肝臓病と共に生きる人たちを応援します

肝臓友の会との関わりで成長した肝臓専門医のブログです。2017.2.12より新規開始しました。

北見市長 櫻田さんと会ってきました

2014年03月19日 | 肝炎救済に関連して
 
北見市長さんに会ってきました。市議の長南さんが調整をしてくれて、保健福祉部の方々と桜田市長さんが話を聞いてくれました。
北見肝炎友の会の大石さんと一緒に、肝がん検診の助成や周知、会場の協力など、様々な場面での協力が肝炎患者救済へつながることを訴えてきました。市長の方からは、一つ一つ課題を解決する中でこの課題もきっと解決につながると思って頑張りますと心強いことばをいただきました。いっぺんに進まなくても一つず解決して行く、そんな地道な実行力を感じた気がします。
助成の実現がなされればかなりの患者が救われることになります。この数年の肝炎対策がこれからの国民の命を度の対策よりも救うと言っても過言ではありません。是非、肝炎ウイルス検査の全国民での実施、肝がん対策をいろんな方法で支援し実現していってくれたらと思います。
お忙しい中、お話を聞いて頂き本当にありがとうございました。

写真は、身長差も是非写真で表現してくださいと市長さんの気さくさに笑顔がこぼれた一枚でした。
 
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原始人食が病気を治す 原始人ダイエット7 9ヶ月後半 お菓子編 2014.3.19

2014年03月19日 | 食事療法 ダイエット
 

原始人食を患者さんに勧めだして、3ヶ月、成功した方が5人ほど出てきました。うれしいですねえ。かくいう私は114kになってきて、9k減来月には113kになってるかなあ。
でも、やせてる人は太るようになってるかと思ったのですが、さらにやせてしまって体調が良くないという方もいたので、まだまだ、分からないところがあります。くれぐれも体調をみながら調整してくれたらと思います。
うまくいったかたで一番減っていたのは、前回も書いた徹底して頑張ったら1カ月で5kくらい減りましたって方がびっくりでした。うーん、抜かれそう。

外来で、やってみましたかあってきいて、無理です。とか、できないです。っていうかた結構います。どんなところって聞くと、ご飯食べちゃうとか甘い物がやめれなくてって、みんな真面目すぎるーって聞いています。2割の緩めるところ、真面目に守ろうとしてるから余計無理に感じちゃうのでしょうねえ。最初からできる人はもちろんそれでやって欲しいのですが、無理だって感じる人は、少しずつやって欲しいです。お菓子やめれないなら、お菓子をできるだけ、砂糖や小麦使ってないものに変えてみる、生チョコは意外と砂糖の量が少ないことに気づきました。おなかいっぱい食べたら大変かもしれませんが、食べたい物をうまく交換するのを追求してみるのも一つと思います。そうしていくうちに、トータルの割合がだんだんと変われば大成功ですから、最初から完璧を尽くそうとする真面目さは、偉いと言えるかもしれませんが、何十年とつづけてきた食生活ですから、ちょっと変えられるだけでもすごいことです。

あとココナツオイルがいいと書いてあるのですが、においのないココナツオイルでないと料理には使えないので、においのないのを使ってください。私も最初バージンオイルって言うのを買ったんですが、においして玉子焼きにしか使えないと。。。それで、においのないバージンオイルタイプを今は買って大丈夫そう。値段も高めなので、しょっちゅう買うのはしんどいかなあって思いつつ、最初は頑張ってみようと買ってみました。これなら安心してドレッシングにも炒め物にも使えるって、ちょっと余裕な気持がでてきます。あは。

本を読んだりして、どういった食品がおすすめかを知ることで、それをいかに今の食事と交換できるかそこが頭の見せ所です。是非いろいろ試してみましょう。

最近の自分は、お菓子が食べたくなったら生チョコでしのいでいます。あと、外食が続くと無性に鶏肉が食べたくなります。いかの刺身がすごく食べたくなったり、こどもたちにとられたりしてるけど、食べたい物がこれが食べたいって感じるのが多くなってきたかなあ。ただ、体重の減りはゆっくりな感じ。

主食を鶏の胸肉に切り替えれれば楽ちんですとはいっていますが、これもなかなかできる物ではないです。人によっては違う物の方が良かったりしますし、是非みなさんの工夫を共有していけたらと思います。うまくいく方法が、どんどん分かってくればいいかなあ。

もちろん、他の方法もたくさんありますから、これがあうと感じる方がやるようにしてください。健康になれると信じると、どの食事療法もいろんなパターン幅が広がって成功する気がします。

ソブリアード効かないかたもいます

2014年03月19日 | インターフェロン療法について
1月からソブリアード開始した患者さんで二人効かないかたがいました。
前治療で、ペガシス180、コペガス600でいったん陰性になるも再陽性化して、その後ペグイントロン100レベトール400では無効で足の違和感があるため中止、ペガシス90とコペガス400から開始して135と600間で造瘻してウイルス量が5.0まで下がっていた患者さんでした。そこで今回ウイルス量6.0からの出発で、ペガシス135 コペガス600でソブリアードを開始。2週間目には2.5まで下がったのですが4週目には3.3、4週目には6.1となっており、効果ないと判断しソブリアードは中止し、抗炎症目的でペグリバだけ継続の形としました。テラビックの使用を検討していきたいと思います。

もう1例は、ペガコペで無効で単独療法をしてもウイルス減らず、フェロンレベトールとしてちょっとウイルス減るも貧血強く中止、倦怠感などの副作用も強いため、ペグイントロン50、レベトール200から開始、ウイルス量は6.3からのスタートでしたが、1週目、2.5まで減ったのですが、2週目で3.3、4週目で5.5となり、倦怠感も強くなっていたため、3剤を中止としました。
次の治療に期待して頑張りましょうと話しています。