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“Arrows Me F-11D”という富士通のフマホを購入したのが2014年9月のこと。
ツーリング中のルート確認に使おうとすると、
なぜか衛星の捕捉が遅く、現在地の表示に時間がかかるんですねー
おまけに山間部を走っていると、
衛星をロストするようで、現在位置がコロコロ変わることもありました。
先代の“Optimus chat L-04C”では経験したことがなかったので、
これには困りました (^^ゞ
スマホをGPS性能で選ぶ
なので今回の購入ポイントはズバリGPSの性能です。
ネットで1万~2万円の機種を検索して、
気になったのがHUAWEIの“Y6”というSIMフリーなスマホ。
測位可能な衛星はアメリカのGPSとロシアのGLONASS、
さらに中国のBeiDouにも対応していました。
ちなみに“Arrows Me F-11D”だと捕捉した衛星はGPSのみでした。
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アメリカのGPS、ロシアのGLONASS、 中国のBeiDouに対応するHUAWEIの“Y6” |
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“Arrows Me F-11D”が対応しているのはアメリカのGPSのみ |
ツーリング中の色々な地形で使用することを考えると、
捕捉できる衛星数が多いのは有利ですね。
電子コンパスも搭載しているので、
方位やスマホの向いている方向も分かります。
あとツーリング中にはGoogleマップで地図を表示させておくので、
使用するSIMが用いるネットワークの周波数帯に対応していることも重要。
全国で使うことを考えると、
ドコモのネットワークだと2.0GHz帯と800MHz帯、
ソフトバンクやY!mobileなら2.0GHz帯と900MHz帯
に対応していることが必要になります。
自分はOCN(ドコモ)なので、
2.0GHz帯と800MHz帯に対応していることを確認しました。
(HUAWEIの“Y6”はソフトバンクの2.0GHz帯と900MHz帯にも対応してますよ。)
これならツーリングでのGoogleマップ使用で活躍してくれそうなので、
HUAWEIの“Y6”の購入を決めちゃいました。
何にでも使える訳ではない
一応、自分にとって惜しい点も挙げておくと、
ジャイロが非搭載なのとメモリが1GBなこと。
現時点で1万円~2万円クラスのスマホに何を求めるのかは、
使う人の用途次第になります。
自分はGoogleマップで現在地とルート確認が出来ればいいので、
このスペックは十分納得いけるものでした。
メモリが1GBなので、
複数アプリを切り替えて使うのはストレスを感じると思います。
あっ PokemonGOは一応動いてます(ちっと引っ掛かりがあるけど…)。
なので、これ1台で何にでも使ってしまおうという人は、
もう1~2クラス上の価格帯じゃないと後悔します。
分かったこと
今回調べて分かったのは、
1万円~2万円クラスのSIMフリースマホで、
中国のBeiDouに対応した機種が少ないこと。
さらに、日本の準天頂衛星みちびきに対応した機種は、
スマホ全体で見ても、まだまだ少ないことです。
電子コンパスを搭載していない機種もありました。
あと中国製のSIMフリースマホには、
FOMAプラスエリア(ドコモ)やプラチナバンド(ソフトバンク)に、
対応していないものもあるので要注意です。
郊外や山間部を走っていると圏外になる可能性が高くなっちゃいます。
今回は失敗しないために色々と調べましたが、
1万ちょっとでこのスペックのスマホが手に入るのには驚きました。
いまアマゾンで1万580円なのでコスパの高い機種だと思いますよ。(2016年8月16日現在)
自分は1万2千円ほどで購入したので、
2年使うとして年間6000円、3年で4000円の投資になります。
良い時代になりましたね。
こちらの記事もどうぞ ⇒ ツーリングに持ってくタブレット