さてお盆につき墓参りに行っていた。今年はぼんやりする余裕のないスケジュールだったもので、二泊三日のちょっぱや小旅行に出かけた。結果としては、被災者にはまことに申し訳ないけれど、助かりました。以上備忘として。
「夏をあきらめて」という歌謡曲が昔にあったけれど、僕はサザンよりも研なおこの歌としての印象が強い。どっちが歌ってもまあ悲しい気持ちにさせてくれる。当時の露出の違いなんだろうけどね。
ではやばや拙宅に戻って何にもしないのも無駄に思われたので、ちと郭をぶらりとしてみた。最近ではお店によって仕付も徹底しているし、入るところさえ間違わなければ、涼しく充実した二時間を過ごすことができる。というか、こんなにあっつい日には涼しく遊ばないと体が参ってしまうだろう。
僕にはなじみのいえがないので、適当にひやかしをいれながら、身だしなみのきちんとした、機転のきくギュウを探してお店を決めることにしている。まあいっくら仕付がしっかりしていても、やつらの土地の不案内だけはどうしようもないようで、これは改善の余地が大有りだとは勝手に心配している。
しっかし大川を渡ってのから帰路中、この暑さの中で手をつないだり、最悪腕組歩きをしている若者が何組も目に付いた。いいからどっか金がないなら喫茶店にでも入って店員やほかの客に疎まれながらいちゃいちゃしていなさいよ。どうみても両人暑さにやられてふらふらしている、足元もおぼつかない、そんなんじゃあ恋人に適時の思いやりがかけられないじゃあないか。この時期の移動には車を使いなさい、金がなければバスや電車もあるだろうに。とにかく見ていて鬱陶しいのがこの時期のカップル。ねたみや僻みでも何でもなくて、これが本心。真夏の恋なんて長続きするわけもなく、おのおのが徐々にもとの正常な心理状態にもどってゆくものだ。
僕のいちばん好きな夏がおわる。彼岸まではまだまだ暑さも続くだろうけど、それは要らないおまけのようなものだ。今年はなんか楽しいことがあったっけかな、んん、ちらり振り返ってみても何にもなく、時間をかけて思い出してみても、やっぱりなんにもなかった。
んん、今年の夏はあきらめるほかはないな、よしあきらめた。
「夏をあきらめて」という歌謡曲が昔にあったけれど、僕はサザンよりも研なおこの歌としての印象が強い。どっちが歌ってもまあ悲しい気持ちにさせてくれる。当時の露出の違いなんだろうけどね。
ではやばや拙宅に戻って何にもしないのも無駄に思われたので、ちと郭をぶらりとしてみた。最近ではお店によって仕付も徹底しているし、入るところさえ間違わなければ、涼しく充実した二時間を過ごすことができる。というか、こんなにあっつい日には涼しく遊ばないと体が参ってしまうだろう。
僕にはなじみのいえがないので、適当にひやかしをいれながら、身だしなみのきちんとした、機転のきくギュウを探してお店を決めることにしている。まあいっくら仕付がしっかりしていても、やつらの土地の不案内だけはどうしようもないようで、これは改善の余地が大有りだとは勝手に心配している。
しっかし大川を渡ってのから帰路中、この暑さの中で手をつないだり、最悪腕組歩きをしている若者が何組も目に付いた。いいからどっか金がないなら喫茶店にでも入って店員やほかの客に疎まれながらいちゃいちゃしていなさいよ。どうみても両人暑さにやられてふらふらしている、足元もおぼつかない、そんなんじゃあ恋人に適時の思いやりがかけられないじゃあないか。この時期の移動には車を使いなさい、金がなければバスや電車もあるだろうに。とにかく見ていて鬱陶しいのがこの時期のカップル。ねたみや僻みでも何でもなくて、これが本心。真夏の恋なんて長続きするわけもなく、おのおのが徐々にもとの正常な心理状態にもどってゆくものだ。
僕のいちばん好きな夏がおわる。彼岸まではまだまだ暑さも続くだろうけど、それは要らないおまけのようなものだ。今年はなんか楽しいことがあったっけかな、んん、ちらり振り返ってみても何にもなく、時間をかけて思い出してみても、やっぱりなんにもなかった。
んん、今年の夏はあきらめるほかはないな、よしあきらめた。