akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

NHKのこんにちはいっと6けん

2007-02-02 | 取材・メディア
本日、NHKこんにちはいっと6けんの「いま人」というコーナーに出演しました。

27日(土)28日(日)と取材があり、構成と編集を重ねて下さいました。わりと「台本作り」に焦点を当て、字幕だけのワンシーンを一度視聴者の皆さんにも観ていただいて、それに私の活弁をつけたものを御覧いただくーというような試みも。ディレクターの佐藤睦子さん始め、山本アナウンサー結城アナウンサー、そしてスタッフの皆さんにたいへんお世話になりました。

私自身はあまり意識をしていないのですが、周囲の方は私の活弁をいわゆる「活弁調」をあまり意識しない「ソフトな語り」とおっしゃいます。私は、「自分の語りはこういうものだ」というスタイルは全然気にしていません。
映画作品のテイストがそれぞれ違うのですから、映画によって語りのトーンや雰囲気が全然違っていいと思っていますし、自己主張をするよりは、より映画の個性を引き立たせることができたらいいなと思っています。

台本は弁士自身が作るものですから、もちろん本人の個性や思考が表れますが、それも、年を重ね経験を積むことで変化していきます。映画の印象、受け止め方、言葉の選び方、表現力。3~4年前の台本を久しぶりに開いて、苦笑することもあれば、感心することもあり、面白いものです。

限られた時間の中、ディレクターさんが意図し、期待していたことの半分くらいしかお話できなかったかもしれません。でも、「面白い」と思って取り上げて下さったことにとても感謝しています。

その後、産経新聞の取材がありました。5日(月)の朝刊(全国版)にインタビュー記事が掲載されます。午後になり、このインタビューはちょっと饒舌だった気がします。

『結婚哲学』は、2月28日(水)、渋谷のシネマヴェ-ラで、午後7時40分から活弁上演いたします。今日のワンシーンで、行方が気になった方は、ぜひこちらの上映会に足をお運び下さい。
シネマヴェ-ラはユーロスペースと同じビル内(4階)の、開館1周年という若い映画館です。でも、名画座が減り続けている中、映画へのこだわりやラインナップが映画ファンの間で注目されています。シネマヴェ-ラの館主内藤篤さんのインタビューが、『時の動き』1月号に掲載されています(偶然です)。楽しみにしています。

2月4日は茅ヶ崎のハスキーズギャラリーで、展示会『楽芸会』の中のイベントとして紙芝居仕立ての語りを行います。美術家でパフォーマーの黒田オサムさんとピアニスト清水友美さんとのコラボレーション。2時から、入場無料です。

12日(祝)は、横浜霧笛楼で「第二回・季節のお料理と佐々木亜希子の活弁シネマライブ」、
グレタ・ガルボ主演の『肉体と悪魔』、午後2時からで、お食事込み8000円です。永田雅代さんのピアノ演奏が素敵です。

3月1日(木)は、午後7時半から大手町カフェですろ~しねまの活弁シネマライブ。今回は『第七天国』。音楽はFEBOのお二人です。

名作、見応えのある作品が続きます。今回は、どれもそちらかというと大人向けの企画です
場所の雰囲気も、それぞれ素敵で、楽しみです。ぜひいらして下さい。お待ちしています
コメント (4)
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