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価値ある努力

2011-08-07 22:23:15 | ニューモラル

   価値ある努力

 同じ仕事でも、よい心づかいで行うとはどういうことでしょうか。たとえば、一つの部屋を掃除する仕事が与えられ、“こんなつまらない仕事は嫌だな。したくないけれど、しなければ叱られるし、給料ももらえないから”と思ってするのと、“給料をもらっているんだから義務だけは果たそう。とにかく、やりさえすればいいだろう”と思ってするのと、“できるだけきれいに掃除をして、この仕事を命じた人に安心していただこう。また、この部屋を使う人にも、気持ちよく使っていただこう”と思ってするのでは、同じ時間を掃除に費やしても、できばえは違ってきます。つまり、形のうえでよい仕事をするだけでなく、精神的にもよい仕事をしていこうと心がけることが価値ある努力となります。
 
 


 昨日の午後のテレビでは極東軍事裁判関係の番組が放送されていて、観ていたのだがその大戦で犠牲になられた戦死者の忠霊塔の清掃などが今朝行われたので参加した。遺族会の会員ということで案内があったのだが弔意金が支給される間は参加しなければいけないであろう。というのも弔意金の請求を亡父や私が手続きをしたのではないのだが、支給がされるという時点では父が亡くなっていたので私に権利があるということに。タナボタということだがそれ以来、遺族会のメンバーに。私は戦後の生まれだから亡父から聞いていたことや写真でしか戦没者の叔父はしらないのであるが、草取りをしながら感じたのは数年後はどうなるのだろうか なんて 。数十年後には迷惑な施設になるのじゃないだろうか、一週間後のお盆には町内にある戦没者の墓地には今まで参っているのだが息子たちには強制はしていないのだ。祖父母の墓には黙っていても参るようだが、我が家で生まれたのじゃない戦没者のことは何も知らないのであるから忠霊塔なんてなおさらであろう。
 戦時中は大きくなったら兵隊さんになるなんて言って、大きくなったらお国の為と価値ある努力をなされたのだろうに。時代が変わり今では靖国神社さへ首相は参拝しないのだ、私も弔慰金が支給される間だけが遺族なんて考えているのだから息子達には何も言う資格もないであろう。