忘年会だなんてそんなこともあったなと、少し遠い目をしながらぼんやりと思い返していた。年末はいろんなことがありすぎて世間ってものが少々厄介になっていたものだ。
あの日あの時におまえは確かに俺の目の前に座っていた。席順としてそうなるのは仕方がなかったんだ。俺は少し照れながら、何かふたことみことをおまえに問いかけたはずだ。おまえはやはり少しはにかみながら俺に応えていたな。正直にここまで引っ張るとは思わなかった。
2年だ。
自分に言い聞かせておく。虜になってすでに2年だ。俺は代表だしおまえはうちの看板だ。もっとスムーズに一緒になれるものだと勘違いしていたよ。
どうする?
おまえは何度もチャンスをくれたな。繰り返しささやくように、ときに破裂せんばかりの表現を、こんな俺にあたえつづけてくれたね。おまえが悲しい背を俺に向けるのはもう3度になるな。いやになったかい、嫌いになったかい、疲れ切ってしまったかい。お互いにこんな状態はつらいよな、宙ぶらりんはつかれるよな。後戻りはできっこないし、さて次の手があるわけでもない。俺ははっきりとわかる、万事休すだ。
なぜって?
おまえはわかっているのだろう。
だから。
さようなら、いつまでも愛してる。
あの日あの時におまえは確かに俺の目の前に座っていた。席順としてそうなるのは仕方がなかったんだ。俺は少し照れながら、何かふたことみことをおまえに問いかけたはずだ。おまえはやはり少しはにかみながら俺に応えていたな。正直にここまで引っ張るとは思わなかった。
2年だ。
自分に言い聞かせておく。虜になってすでに2年だ。俺は代表だしおまえはうちの看板だ。もっとスムーズに一緒になれるものだと勘違いしていたよ。
どうする?
おまえは何度もチャンスをくれたな。繰り返しささやくように、ときに破裂せんばかりの表現を、こんな俺にあたえつづけてくれたね。おまえが悲しい背を俺に向けるのはもう3度になるな。いやになったかい、嫌いになったかい、疲れ切ってしまったかい。お互いにこんな状態はつらいよな、宙ぶらりんはつかれるよな。後戻りはできっこないし、さて次の手があるわけでもない。俺ははっきりとわかる、万事休すだ。
なぜって?
おまえはわかっているのだろう。
だから。
さようなら、いつまでも愛してる。