宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

北海道の皆様、みやぎの野菜をお召し上がりください

2020年02月07日 10時34分07秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成


 令和2年1月23,24日札幌市場及び札幌地区店舗(エスタ店、イオン、コープさっぽろ、マックスバリュー)において「にこにこベリー」と宮城県特産野菜(ちぢみほうれんそう、ちぢみゆきな、曲がりねぎ、せり、春菊)の試食販売会が行われました。1月24日朝に行われた札幌市場の試食会では本格デビューした「にこにこベリー」の甘味・酸味、食感が特に好評で宮城のいちご主力2品種(もういっこ、とちおとめ)を超すような高評価が得られました。宮城特産野菜についても好評で特に「ちぢみほうれんそう」は北海道でも生産されており認知度が高く飛ぶように売れました。石巻で昨年より力を入れている「ちぢみゆきな」は、札幌の消費者の認知度が低く調理の仕方などを聞かれた際に適切に答えられない場面もありました。日頃、生産物を購入されるお客様と接する機会がなく、調理の仕方や野菜の特徴など質問され戸惑う場面もありましたが、最終的には食べていただくまでが普及指導員に必要な知識だな感じさせられました。

宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第2班
  TEL:0225-95-1435   FAX:0225-95-2999

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6次産業化・農商工連携推進のための研修会を開催しました

2020年01月29日 11時09分41秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 農業者による6次産業化や農商工連携の取組をスムーズに支援できるよう,管内の市町,JA等関係機関担当者を対象に研修会を開催しました。
 研修会では,地域資源による商品づくりを実践する株式会社ヤマウチの山内社長から講演をいただくとともに,宮城県6次産業化サポートセンターから支援活動の紹介をいただきました。
 山内社長の講演では,自社の製品は地元三陸産の原料を使用し,無添加,手造りにこだわり,原料は最も美味しい時期になる旬のものを使用していることや,商品は第一に自分が納得できるものをつくることなど売れる商品をつくり出すポイントについてお話しをいただきました。
 また,6次産業化サポートセンターからは,現地の支援活動事例や農業者の目標実現に向けた専門家による支援等の活動を紹介いただき,農業者の相談窓口となる担当者と支援機関との連携について理解を深めました。
 
<連絡先>
 宮城県気仙沼農業改良普及センター      先進技術班
 TEL:0226-25-8069    FAX:0226-22-1606


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「食育推進研修会」を開催しました

2019年12月06日 08時26分37秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 大崎地域農村生活研究グループ連絡協議会では,子供達の健やかな成長に寄与する食育の推進を図るとともに,女性農業者が健やかで生き生きとした生活実現の一助とするため,毎年「食育推進研修会」を開催しています。  今年度は,11月27日(水)に加美町小野田福祉センターで,国際薬膳食育師 特級師範の堀桃氏を講師に,薬膳について研修しました。  最初に,「いつもの食材が薬膳に!『冷え対策』で体ぽかぽか」と題して,薬膳の基本的な考え方,万病の元である冷えの対策,タイプ別の予防法や解消法についての講話がありました。  その後,5グループに分かれて調理実習を行い,①鮭と乾物のミルクスープ,②根菜とキノコのキーマカレー(黒ご飯で),③切り干し大根のバーニャカウダ(冬野菜で)と体を温める料理3品を作りました。  調理実習後,試食をしながら情報交換等を行い,交流を深めることができ,有意義な研修会となりました。

<連絡先>  宮城県大崎農業改良普及センター 地域農業班  TEL:0229-91-0726 ,0727   FAX:0229-23-0910

  


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GAPに取り組む経営体の現場力向上支援を行っています

2019年11月19日 17時15分08秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 GAP(Good Agricultural Practice:農業生産工程管理)とは,農業において,食品安全や環境保全,労働安全等を目的として生産工程を管理する取り組みのことです。GAPに取り組むことで,生産性や効率性,経営意識等の向上につながる効果が期待されますが,作業に従事する人が農場の方針や問題点を共有し,取り組みに積極的に参画することが重要です。
 (株)未来彩園は,大衡村でトマトの養液栽培を行なっている農業生産法人で,平成30年にASIAGAP認証を取得しました。創業以来,安全・安心でおいしいトマトの安定生産に取り組んできましたが,GAP認証取得を契機として,パート社員も含めた全社員が自発的に職場の問題に気づき,改善しようとする組織風土づくりのための活動を開始しました。普及センターでは,今年度より,(株)未来彩園の全社員の意識改革に向けた取り組みについて支援を行い,経営改善モデル経営体の育成を図っています。
 具体的な取組内容として,9〜10月にかけて3回,改善活動のためのワークショップを全社員で行いました。また,ワークショップ開催前の8月には,ワークショップを行う意義を理解し意識醸成を図るための研修会を行いました。
 ワークショップは,(公財)みやぎ産業振興機構と連携し,HS経営コンサルティング株式会社の本田氏を講師に招き開催されました。話し合いは,実際の作業班ごとに分かれて「自分たちの仕事の工程」をテーマに行いました。まず,普段の作業内容の棚卸をし,その中で自分たちができていることの確認と共有を行い,問題点については,原因と合わせて解決策を検討しました。さらに,班ごとに今後の目標やビジョンを検討,策定しました。最後に,これまでに話し合ったまとめと班ごとの目標を全体に向けて発表することで,改善に向けた意識統一が図られました。話し合いを重ねることで,話し合うことの必要性を感じるきっかけにつながったようです。
 普及センターでは,話し合いが定着し,改善提案ができる経営体を目指し,今後も引き続き支援していきます。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第二班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374
FAX:022-275-0296
E-mail:sdnokai@pref.miyagi.lg.jp


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(農)下名生ファームがパドロン試食会を開催しました

2019年09月11日 15時28分57秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 柴田町の農事組合法人下名生(しものみょう)ファームは,平成27年に土地利用型の農業法人として設立され,平成30年には味噌造りに取り組む加工組合の事業を継承して,土地利用型+6次産業に取り組む農業法人となりました。  
 本年度より組合では,スペイン野菜のパドロン(トウガラシの仲間)の栽培に取り組んでおり,8月26日に関係者を集めた試食会を開催しました。  
 当日は,柴田町内の創作料理店を会場にして,法人構成員の他,柴田町長,JAみやぎ仙南柴田事業本部長などの関係者に,パドロンを使ったピリッと辛い炒め物や揚げ物を味わってもらいました。
 町長からは,「新たな野菜栽培に取り組んでもらって感謝する。下名生ファームには,このパドロンを柴田町の特産品に育てられるように頑張ってもらいたい」と激励の言葉をいただき,法人構成員も大いにやる気になりました。
  パドロン生産の取組みは地元新聞にも掲載され,柴田町観光物産交流館「さくらの里」で販売しているパドロンは予想を超える販売数となっています。
※お問い合わせ先
・下名生ファーム直売所 0224-87-8118(金曜,土曜のみ)
・柴田町観光物産交流館さくらの里 0224-87-7101(月曜定休)
〈連絡先〉大河原農業改良普及センター      TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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栄養成分表示に向けキャリアアップ

2019年09月04日 10時47分39秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

  農産加工品を製造する女性起業者への支援として,第2回キャリアアップ講座を普及センターを会場として,令和元年8月27日と30日の二日間開催しました。

  今回の講座では,県保健所の栄養士2名が講師となり,加工食品に表示が必要な栄養成分の計算について個別相談形式をとり,二日間で16名の受講者がありました。

  受講者は,それぞれが製造する農産加工品のレシピを持参し,原材料の栄養成分表における分類や成分量の計算方法を講師に確認しながら,パソコンや電卓を駆使して栄養成分表示のラベルに必要な成分量を算出しました。

  栄養成分表示義務の猶予期間は令和2年3月末までとなっているため,受講者の皆さんも,より真剣に取り組む姿が見られました。

                                                  
   普及センターでは,今後も農産加工品の製造に取り組む女性農業者を支援していきます。 

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター  先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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くりはら物産市で栗原産ズッキーニをPRしました

2019年07月16日 11時25分50秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成



 令和元年7月9日(火),県庁1階ロビーで開催された「くりはら物産市」にJA新みやぎ栗っこズッキーニ部会が出展し,ズッキーニの展示即売を行いました。
 ズッキーニの販売と併せ,食べ方や産地の紹介を行いながら栗原産ズッキーニをPRしました。購入者からは,色つやのある外観が好評で,準備したズッキーニを完売しました。
 また,当日はズッキーニ生産者,JA職員と宮城県農政部長を訪問して販売額1億円を目指す栗原市のズッキーニ生産拡大への地域の取組について紹介し,激励をいただきました。
 普及センターでは,ズッキーニ産地の拡大に向け,生産者や関係機関と連携するとともに,産地PRによる消費拡大を図っていきます。

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 先進技術班
TEL:0228-22-9404   FAX:0228-22-6144


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(農)下名生ファームがパドロン生産の先進地視察を行いました

2019年07月12日 07時35分30秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 柴田町の農事組合法人下名生ファームは,土地利用型+農産加工に取り組む法人です。  

 本年度より,新たな品目としてスペイン原産のパドロン(スペインのししとう)の試験栽培200本に,5人の構成員が取り組んでいます。

 初めて栽培に取組むにあたり,追肥や防除などの栽培方法,収穫するタイミングなど分からない点が多いため,パドロン生産の先進地である岩手県遠野市の農家民宿「大森家」に視察を行いました。

  当日は下名生ファームの役員・従業員併せて15人,柴田町役場担当者及び普及センター担当者が参加し,播種時期,栽培方法,収穫時期及び加工や調理方法について貴重な情報を得ることができました。

  視察で得られた情報を生かしながら,パドロンを栽培・収穫し,その一部を農産加工品に活用する予定です。

記念の集合写真

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター      

TEL:0224-53-3431 FAX:0224-53-3138


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加工に取り組む女性農業者向けに第1回食品表示研修会を開催しました

2019年07月08日 16時35分53秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 来年四月1日に完全施行を迎える食品表示法に対応するため,管内の直売所に農産物加工品を出荷している女性農業者等を対象に,7月1日に第1回食品表示研修会を開催しました。

 当日は,農業者や関係機関の担当者など32名が研修会に参加し,石巻保健所職員を講師に,食品加工における基本的な衛生管理や一括表示,栄養成分表示や虚偽誇大広告について学びました。普及センター及びJAいしのまきからは,今後,必要になると見込まれる具体的な作業内容やスケジュールについて確認を行いました。 

 研修会は盛況に終わり,参加者からは,「栄養成分表示の省略について整理できた」,「次回の研修会にもぜひ参加したい」との声が寄せられるなど,有意義な研修会となりました。

 今後は,8月8日に第2回食品表示研修会の開催を予定しており,一括表示の作成実習を行います。

 普及センターでは,今後も女性農業者向け研修会を開催し,女性農業者の起業や交流,食育活動について支援していきます。

   <連絡先>  宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班   TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999

  


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チェックしてクリーンな手で農産加工に取り組みます

2019年06月24日 11時47分21秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

令和元年6月18日,第1回キャリアアップ講座を亘理町のJAみやぎ亘理本所会議室で開催し,農産加工品の製造販売を行っている女性起業者等22名が参加しました。

今回は二の講義が行われ,一つ目は「手洗いによる食中毒予防について」と題し,塩釜保健所岩沼支所で感染症予防を担当している職員を講師に,食中毒予防のポイントを学びました。手洗いの実習も行い,蛍光クリームを使った洗い残しのチェックには,参加者から「こんなふうになっているのか」といった声があがり,手洗い後のアルコール消毒についても,講師が示すやり方をマスターしようと真剣に取り組んでいました。

二つ目の講義は食品の「栄養成分表示」について,塩釜保健所の管理栄養士の資格を持つ職員から概要の説明を受けました。表示義務の猶予期間が今年度で終わるということもあって,今年8月に予定している個別の相談や演習についても,是非受けたいという意欲を示す参加者が多く,関心の高さが伺われました。

普及センターでは,今後も農産加工に取り組む女性農業者を支援していきます。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター  先進技術班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143

 


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