天燈茶房 TENDANCAFE

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セルビアと熊本駅、それぞれの今後

2008-06-26 | 時事
昨日、気になったニュースが2つ。

セルビアは親欧州、EU加盟の途へ。
セルビア:極右加えず新政権 社会党、親欧州派入り(毎日jp)

コソボ独立の混乱は相変らず収拾の目処が立たないけれど、セルビアは堅実な方向へと向かっている様子なので一安心。


写真:セルビアの首都ベオグラード市内、テラジエ広場

僕がヨーロッパで一番気に入っている街、白きベオグラードが、
旅で出会った友のいる国が、
今後も平穏でありますように。
(天燈茶房 TENDANCAFE 関連記事:コソボ独立 セルビアで反対集会参加者の一部が暴徒化、大使館襲撃…2008年02月23日、
 2007-2008 ユーゴスラヴィア三都物語 ~3 ベオグラード2008年01月20日、2007-2008 ユーゴスラヴィア三都物語 ~4 白い街の休日2008年01月24日)

地元紙熊本日日新聞社の「くまにち.コム」に掲載の記事によると、
建築家の安藤忠雄氏がデザインを担当するJR熊本駅の在来線駅舎の建て替え費用が当初想定されていた事業費の約5倍、実に約30億円に上る可能性があるとか。
蒲島郁夫熊本県知事は「夢のある熊本駅を実現したい」と意欲を見せているというが…

熊本県って財政再建団体となる可能性もある程の厳しい財政状況下にあるんだけど、本当にいいの?
それに、来年には東京行きブルートレイン「はやぶさ」も廃止されて長距離夜行列車が1本も発着しなくなる熊本駅に今更夢を求められてもなぁ。。。


写真:熊本電鉄の元東急5000系電車、通称「青がえる」

新建築に夢をみるより、故きを温めて新しきを知ってはどうだろう。
熊本のローカル私鉄、熊本電鉄をLRT(ライトレール:新型路面電車システム)化して熊本市電の路面電車と結節する構想を実現できれば、
鉄道再生によるエコロジー都市モデル構築という未来型の夢が現実のものとなる。
どちらがよいか…などと云う単純な問題でないのは分かっているんですけどね。
(天燈茶房 TENDANCAFE 関連記事:熊本名物、玄関先を通る電車2008年06月22日)