11月になると、毎年頭を悩ませるのがポストに入りきらない問題です。特に今月は、多くの企業が中間決算を発表し、株主通信や配当金通知の封書が集中するため、他月と比較してポストの容量が逼迫する見込みです。翌月12月には、実際に配当金や優待品が届き、状況はさらに悪化します。
なぜ11月~12月に郵便物が増えるのか?
3月決算企業の影響: 日本の多くの上場企業が3月決算を採用しているため、5月と11月に決算発表、6月と12月に配当が集中します。
<3月本決算の場合>
・5月:決算発表(本決算)
・6月:配当振込
・11月:決算発表(中間決算)
・12月:配当振込
他の決算月: 2月や12月決算の企業も存在するため、株式関連の郵便物は年間を通して届きます。
※もちろん1月、4月決算企業もあります
郵便料金の高騰と企業の対応
2024年10月からの郵便料金値上げに伴い、企業はコスト削減のため、SMS*による通知や、紙の使用量削減などの対策を模索しています。
*SMS:ショート・メッセージ・サービスの略
日本郵便株式会社の郵便料金改定に関する情報: https://www.post.japanpost.jp/service/2024fee_change/index.html
米国企業との比較
米国企業は、9月決算が多く、決算情報は主にニュースやインターネットで公開されます。配当金も四半期毎にに支払われる傾向にありますが、成長企業は配当よりも技術・設備への投資を優先する場合があります。
また、金融資産課税について米国は10%かかりますし、日本では約20%ほどかかりますので、合わせて約30%かかる(引かれる)ことは予め知っておくと良いでしょう。わが国では「新NISA枠」を利用すれば、約20%の税金が軽減できます。
ポスト対策
- 郵便局留め:無料で利用できるため、郵便物をまとめて受け取りたい場合に便利です。
- はこぽすの利用:「はこぽす」を利用することで、不在時でも受け取れます。
- ポストの交換:より大きなポストに交換することで、容量不足を解消できます。(戸建て限定)
11月~12月は、株式関連の郵便物が集中し、ポストがパンクする可能性が高い時期です。郵便局留めや「はこぽす」の利用など、適切な対策を講じましょう。
この時期に1週間でも家を空けることがあれば、ポストがつまり、郵便局から苦情が来ますのでお気をつけてくださいね。(以前に苦情がありました(笑)
過去記事:痛い苦しい日経株▲4,451円
2024/11/01 6:10 湯沢町 Pad6
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