今年はついに!実物大「はやぶさ2」(?)がお出迎え
←その2:パワースイングバイ!編からの続き
JR横浜線の淵野辺駅から、ド快晴の炎天下を歩くこと約20分。
やっと到着しました、夏の特別公開2012を開催中のJAXA宇宙科学研究所・相模原キャンパス!
…ですが、相模原キャンパス内には入らずに先ずは道路を挟んで隣の相模原市立博物館へ。
ここで2日間連続で行われる
JAXA×JAMSTEC連携協定締結記念トークイベント―海と宇宙の“深い”話―
の第一日目の回に最初に参加します!
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深海と生命(いのち)の研究者、高井研先生(写真左)と、
小惑星探査機「はやぶさ」のサンプラーホーンも手掛けた宇宙の研究者、矢野創先生(写真右)の、
熱くて深くて面白くて、楽しすぎるトークバトル!!
内容的にヤバ過ぎるので詳細は伏せておきますが(笑)、最後の質疑応答で
「土星の衛星エンケラドスからのサンプルリターンをするなら、ついでに土星の輪そのものもサンプルリターンしたら面白いのでは?」という僕の質問に
「それをすることについて、キミはどんな理由でそれを『面白くて意味がある』と思った?」
と高井先生から逆質問されたことだけは記しておきましょう。
いやー…高井研先生、容赦なくてアツくて、そしてメチャクチャおもろい、ホント魅力的な人だわ!!
トークイベント―海と宇宙の“深い”話―の後は、そのまま相模原市立博物館で開催中の企画展
「宇宙科学の先駆者たち~糸川英夫と小田稔~」を見ます。
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これは初めて見ました、
日本初の人工衛星「おおすみ」を打ち上げたL-4Sロケット5号機の予備機(6号機)に搭載されるはずだった、
姿勢制御装置の一部。
5号機が失敗しても、すぐに次のロケットを打つ気満々だったんですね。この荒っぽいまでの熱気というか迫力は、今では考えられません。
まさに人工衛星競争時代、凄い時代だったんだ。
相模原市立博物館の玄関で、お馴染みのこのお方とバッタリ遭遇。
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JAXAのイケメン天文学者こと、阪本成一先生。
大気球実験の気球フィルムサンプルを風になびかせて、爽やかな笑顔で颯爽と登場。
さて、JAXA相模原キャンパス特別公開2012の初日は結局、
相模原キャンパス内にはほとんど入ること無く終了してしまいました。
明日の2日目こそは、相模原キャンパスに潜入してじっくりと見て回ることにしましょう。
→その4:相模原例大祭、2日目!編に続く