6月22日(土)
ほぼ予定通り、8時過ぎに道の駅に着いた。
刃物研ぎをしてもらうためだ。
地域の清掃日を知らせる回覧板が回って来て、土・日(のいずれか。天候次第)がその予定の日と分かったのは一週間ほど前。
そこにはちゃんと清掃地域として家の裏道も入っていた。
分譲宅地の団地だから大方の家は幅の広い通りと細い裏道に挟まれた形で販売されている。当然ほとんどの家は広い通りの方に玄関を作り細い通り(ほとんど小路)の方に勝手口を作る。
細い道の方は人通りも少ない。何より開発された当初は生活臭のない寂しい道だ。
「裏道に何もないのは寂しい」と住民が植栽の許可を求めた。手入れが大変だから、となかなか許可が下りなかったそうだが要求は通った。そして月日が経ち・・・・。
住民は次々に入れ替わる。植栽は誰も手入れをしないところが出て来る(早い話、自分も含まれる)。
今回は文書に裏道の清掃も書かれてある。逃げられない。うちの土地じゃないけど。
庭の草刈りだけでも、年に二、三回。結構重労働。裏道の場合は枝切り等も入るから、結構どころかはるかに重労働。四半世紀、ほったらかしにしてきたのだ。それに草は刈っても、自分の土地ではないから木を切ることは出来ない。
小手調べに庭の草刈りをしてみた。鎌が本当に切れない。これは当日までに研いでもらうしかない。刃物研ぎは週に一回。土曜日の午前中だけ、道の駅でやっている。つまり、今日。
清掃時間までに「研いでもらって帰って来る」しかない。
先客は一人か二人。鎌の研ぎを依頼したのは一人だけ。
「20分くらいで」と言われた通り、見ているうちに終わった。
SRのところに戻ってみると、バイクで来たらしい人がいた。
Z900でやってきたという。
しばらく喋っていて帰る準備を終え、話しながらエンジンを掛けようとしたらかからない。
よそ見をしていい加減にやろうとすると、25年以上乗っていても掛からない。決してSRが拗ねているわけではない。
四、五回やって、やっとかかった。恥ずかしいのもさることながら、何だかいつも一度で掛かるSRに申し訳ないような・・・。