海王星の向こう側に何やら不可解な天体が発見されたんですねー
太陽系の星々は、ほとんど全てが太陽を中心に平たい円盤状の軌道を回っています。
でも、今回発見された天体は一般的な軌道に対して110度…
つまり垂直よりもさらに傾いた軌道を移動していて、まるで逆回転しているように見えるそうです。
傾いた軌道
惑星は、中心にある主星の周りを回転する、
チリやガスの円盤“原始惑星系円盤”から生まれます。
なので惑星の公転軌道は、全て同じ方向になるはずなんですねー
でも新たに天体が発見されたのは、太陽系の円盤状の軌道から大きく離れた場所。
この奇妙な天体が円盤から離れていく方向に動いているのを、
ハワイにあるパンスターズ望遠鏡によりとらえています。
研究チームでは、この奇妙な天体は直径が200キロほどあると推測していて、
単独ではなく同じ軌道を回る一群の天体の一部だと考えています。
他の天体の影響
なぜこの天体が通常の天体とは違う軌道を移動するのか?
その理由はまだ分かっていないのですが、
この天体には、まだ太陽系で発見されていない天体か、
もしくは、まだあまり研究されていない太陽系外縁天体からの大きな力が、
作用しているのかもしれません。
まず最初に思いつくのが、
今年の1月に存在の可能性が高いとされた太陽系の第9惑星の影響です。
第9惑星は、いまだに発見されていないのですが、
海王星よりも外側の領域“エッジワース・カイパーベルト”にある複数の天体の動きから、
地球の10倍程度の質量を持つ、9番目の惑星の存在が予測されています。
ただ、第9惑星の存在は確定したわけでなく、
公転周期が1万~2万年と長いので、発見には数年を要すると天文学者たちは見ています。
奇妙な軌道の天体や第9惑星…
太陽系には、まだまだ説明できない謎がたくさんありますね。
こちらの記事もどうぞ
太陽系に9番目の惑星はある? 探査範囲が絞り込まれたそうです。
太陽系外縁部で“準惑星”を発見! 極端な楕円軌道で公転周期は700年
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でも、今回発見された天体は一般的な軌道に対して110度…
つまり垂直よりもさらに傾いた軌道を移動していて、まるで逆回転しているように見えるそうです。
傾いた軌道
惑星は、中心にある主星の周りを回転する、
チリやガスの円盤“原始惑星系円盤”から生まれます。
なので惑星の公転軌道は、全て同じ方向になるはずなんですねー
でも新たに天体が発見されたのは、太陽系の円盤状の軌道から大きく離れた場所。
この奇妙な天体が円盤から離れていく方向に動いているのを、
ハワイにあるパンスターズ望遠鏡によりとらえています。
研究チームでは、この奇妙な天体は直径が200キロほどあると推測していて、
単独ではなく同じ軌道を回る一群の天体の一部だと考えています。
他の天体の影響
なぜこの天体が通常の天体とは違う軌道を移動するのか?
その理由はまだ分かっていないのですが、
この天体には、まだ太陽系で発見されていない天体か、
もしくは、まだあまり研究されていない太陽系外縁天体からの大きな力が、
作用しているのかもしれません。
まず最初に思いつくのが、
今年の1月に存在の可能性が高いとされた太陽系の第9惑星の影響です。
第9惑星は、いまだに発見されていないのですが、
海王星よりも外側の領域“エッジワース・カイパーベルト”にある複数の天体の動きから、
地球の10倍程度の質量を持つ、9番目の惑星の存在が予測されています。
ただ、第9惑星の存在は確定したわけでなく、
公転周期が1万~2万年と長いので、発見には数年を要すると天文学者たちは見ています。
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