10月25日(火)続き
で、今日はSRで出るつもりでいたのだが、既述の通り、朝食は9時前になる。それでも洗濯物を干して10時前。すぐ出れば良かったものを、睡魔に負けて12時頃まで転寝をしてしまう。
「どうしようかなあ。天気、思ったほど良くならないけど」
そんなことを思っているうち、1時を回ってしまった。
明日のブログの用意をしておこうか、と二階に上がる。
天気はますます怪しくなり、西の方は雨が降っているらしい。遠景の中に10センチくらいの太さに白い柱が見える。雨は相当強く降っているということか。
誰だったか、詩人が遠くに見える富士山の高さを「一センチの富士」と書いたような・・・。
はて、誰だったろう、と、ネットで見たら草野心平だった。一センチではなく「出臍のような五センチの富士」。遠目に見える富士山が五センチ。
当時、この詩を目にしたときは「小っさ!」と思ったけれど、腕を伸ばして指で眼前に作ってみる五センチって、結構大きい。
遠い景色の中で五センチの高さに聳える姿は、別に彼自身恥じているわけではなく堂々としているのだから、いつしか周りの景色はぼやけてしまって、こっちはすっかり惹き付けられてしまうんじゃないかな、と思う。
遠くに見えるやや斜めに傾いた白い柱は、よく見るとゆらゆらと揺れているようで、その向こうは景色がすっかりぼやけてしまっている。
気象協会の方は、いつの間にか小雨の予報になっているが、ウェザーニュースの方は晴れのマークが並んだままだ。
これだけ予報が違うのも珍しいけれど、普段は大体ウェザーニュースの方が当たっている。
が、今日は違った。気が付けば小雨。
隣家は二階に洗濯物を干したまま出掛けている。
「あ~、濡れるなぁ。けど、連絡のしようもないしなぁ」
、と思ってハタと気が付く。自分も洗濯物を干したままだった!
慌てて取り入れたが、すぐ雨は止んだ。
いつものことながら、雨降りの間の悪さに腹が立つ。
で、どうしよう。「もう一回干す?それとも、もうこのまま家の中で乾かす?」
などと思ってそのまま放っておいたら、いきなり今度は本格的に、それなりの強さの雨になった。出歩かなくてよかった。
明日は出歩こう。
血圧測定器のアダプター買いに行かなきゃ。単3電池の山をこれ以上大きくしてはいけない。