akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

九州国立博物館公演

2006-10-01 | 活弁
行って参りました。太宰府。
きれいなところですね。

太宰府天満宮までの参道はとても気持ちがよく、開放感がありました。
天満宮の隣に位置する九州国立博物館は開館1周年、山の緑の中に広々と、日本一の広さを誇る博物館だそうです。福岡市内の方々にとってもちょっとした小旅行になりそう。

今日は第一回サイレントシネマミュージアムということで、ミュージアムホールで『血煙高田馬場』と『チャップリンの冒険』『キートンのセブンチャンス』を活弁上演させていただきました。ステージいっぱいの大きなスクリーン、座りやすいゆったりした椅子、さすがのホール。
先日のLOVE FMを聴いて来てくれた方、47ピースボートのメンバー、また大河内傅次郎の出身地福岡県豊前市からいらして下さった方もおり、嬉しく思いました。
大河内傅次郎は私の大好きな俳優なのですが、なんと豊前市に「傅次郎」という麦焼酎を作リ始めた酒屋さんがあるのです。若い御主人が、その「傅次郎」を携えていらして下さいました。
旧大河内村の、大河内傅次郎の生家は今はもうないのですが、庭にあった大樹とお墓が残っています。地域の方々は、大映画スターの功績もよくわからない小さい頃から、お墓の清掃等を地域の奉仕活動として当たり前のようにやっているのだとか。一度、傅次郎の生まれ育った土地を訪ねてみたいものです。

今回の公演に尽力して下さった西日本新聞事業部の方は、昨年の「ファンタスティックシアターatニッポン放送」で『第七天国』を御覧下さっていました。「とても感動して、昨年は、自分の中であれを超える映画はなかったですね」という言葉が、非常にありがたく、また身の引き締まる思いがしました。

4日は横浜元町の霧笛楼でこの『第七天国』を永田雅代さんのピアノ演奏でお送りします。偶然、永田さんも、30日~1日にかけて、ライブで福岡に来ていました。互いに足を運ぶには到りませんでしたが、同じ日に博多あたりをうろうろしていたのが不思議です。

今回は、私自身にとっては、たくさんの課題を再認識した公演でした。
もっともっと、良い公演をお届けできるよう。頑張っていきたいと思います。
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