6月8日は延び延びになっていた大阪西川チェーン通常総会が開催されました。今年は第50回の記念すべき年です。当初は4月の初めに予定されていましたが、東日本大震災のために延期されていたものです。150万円をチェーン会から義援金としたこともあって、盛大というよりむしろ例年より質素に行われました。とはいえ、今年も開催できたことは喜ばしいことです。
でも、個人的な事を言いますと、毎年チェーン総会は開催されますが、二年に一回はこのチェーン総会出席がとても憂鬱なんです。今年はその憂鬱な年に当たってしまったのです。私はチェーンの会計監査(2名)を8年ほどさせて戴いてます。つまり、二年に一回総会の席で「会費会計監査報告」をしなければなりません。壇上で発言するのは僅か30秒(弱)程ですが、気の弱い爺としてはとてつもないストレスに成っています。総会が近づく1~2週間前から胃の調子が悪くなります。
壇上で「今年が最後の報告です」と言って終えば、来年からはお役御免となるでしょう・・・!? 今年こそはと思いながらも、気の小さい爺はその一言が言えずに壇を下りてしまいました。去年のチェーン総会の前日はギックリ腰をしてしまった。去年はもう一人の小西寝具さんが壇上に上がって下さった。今年はその彼が体調悪く欠席され、場合によってはopeが必要になるかもと聞いた・・・。心配です。
そんなことで、年の性かも知れませんが、いつも以上に疲れました。ホテルは良いホテルでした。いつものホテル評価は明日にでも…。それでも総会では、例年特別講演で良い話が聞けます。講演と総会終了後の懇親会が楽しみで参加するようなものです。
今年の講演は元阪神の赤星さんでした。現役時代の不眠の話など、たいへんなプレッシャーと闘っていたようです。
講演の中で、爺の頭に残った言葉がありました。失敗を恐れず、踏み出す勇気を持つ
「アウトにならないと、分からないことがある」
と言われた時は、ハッとしました。
赤星さんは盗塁王でもありました。でも、考えてばかりでは盗塁王にはなれません。走ってアウトになって初めて次のチャンスに盗塁を成功させることができるのです。「下手な考え休むに似たり」ですね。
もう一つ、歴代監督4人(野村・星野・岡田・真弓)の能力、特に選手とのコミュニケーションの取り方などをもっと聞きたかったですね。監督それぞれの選手管理把握の手法・癖などの話はリーダーとしての在り方など、とても参考になる良い話でした。怒り方などは監督の個性が現れます。でも、TVのイメージと違って、どの監督も選手を良く見ているそうです。その選手一人一人に合った叱り方があるようでした。その点、爺はいってみれば組織で働くという経験をほとんどしていない。コミュニケーション能力は極めて低い。とても組織の長に立つ能力は無い。「会社員でなくて良かったね、あんたは好き勝手に仕事をしているから」と、婆にいつも言われている。なったら窓際族間違いなしであろう。現在の立場は小さいとはいえ組織(会社)の長である、にも関わらず個人プレーばかりで働いている。いまさら、働き方を変えろと言われても出来ない。
社員(子供たち)と意見が合わない。老いては子に従えというけれど、それさえもできない。始末に負えん爺であり、老害そのものである。その内に社員(子供たち)に見捨てられるであろうことは、火を見るより明らかである。でも、「なるようにしかならない」・・・・変に開き直るから余計に始末が悪い!
翌日(昨日)は、4年ぶりに京都の取引先に行った。阪急烏丸の駅を降りて取引先まで歩いたが、4年ぶりということもあって道すがら、多くの建物が変わっていたのには少し驚いた。京都は変わらない町というイメージがあるからだろうか・・・。だが、変わらなければならないのも大事なことで、変化発展しなければいけないのはどんなものでも同じだろう。
この歳になってもう一度、自己変革することは難しい。でも行動しよう。
為せば成る
為さねば成らぬ何事も
成らぬは人の為さぬなりけり
赤星さんの現役時代のことは、ほとんど知らない。愛知県の刈谷市出身と知って、親しみが湧いてきた。少しずつ応援させて戴きます。
今日も、相変わらず何が言いたいのか分からにブログになった。・・・・・・ちょっと早いが。