akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

29日東大先端研バリアフリーイベント

2009-05-25 | バリアフリー映画、福祉
東京大学先端科学技術研究センターバリアフリー分野の教授や研究員の方々がトークイベントを企画されました。NHKの番組でも手話を務める飯泉菜穂子さん、東陽一監督、シグロの山上プロデューサーとともに、私も伺う事になっております。

■2009年度キャンパス公開「バリアフリー・カフェ……はじめました」
〈トークイベントⅠ〉
【副音声活弁と字幕が作り出す新たな映画の世界】
 映画「絵の中のぼくの村(副音声活弁・字幕つき)」上映

シンポジスト:飯泉菜穂子(学校法人 大東学園 世田谷福祉専門学校)
       佐々木亜希子(活動弁士)
       東陽一(映画「絵の中のぼくの村」監督)
       山上徹二郎(映画製作・配給会社シグロ代表)
司会:大河内直之(東京大学バリアフリー分野 特任研究員)

〈企画の趣旨〉
 副音声解説や字幕による映画のバリアフリー化の取り組みは、各地で多くの人の力により試みられています。こうした取り組みにより、視覚や聴覚に障害を持つ人でも、健常者と一緒に映画を共有し楽しむことができるようになってきました。
 一方、映画にはさまざまな見方・感じ方・作り方があり、実は健常者であっても「わからない」という要素は映画の中にたくさん存在しています。実はこうした「わからなさ」の中に、私たちのさまざまな感覚・思想・価値観に基づく映画の無限の可能性が広がっているとは考えられないでしょうか。そのように考えると、映画の「バリアフリー」とは単に見えないことや聞こえないことを補助する「情報保障」以上の意味を持つものとして見えてくるのではないでしょうか?そこで用いられる副音声や字幕といった手段には、もっとさまざまな可能性が隠されているのではないでしょうか?
 本シンポジウムでは、昨年度新たな映画のバリアフリー化を目指して取り組まれた「映画活弁士の活弁手法を活かした視覚・聴覚障害者のための副音声の開発ならびに製作事業」の研究メンバーをシンポジストとしてお迎えし、バリアフリー分野のメンバーと「映画のバリアフリー」とは何なのか、また「バリアフリー」が映画の可能性をどのように広げることができるのか、等について、ざっくばらんに語り合ってみたいと思います。みなさんもぜひ私達と一緒に、映画の可能性について語り合ってみませんか?
 なお、トーク賞に際して、シンポジストのお一人である東陽一監督作品「絵の中のぼくの村(副音声活弁・字幕つき)」のバリアフリー上映を行います。

日時:2009年5月29日(金)13:00~17:00
場所:東京大学先端科学技術研究センター3号館311号室
主催:東京大学先端科学技術研究センターバリアフリー分野/メリトクラシー研究会
参加費等:無料(コーヒー等ドリンクサービスがあります)
情報保障:手話通訳

〈タイムテーブル〉
1)映画上映「絵ノ中のぼくの村」
2)シンポジストによる座談会
3)フロアとの質疑応答
コメント
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