準惑星ケレスを周回中のNASAの小惑星探査機“ドーン”が、
ケレスの地表に見られる謎の光点を、さらに低い高度からとらえたんですねー
“ドーン”は、準惑星ケレスを周回しながら観測を行っていて、
現在は少しずつ高度を下げているところ。
画像は5月16日にケレスから約7200キロ離れたところから撮影された連続写真の一部で、
1ピクセルあたり700メートルの解像度で地表をとらえています。
2月に見つかった表面の明るい交点については、
氷のような太陽光を反射しやすい物質であることは分かってきたのですが、
その正体については、まだはっきりしていないんですねー
火星の表面では、小天体の衝突で地下の氷が露出することがあるのですが、
徐々に見えなくなってしまいます。
ということで、ケレスの光点が氷だとすれば、
昇華するかチリに覆われるかして、徐々に消えてしまうので、
比較的新しいもののようです。
ケレスの自転をとらえた動画を見ると、
クレーターが影で覆われているときにも、
光点が太陽光を反射していることが分かります。
なので、この点は高い場所にあるようです。
さらに、日の出時の映像からは、
もっとも明るい光点が、丘の斜面に沿って輝いているように見えています。
このことから光点は、
比較的最近に起こった地滑りか天体の衝突によって、
氷か塩が露出したものなのかもしれません。
“ドーン”がケレス表面にさらに接近して、
より鮮明な画像を送ってくれるのが楽しみですね。
ケレスの地表に見られる謎の光点を、さらに低い高度からとらえたんですねー
“ドーン”は、準惑星ケレスを周回しながら観測を行っていて、
現在は少しずつ高度を下げているところ。
画像は5月16日にケレスから約7200キロ離れたところから撮影された連続写真の一部で、
1ピクセルあたり700メートルの解像度で地表をとらえています。
直径91キロのクレーター内に明るい光点が見える。 |
2月に見つかった表面の明るい交点については、
氷のような太陽光を反射しやすい物質であることは分かってきたのですが、
その正体については、まだはっきりしていないんですねー
火星の表面では、小天体の衝突で地下の氷が露出することがあるのですが、
徐々に見えなくなってしまいます。
ということで、ケレスの光点が氷だとすれば、
昇華するかチリに覆われるかして、徐々に消えてしまうので、
比較的新しいもののようです。
明るい光点 5月4日に高度約1万3500キロから撮影(右) 5月16日に行動7200キロから撮影(左) |
ケレスの自転をとらえた動画を見ると、
クレーターが影で覆われているときにも、
光点が太陽光を反射していることが分かります。
なので、この点は高い場所にあるようです。
さらに、日の出時の映像からは、
もっとも明るい光点が、丘の斜面に沿って輝いているように見えています。
このことから光点は、
比較的最近に起こった地滑りか天体の衝突によって、
氷か塩が露出したものなのかもしれません。
“ドーン”がケレス表面にさらに接近して、
より鮮明な画像を送ってくれるのが楽しみですね。
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