先ほどまで、FM-NHKで大阪芸術大学芸術学部漫画学科における漫画についての講演会を放送していました。漫画の話はよくしらないけれど、キャンパスのことやら、大芸(大阪芸術大学の略)の都市伝説やらの話が満載で、懐かしいやらいまそこに居られないことが悲しいやらで、いろんな感情を入交えながら聴いていました。有名なタレント・俳優では、ぜんじろう、羽野 晶紀、時任三郎や渡辺いっけいなんかは大芸の出身で、他各分野で頑張っている方が多いです。その手の分野・業界にはやはり大芸出身者がいたりして、実は横の繋がりも強い学校だったりします。
美術を学んだり、それを仕事にしようとすると、横の繋がりは当然のことながら、縦のパイプが最重要だったりすることは、この分野を少しでもかじったことのある方なら周知の事実です。先生、師匠、先輩と自分、後輩が必ずあって、常にそこを意識しながら行動をし続けます。行動し続けなければいけないのです。特に自分の就いた先生は絶対なもので、その先生によって就学先(~美術高校、~美術大学)が決定します。逆に、先生の推薦のない方が美大等に入学することは非常に難しいです。就職先等についても同じことで、元の先生、美術高校・大学で得た先生からの推薦によって行先が決まります。推薦のない就職はいうなれば独力での一般企業への就職であって、推薦のない就職活動はいまはどうだか知らないけれど、活動そのものが無為なものになる可能性が非常に高いです。(僕は推薦を断りました…)
ですから、この分野で仕事をし続けている方は縦横繋がりの無い方は珍しくって(ありえないかもしれない)、10年くらい前迄の僕なんかはどこからわき出た珍獣並みの扱われ方をしたものでしたが、現在この分野に居ない僕にとっては懐かしい思い出となっています。
いろいろ書きましたが全て既知のことであって、特段ここに書くことではなかったように思えます。大芸が大阪が身悶えするほど懐かしいのが本音であって結論でした。
H26.8.17 14:08 錦糸町オリナス LYNX