12月31日 午前零時25分
令和2年の、あっという間に年末、大晦日だ。
FMの「夜の停車駅」最終話を聞きながら、これを書いていた。
さっき、ふと思いついた。今晩から明日(正月元旦)~三日までは、神社は参拝客で大行列ができるだろう。それなら今から参拝に行っておこうじゃないか。
勿論、年を越す二年参りとか、零時になったら初詣に出掛けるということを知らないわけじゃないけど、度々書いているように初詣は氏神様はともかく、敢えて三が日に大行列作ってまで参拝するものではない。去年も一昨年も大渋滞におそれをなして、正月三が日に参拝することはなかった。ましてや「三密を避けるように云々」が叫ばれている今、だ。
風呂は帰ってから入る。そうすると2時半か3時頃になって、床に就くのは4時前後になる。起きるのは昼前後か。
そうすれば、あっという間に31日が終わるなぁ。
う~ん。それもどうだかなぁ~。何だかもったいないような気もする。
でも、考えてみれば、一年三百六十五日、同じく月は昇るし日は沈む。
日が沈んだら月も沈み、月が沈んだらまた日が上る。別に12月31日だけが特別なわけじゃない。毎日のように朝遅く起きて、毎日のようにあっという間に日没を迎えているじゃないか。
そうは思いながらも、「世の中は建前で成り立っているんだから。月末、それも12月31日は特別な意味を与えられている。夏越しの大祓より、世の中は大晦日を重視する」のは厳然たる事実。
もうすぐ午前一時。
珍しく雨戸を閉めて防寒対策をしたけど、さっき外を見たら、雪で真っ白だった。と言っても瀬戸内海に面しているから、六甲山上はともかく、この辺りは一、二センチ積もったかどうかという程度。
それでも「数年に一度の大寒波のため、年末年始は大荒れになる」との予報通り、急激に温度が下がっていて、窓は急に真っ白になる。
ただ、風は収まった。
1時を少し回って、出掛けた。
初詣の参拝客のための準備をすっかり終えた無人の神社に到着する。
手水を遣おうと手水舎をみると、ロープが張られていて「感染予防のため、手水を止めています」とあった。
どうしようかと迷ったけど、とにかく両手だけ水をかけ、参拝する。
凍り付いた雪を踏みながら帰宅。2時。
風呂に入って寝たのが4時。
そして、今、午後11時51分。
もうすぐ、新年。