4月上旬の朝晩未だ肌寒い頃、花が満開になることなんか記憶を辿る限りない。そのくらい春先暖かかったのだろうと思い返してみれば、朝晩はずっとストーブを焚いていた気がする。その分昼間が暖かかったのであろう。
昨年の桜は、私にはとても激しく訴えるところがあって身悶えするほど美しいと感じたものだが、状況が違えば見え方感じ方も違うらしく、今年の桜はただのいつもの薄桃色の花だろうなどと今の私はそう感じるのだ。
花の咲くのは短くて、再来週あたまには散ってしまうものと思われる。人は一生のうちに何度桜を見るのだろうか。
16:10 2016/04/02 亀戸 Miix28