頃、福山SAで朝食。今度はラーメンに炒飯、ではなくて、パンにサラダ、スクランブルエッグ。
 何度か休憩してトイレに行ったりCDを入れ替えたりしながら、東進を続ける。
 荷物が増えたので、屋根を開けられない。
 まあ、自動車道で屋根を開ける、というのは考えようによっては危険過ぎる。
 何より昨日今日は夏が来たような日射しだったから、開けられないのは却って良かったのかもしれない。
 あの天気の中、開けて何時間も走れば、確実に体力を消耗する。
 何度目かの休憩の後、SAを出てしばらく走っていたら、けたたましい爆音とともに5、6台のバイクが追い抜いて行った。
 と言っても百十キロから百二十キロ程度ではなかったかと思う。さっきのSAに前後して入って来たバイクだろう。
 高速走行には向かない格好で、車種もバラバラ。グループのようには見えなかった。
 何となく、我先にと先陣争いをしているような走り方で、一団になって走っている、という雰囲気ではない。
 それから数分後。
 今度は後ろに女の子を乗せたのが一台、クルマの間を縫うようにヒラヒラと擦り抜けていった。
 いつもならバイクに抜かれる度に、「バイクで来ればよかった」と思うのだけれど、今回は全くそんな気にならなかった。むしろ追い抜いて行った二つのグループ(?)に嫌悪感を抱いたように思う。
 我ながら初めての感覚に、ちょっと驚いたが、
 「クルマにしか乗らない人はいつもそう思うんだろうな」
 と、何となし思い遣ることができた。
 嫌悪感を抱いたのは、一つには爆音。もう一つはその走り方。
 蝶のように「ヒラヒラ走っている」つもりなのは当人だけで、クルマから見れば「フラフラ走っている」ようにしか見えない。
 目の前をうろうろされるのは目障りだし、危険さえ感じる(転倒されたら轢いてしまう)から、バイクを追い越そうとする。追い越したら、視界が開けて一安心できるから、マイペースで走り出す。
 逆に、クルマに追い抜かれ、すぐ目の前に入られてゆっくり走り出されると、今度はバイクの方が大変なストレスを感じることになる。何しろ前方の視界を完全に塞がれてしまうのだ。

 一人で淡々と走っているバイク。数台が適切な間隔を取って、編隊を組んでいるように走っているバイク。
 乗車姿勢のきれいなバイク(ガニ股はいない)。追い抜くときに軽くハンドサインを出して、一気に抜き去り、しばらく先で定速に戻るバイク。
 追い抜いて、すぐにクルマの前を塞ぐように走行車線に戻ってくるバイクは、まず、いない。
 追い抜いて、すぐにバイクの前を塞ぐように走行車線に戻ってくるクルマは、たくさんいる。
 先ほどの数台のバイクは、おそらく単独、或いは二台程度のグループが、偶然一緒になり、ヒートアップしたんじゃないのかなと思う。

 他山の石、としなければ。60半ばだし。まだバイク、降りる気はないし。



 
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