昨日はシアタークリエの舞台『SLAPSTICKS』(作ケラリーノ・サンドロビッチ)を観劇。
サイレント映画のスラップスティックコメディ全盛期、ハリウッドで起きた大スターロスコー・アーバックルの衝撃的事件。
それを軸に、身体を張って喜劇映画を作っていた役者や監督たちの情熱や葛藤が描かれた作品。
私も活弁上映したサイレント作品たちのハイライトシーン映像が効果的に編集、投影されていて、映像の使い方や舞台装置、転換がとても面白かったです。
この舞台をきっかけにサイレント映画に興味を持って下さる方もいることでしょう。
この作品、2003年にPARCO劇場で公演された際には、ケラリーノ・サンドロビッチ演出で、主演がオダギリジョーさん、ともさかりえさんや古田新太さんも出演していました。
私はそれを見逃したことがずっと残念でならなかったのですが、今回の演出とまた違ったのだろうなと思います。
昨日は喜劇映画研究会の新野敏也さんと俳優4人のトークショー付きで楽しませて頂きました。
シアタークリエでの公演は2月17日までです。