akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

叔母の七回忌

2007-08-18 | FAMILY
鎌倉の叔母の七回忌にあたるこの夏。

北区活弁教室の後、そのまま鎌倉へ向かい、佐々木家親族で集う。父母も上京。

綺麗で芯の強い叔母だった。亡くなるには早すぎたし、御苦労も多かった。

50年前の古いアルバムなどを開きながら兄妹の想い出をいろいろと聞く。
昔は7人兄妹も珍しくはなかったし、みんな生活がたいへんだったし、長男長女が弟妹を大学に入れてやるとか面倒を見るということも多かった。そしてみんな早くから自分で自分の道を決め、自立して自分の人生を歩んだ。父の兄弟姉妹もそうである。
ひきこもりやニートになる余裕なんかなかった時代を思いつつ、生前の叔母を偲ぶ。

10年前、私にぽろりともらした叔母の言葉と姿を今もときどき思い出す。
人、モノ、事業、場所…。時に自分にとって離れ難いものが自分を最も苦しめるものだったりする。そこから解き放たれていたら、もう少し元気に長生きしたろうか。
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1 コメント

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Unknown (time)
2007-08-19 23:51:20
お久しぶりです。

言葉にできないことが多いのは,亡くなられた方に対する想いが強いからでしょうか。
行間に漂う寂寥感が胸に染みます。

最後の2行は,仏教でいう「八苦」の世界?・・・・・
違うかぁ・・・・難しいです。
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