先日は、岩波ホールでのジョージア映画祭で、アバンギャルドなサイレント映画『私のお祖母さん』(1929)と『スヴァネティの塩』(1930)を拝見。
どちらもソ連時代の作品だが、ソヴィエト政府当局からの批判で公開禁止や上映中止の憂き目をみている。
手法も内容も強烈な伝説的作品で、前者はブラックユーモアと実験精神に満ち、後者は過酷な秘境に住む人々を圧倒的な熱量で描き、『戦艦ポチョムキン』のような人間描写が多く見られる、刺激的な二作だった。
今日はロシアがウクライナに侵攻…
100年経っても政府のあり方はあまり変わっていないと思うと心が痛い。
平和な日常の有り難さを噛みしめ、毎日を大切に生きていきたいものです。