上手に眠れば元気になれる・・・ オーダー枕とベッドの快眠ひろば

寝具の商品情報から正しい使い方まで。健康的に上手に眠る(科学的?)サイト。ふとん屋の爺の「寝言戯言独り言・趣味」の話。

仰向け時と横向け時とでの「枕の高さ」の違い

2010-02-20 11:06:16 | まくら

 オーダー枕を一週間ほど前に購入戴いた60代のご夫婦が、高さの調整に来られました。

 購入戴いた翌日、お互いに朝起きた時に「久しぶりによく寝れたね。」と異口同音の言葉を言われたそうです。この言葉ほど嬉しい言葉はありませんね。微調整に来られたのは猫背のご主人で、一方奥様は快適で全く調整の必要はないとの事でした。

 ご主人は腰痛持ちで、硬いふとんで寝てます。いわゆる「せんべい布団」です。以前にも申し上げたように、硬いふとんのために身体の沈みが少なく立ち姿勢に近い姿勢を維持しようとすれば、必然的に枕を高くしたくなります。

 さらに横寝で休むタイプだそうです。そんな理由もあって、特に中央部の枕の高さは、横向け寝をする時の位置の高さを希望されたこともあって、ご主人の測定によるデータよりかなり高くなりました。

                

 左右の本来横寝する時の位置と、中央部の仰向け寝する時の位置とでは、高さに差が出るのが一般的です。ほぼ95%(爺の感)以上です。「快眠ひろば」で測定するとその差は女性で約2~4㎝、男性では約3~5㎝(時には6㎝程度)差が生じます。猫背の方はこの差が小さくなり、場合によってはフラットになります。ご主人の場合元々測定のデータでもその差は2㎝でした。さらに硬い敷きでお休みでしたので、中央部を1㎝上げました。調整後は差を無くしフラットにしました。今回のご主人のように仰向けで休まないから中央部を横向け寝の高さにしてほしいと言われた方は1,500個(人)のオーダー枕のうち10個(人)未満だったと思います。

   女性でも横寝の時はある程度の高さが必要となります。敷き寝具の硬さ(柔らかさ)によって、肩幅がそのまま枕の高さにはなりませんが・・・

 オーダー枕を販売していて、出来上がりがフラットな枕の方は非常に少ない。市販の枕の大部分はフラットが多い。フラットで無い枕もあるが、高さの差は少ない。横寝の事を十分に考えていないのか、と思われる。残念ながら、チラシやカタログに掲載されているようなモデルさんのような体型のお客様は(若くてスタイルの良い方でも)ほとんどいない。姿勢が良いのと枕の高さは別であり、相関関係は無いに等しい。つまり、仰向け時の高さと横向き時の高さが同じ人はオーバーと言われるかもしれないが、私の接客範囲では「無い(5%未満)」と言っても過言ではない。

 

 もう一つ、枕を選ぶのに特に注意して考えなければならないのが、仰向け時の首の部分の「支え」です。市販の枕(特に叺(かます)型)で高さのある枕を使用している方に、首から首の付け根あたりに時々痛み(鈍痛)を感じられる方が多いようです。そういった方は、この部分の支えが不十分な方が多いようです。いわゆる「チョン掛け枕」の方々です。爺は接客の時によく「枕は頭を乗せるモノではなく、首を乗せるように使ってください」と、申し上げてます。

 硬い敷きと支えの無い枕。首の付け根から首筋に痛みや違和感を訴えられる方が多い。 

 適度な硬さの敷き寝具と首の部分をしっかり支える枕が、快眠の条件と考えられます。 

 

 枕の形状は、色々です。絶対という枕はありません。その方の敷きふとん(ベッド)の硬さや寝姿勢によっても、選び方は違ってきます。

 枕は売るほどたくさんあると豪語される方、多いですね。闇雲に手当たり次第に選ぶのではなく、「快眠ひろば」で測定して納得のオーダー枕を作ってみませんか。もちろん、何度でも調整します。貴方に最適な枕をご一緒に探しましょう。

 

 

 ああ~・・ぐっすり寝たー!

お医者様も使ってる「快眠ひろば」のオーダー枕

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