■ 客を募集した旅行会社「ハーヴェストホールディングス」(大阪府豊中市)から陸援隊までの間に取り次ぎ専門会社と別のバス会社の2社(いずれも千葉県)が介在していたことも分かった。ハーヴェストホールディングスは、取り次ぎ専門会社に17万円で発注。取り次ぎ専門会社が、別のバス会社に依頼したが、繁忙期で都合がつかず、このバス会社が陸援隊に依頼した。介在の2社が紹介料として1万円ずつ受け取り、陸援隊は15万円で運行を請け負っていた。
■ 河野化山容疑者(43)が、バス会社「陸援隊」(千葉県印西市)の名義を借りて、日常的に中国人観光客向けツアーを自分で手配し、自分のバスを走らせていたことが、同社の代理人弁護士の証言で4日、分かった。道路運送法に違反する「無許可営業」(白バス)に当たる疑いがあり、国土交通省関東運輸局が運行実態をさらに調べている。事故当日は自分のバスが故障し修理中だったため、陸援隊の代替バスを運転していたことも判明した。
県内にも無許可営業」(白バス)などの事件はこれまでに多数あったと思うが、事件沙汰の後は正式な営業に切り替えたようだ。私も昔の事だが山梨へ行くのに顔なじみのレンタカー会社に依頼した。だが当日迎えに来てくれたのは全然知らない他社のレンタカーだったが繁忙期で都合がつかず他社に依頼したのであった。料金さえ変更にならなければどうでも私達にはどうでも良い事。車中では何度か「今後は我が社を・・・・・」なんて 。それから数年後に白から緑ナンバーとなったが、白だから安く営業が出来てかなりの利益を得たようであるが、元々はレンタカーだから自動車のレンタル料だけなのだが運転手も依頼するから料金は不透明だが安くすんだように思っている。当時の運転手も顔なじみでれっきとした会社員、レンタカーの運転手は日雇いのアルバイトだったが、今ではアルバイトではなく皆社員のようだ。
新興のバス会社は殆んど中古のバスだから数台となると車種が揃っていない 。私の知っている人二人だがバス会社を定年退職後、そのような新興のバス会社に再就職している。
金沢から東京までの料金が3500円なんて乗客にとっては安くて助かりますが、このような大事故になっては救われません 。あらゆることが料金・価格だけで判断すればよいということじゃないということでしょうね。