akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

千秋楽

2009-05-06 | 映画・芸術・エンターテインメント
盛り上がりました!連日大入りで楽しかったのですが、千秋楽は格別!
演奏のファンカスティックのお三方も、千秋楽は悪ノリ大ウケ、オタク君出演…
皆さま本当にありがとうございました。

舞台裏は、常に早替えのダンサーさんたちで戦争状態。私は、自分の出の直前に毎回狭い舞台袖で有線ヘッドセットマイクを装着して出ていかなければなりません。
初回公演では、みんなバタバタしていて、私は非常に面倒なヘッドセットを出の度に全部自分で着けなければならず目を丸くしていましたが、二回目の公演からスタッフさんがついてコードのからまりを直しながら全部やって下さり、その後ヘアメイクさんも手伝って毎回の出の直前にスタイルチェックをして下さるようになり、本当に本当に楽になりました。
普段は、舞台に上がる前にそんな心配をしたこともないわけで、気持ちよく舞台に送り出して下さるスタッフの方々のありがたみを改めてひしひしと感じたのでした。

私にとっては初の連続8回公演。毎回少しずつ変化し、初日と千秋楽の私のパフォーマンスは多分全然違うものでした。ある意味その変化を期待して、演出家は私にこの大役を与えたのでしょうが…。自分に足りないものをいろいろ発見し、たくさんのものを得た有難い公演でした。

有形無形、私たちは何らかのモノに依存して生きているところがあります。
自分にとっては宝でも、人にとってはゴミかもしれず
宝と思っていたものも、価値観変わればゴミになる
一つの価値観や社会のシステムすら時代とともにゴミになっていく
次々に訪れる流行の波にのまれてゴミになってしまうもののなんと多いこと
私たちが住む大都市は、大きなゴミ屋敷!?はたまた浮き沈みを繰り返しながら回り続けるメリーゴーランドタウン?
私たちが過去に捨ててしまったものが、本当に大事なもの、だったりするのかも
でも、そう、後戻りできないなら、このゴミの山を踏みしめて、この世というもののけ屋敷に命を燃やすしかないではありませんか
さあ、躍れ さあ!踊らにゃ損損!

はつらつとした歌とダンスで見せる毒の効いたレビュー。ある意味、毒を際立たせるのが私の役目。「面白かった」とお客様やスタッフさんにもたくさん声をかけて頂き、嬉しく励みになりました。ハラハラドキドキ、ワクワク、目が回る…メリーゴーランドのような楽しい4日間公演でした。リーダーの浩子さん始めROUGEのみんな、演出の久保田さん、演技指導面倒みてくれた小坂さん、スタッフの皆さん、お客様、本当にありがとうございました!お疲れ様でした。

コメント (4)
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