上手に眠れば元気になれる・・・ オーダー枕とベッドの快眠ひろば

寝具の商品情報から正しい使い方まで。健康的に上手に眠る(科学的?)サイト。ふとん屋の爺の「寝言戯言独り言・趣味」の話。

夏に快適なベッドパッド・・・涼しく眠る

2010-07-05 04:03:01 | 夏の寝具・夏の眠り

 「梅雨」・・・蒸し暑いですね。湿気の多い日本は仕方ないと思いつつも、でも何とかならないかと皆さん悪戦苦闘されているようです。最近はジェルパッドと言われる類の商品が氾濫している。触ると冷たく感じるからだ。ところが購入してみると冷たくて気持ちが良いのは始めの数時間だけだ。多くの人が「○○までクール」などというネーミングに、エアコン無しで寝られると錯覚したり誤解された方も多いようだ。

 「物理」の時間を思い出して下さい。・・・「物理」と聞いただけで頭が痛くなる方もいらっしゃるでしょうが・・・ 「エネルギー不変の法則を思い出して下さい。
 人が涼しいとか冷たいと思うのは、自身の体温から熱エネルギーが他(主に敷きふとん・ベッド)に移動するからです。布団に寝た時殆どの場合、人は一瞬ですが冷たさを感じます。でも、暫くすると背中が暑くなり寝がえりをします。体温とふとんとの温度差が限りなく等しくなるからです。接しているふとんに自身の熱が限りなく移動し続ければ良いのです。人は生きている限り常に熱を産生しているから、冷たい寝具ということは熱エネルギーを永久に(少なくとも寝ている間)吸収し続けなければならない。
 逆に、暑くなったということは熱移動が小さくなったということです。寝具に移った熱は、またどこかに移動させなければなりません。しかし、ふとんに移った熱は床などに簡単に移動できるものではありません。人は寝がえりによって効果的に熱移動をさせます。暑いとゴロゴロ寝返りが激しくなるのはこのためです。(後でお話しする背中の蒸れの解消ということもあります)
 ジェルパッドの類、人の熱エネルギーを吸収できるのは数時間だけなので、一旦温まってしまうと逆に吸湿する部分が無いのでとても寝られた状態ではない。


 以前にも書きましたが、 そもそも、夏を涼しく寝るためにはどうしたらよいか? 日本の夏は「高温多湿」です。そのためにはエアコンを上手に使われる事をお薦めします。

 だが、エアコンは身体に悪いと言って使われない方がまだまだ多いのではありませんか。 
 エアコンを使わずに快適に休むにはどうしたらよいでしょうか。

①熱エネルギーを奪う、またはすばやく移動させることによって冷感をもたらす。
②汗をかくことによって、汗が蒸発する時の気化熱を利用して人は体温調節機能をしています。この機能を上手に利用します。
 この2つの対策が、夏対策でもある。
 ジェルパッドに代表される①の方法には自ずと限界があると言えますね。 


 一方、熱を奪う方法に「気化熱」を利用する方法があります。水分や汗が蒸発するときに熱が奪われることによって体表温度を下げる訳です。人が汗を掻くのは、この方法を利用しているのです。
 だが、高温多湿の日本では、そもそも汗を掻いても充分な気化が起こりにくい。蒸発しない汗をそのままにしておくとべとべとになり気持ちが悪い。そこで、汗をしっかり取る吸湿性の良い差材が求められています。また、飽和状態に近い体表近くの空気を追いやり、少しで気化し易いように空気を入れ替えてやることが必要となります。寝返りは空気の入れ替えという意味合いもあります。寝がえりを多少なりとも少なくするために、ざっくり織られた麻や綿、そして今日お薦めするテンセルなどの(準)天然素材と、「うちわ」は日本の原風景といえる訳ですね。

            

 いくら冷たい、あるいは冷たさが続くと言っても、大理石や鉄塊の上で寝ることは難しいでしょう。当初は冷たくて気持ちが良いかも・・・。だが、素肌で寝て時間が経てば背中など接した所は、たぶん「べっとり」してくるでしょう。その前に固さで入眠することが出来ないでしょう。人によっては体調を崩す方も見えるでしょう。

 何だかんだと屁理屈を言ってますが、人は寝る時は99.9%の人は横たわるでしょう。つまり、快眠のための最たる問題点は背中の快適さをどう確保するかではないでしょうか。
 夜中に寝苦しさで目が覚めるのは、敷き布団と接する「背中の蒸れ感」が一番の原因だと思います。
 
 
 そこで薦めるのが、吸湿に優れた特徴を持つベッドパットです。言うならば夏の快適ベッドパットです。
爺イチオシは(A)テンセル ベッドパットです。テンセルの生地に、中綿までテンセル100%という商品です。
  
 このテンセルを使用した商品を実際使った方の感想を聞いてみると、(右上の図参照)
テンセルの中綿が、ウールや羽毛よりも如何に快適であるかを示していると思われます。実験地はたぶんヨーロッパ(ドイツ周辺)でしょう。 (いつもの独断と偏見です)
(博士は文字からしてドイツ系の方と思われます。包んだ生地が何であるかが記されていないが残念。たぶん綿100%か綿混生地と思います。)

 日本のような湿気の多い気候地区ではこの結果はさらに拡大すると爺は勝手に思っています。
また、ウレタン系やラテックス系のベッドマットで特に低反発マットで暑さを感じる方には是非お薦めしたい商品だと思います。一昨年から販売しましたが、使用して戴いたお客様からはやはり「快適」という声を戴いています。

(B)サーナ ベッドパット
 頻繁に家庭で洗濯したい方にお薦めです。TOYOBOが開発した吸汗性ポリエステルとレーヨンとを使って、圧縮して三層構造の固わた状にした厚さ約22ミリのパットです。

   サイズは S/SD/D/Q

 このサーナの吸湿性はすこぶる良い。弊店ではすでに30年以上の販売実績がある。発売当初、ベビーやジュニアの方に「汗疹予防」にと言って販売していた。事実このサーナで寝た赤ちゃんの汗疹がみるみる退いたという若いお母さんからの声は本当に多かった。
 売れた理由はそれだけではない。「家庭で簡単に水洗いができる」という点は、洗えるふとんのさきがけ商品であった。また、固わた仕様であったから、お子さんのふとんとしては優れものであった。


 日本の夏には、やはり汗取りの良い商品が最適である。使うのはヨーロッパやアメリカではない日本であり、日本人である。
 

 

 

 ああ~・・ぐっすり寝たー!

お医者様も使ってる「快眠ひろば」のオーダー枕

 

地図が訂正されるまで、「安ら館碧南」となっている場所が弊店新店舗です。

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