アルマ望遠鏡とVERA望遠鏡を使った観測から、誕生後間もない大質量星の周辺に、高温水蒸気ガスの回転円盤が発見されました。
これにより、太陽の8倍以上の大質量星も、中小質量星と同様に、
回転ガス円盤を通して物質が集まることで誕生することが分かったんですねー
観測の対象になったのは、
約1400光年彼方のオリオンKL星雲で生まれたばかりの大質量星“電波源I(アイ)”です。
アルマ望遠鏡を使った観測から、“電波源I”周辺の摂氏約2700度の高温水蒸気ガスから放射される電波を、高解像度で撮影することに成功しています。
電波望遠鏡ネットワークVERAなどが過去に行ってきた観測と合わせることで、この高温の水蒸気を含むガスが、“電波源I”を回る回転円盤だということも確認されました。
そして、回転円盤の直径は、太陽~地球の距離の約80倍と見積もられているんですねー
これまで大質量星が、どのように誕生するかの論争が続いていました。
それが、今回初めて“電波源I”の正体が、ガス円盤だということが判明し、
太陽の8倍以上の大質量星も、中小質量星と同様に回転ガス円盤を通して、物質が集まり誕生することが分かりました。
今後、さらに性能が高くなるアルマ望遠鏡での観測を行えば、“電波源I”のより詳しい性質や進化の謎が分かってくるんでしょうね。
これにより、太陽の8倍以上の大質量星も、中小質量星と同様に、
回転ガス円盤を通して物質が集まることで誕生することが分かったんですねー
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“電波源I”の周囲のようす(イメージ図) |
観測の対象になったのは、
約1400光年彼方のオリオンKL星雲で生まれたばかりの大質量星“電波源I(アイ)”です。
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オリオン座大星雲の中心付近にある オリオンKL(クラインマンロー) |
アルマ望遠鏡を使った観測から、“電波源I”周辺の摂氏約2700度の高温水蒸気ガスから放射される電波を、高解像度で撮影することに成功しています。
電波望遠鏡ネットワークVERAなどが過去に行ってきた観測と合わせることで、この高温の水蒸気を含むガスが、“電波源I”を回る回転円盤だということも確認されました。
そして、回転円盤の直径は、太陽~地球の距離の約80倍と見積もられているんですねー
これまで大質量星が、どのように誕生するかの論争が続いていました。
それが、今回初めて“電波源I”の正体が、ガス円盤だということが判明し、
太陽の8倍以上の大質量星も、中小質量星と同様に回転ガス円盤を通して、物質が集まり誕生することが分かりました。
今後、さらに性能が高くなるアルマ望遠鏡での観測を行えば、“電波源I”のより詳しい性質や進化の謎が分かってくるんでしょうね。