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ダマスカス・カイロ2009夏旅行 6、バスに乗ってエジプト考古学博物館へ

2009-08-26 | 旅行
写真:エジプト国立考古学博物館正面玄関
ダマスカス・カイロ2009夏旅行 5、カイロに到着からの続きです

今日は午後3時のシリア・ダマスカス行きの飛行機に乗るまで待ち時間があるので、バスに乗ってカイロ市内の考古学博物館を見に行きます。
空港のバスターミナルにいた人たちに聞きまくって、どうにか見つけた市内ダウンタウン行き356番バスに乗って、空港から市内までは1時間足らずで到着。運賃は2エジプトポンド。
考古学博物館はダウンタウンのバスターミナルのすぐ隣にあります。


考古学博物館は午前9時開館ですが、開館時間より1時間も早く着いてしまいました。
でも、既に玄関前庭には世界各国からの観光客が集まっています。



いよいよ午前9時、空港の手荷物検査並みの厳重なチェックを済ませてから入館。入場料は60エジプトポンド、物価の安いエジプトでは破格の高価なり。
先ずは考古学博物館の誇るエジプトの至宝、2階の奥にある“ツタンカーメンの部屋”へ一目散!
団体ツアー客が大挙してやって来る一足先に、「黄金のマスク」を独り占めしてじっくり鑑賞します。
(※考古学博物館内は撮影厳禁の為、残念ながら写真でご紹介できません。悪しからず!)

ツタンカーメン関連以外にも、考古学博物館内には幾多の古代エジプトの遺物がそれこそ「物置に詰め込まれたように」ぎっしり展示されています。
丁寧に見て回ると、恐らく数日はかかるであろう凄まじい展示数です。
古代エジプトが好きな人なら、それこそ此処に住みたくなるかも知れませんね。
でも、僕には午後3時に次の目的地ダマスカスへのフライトが控えているので余り時間がないし、警備に当たっているツーリストポリスや博物館職員が頼みもしないのに展示の説明を始めてしつこくバクシーシ(喜捨・いわゆるチップ)をねだってくるのに嫌気が差して、昼前には退散(ホント、エジプトの国の顔とも言うべき施設なんだから、職員教育はしっかりして欲しい…)。

再び356番バスに乗って、空港へと戻ります。


カイロのバスの車内はこんな雰囲気です。動画で体感してみて下さい。


バスはカイロ国際空港のターミナル1前のバスターミナルに発着しますが、僕の次のフライトがターミナル3からだと知った運転手から「ここで降りたほうが近い」と途中で降ろされてしまいました。
 
こんな場所で降ろされました。ここも確かに一応空港の敷地内ですが…


炎天下をしばらく歩いて、ようやくターミナル3が見えてきました。
「確かに3タミへの近道かも知れないけど、これなら終点の1タミまでバスで行ってターミナル間連絡バスに乗り換えた方が暑い中を歩かなくていいし楽だったかもな~」

もうすぐダマスカス行き便の搭乗手続き開始時刻です。

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 7、エジプト航空MS721便の機内食(エコノミー)に続きます

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 5、カイロに到着

2009-08-26 | 旅行
ダマスカス・カイロ2009夏旅行 4、エジプト航空MS963便の機内食(エコノミー)からの続きです

エジプト航空のカイロ行きMS963便の右舷側窓から見た空の上の景色です。

カスピ海上空を飛行中ですが、雲が多く地表は見えません。雲の向うに夕焼けが見えていますね。
夏の季節、日本からヨーロッパや中東方面へ飛ぶフライトは延々10時間近く夕陽を追いかけて飛び続けます。

MS963便は現地時間の午後10時頃、カイロ国際空港に到着しました。

沖止めで、一旦タラップを降りてバスに乗り換えます。
滑走路には砂漠の夜風が吹き抜けています。

2009年8月10日

カイロに到着した翌朝、カイロ空港ターミナル1の前にあるバスターミナルで市内ダウンタウン行き路線バスを探します。

エジプトの路線バスには、「時刻表」はありません!
いつ、どこのレーンに来るとも知れないバスを待つ乗客たちは、バスの運転席窓に表示された手書きアラビア文字の路線番号を睨んで車道をウロウロ…
バスはそんなのお構い無しにひっきりなしに発車していくので、気を抜くとバスに轢かれます!
これが、エジプトの日常の風景。慣れない外国人旅行者はとにかく疲れる…
市内行き「356番」のバスはどこだ~!?
でも、困ったらそこら辺にいる人に聞くと大抵、親切にバスの乗り方を教えてくれます。
人と人が自然に助け合うのもまたエジプト流。

ダマスカス・カイロ2009夏旅行 6、バスに乗ってエジプト考古学博物館へに続きます