太陽表面と上層大気の間をつなぐ物質やエネルギーの動きを探るため、
昨年打ち上げられたのがNASAの太陽観測衛星“アイリス”です。
“アイリス”は、地球の昼夜の境界上から、常に太陽を観測できる軌道“太陽同期極軌道”に乗せられていて、5月9日に起こったコロナ質量放出を詳細にとらえることに成功しました。
コロナ質量放出とは、太陽の表面から大量の高エネルギー粒子が高速で宇宙空間に放出される現象で、時速約240万キロで物質が噴き出すようすは迫力満点なんですねー
“アイリス”は、コロナ質量放出の基層に存在する摂氏約3万度の物質を主に観測します。
太陽のどの領域を観測するかは、1日以上前に決定され、太陽表面の活動領域に狙いを定めることになります。
なのでその領域に、コロナ質量放出やフレアが実際に発生するかは半ば運次第になります。
そして今回、初めてはっきりとコロナ質量放出を、とらえることに成功したんですねー
昨年打ち上げられたのがNASAの太陽観測衛星“アイリス”です。
“アイリス”は、地球の昼夜の境界上から、常に太陽を観測できる軌道“太陽同期極軌道”に乗せられていて、5月9日に起こったコロナ質量放出を詳細にとらえることに成功しました。
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“アイリス”がとらえた 太陽のコロナ質量放出。 画像の横幅は地球約5個分になる。 |
“アイリス”は、コロナ質量放出の基層に存在する摂氏約3万度の物質を主に観測します。
太陽のどの領域を観測するかは、1日以上前に決定され、太陽表面の活動領域に狙いを定めることになります。
なのでその領域に、コロナ質量放出やフレアが実際に発生するかは半ば運次第になります。
そして今回、初めてはっきりとコロナ質量放出を、とらえることに成功したんですねー