今回の震災の後、TVではいろんなカタチで東北が放送されている。ある意味西日本の方々から見れば、東北は言葉の違う外国のような感じかもしれない。爺も大学生になった端は、「あんずましい」「ごしゃがれる」「へる」など、英語の授業以上に難解でそれらの言葉を覚え意味を理解するのは大変だった。発音も訛りがあるから、文字にしてもらえばある程度解る。だが、津軽弁丸出しの下宿のおばさんが何を言わんとしているか全く解らなかった。下宿の娘さんに通訳して戴くような状態だった。
クラブ活動は軟式テニス部に所属した。「巨人の星」の時代であるから、練習は結構きつかった。練習が終わると仲間の一人が「ああ、こえかった」といった。何弁かは分からないが、東北弁はとにかく理解できない言葉であった。もちろん、「ああ、こえかった」と言う意味は全く解らなかった。
「こえぇ」??? 「怖い」という意味だろうか?つまり先輩のシゴキに対して恐怖を感じたのだろうか・・・。だが、恐怖を表した態度状態ではなさそうだ。
後で、同輩に聞いたら、「疲れた」という意味だそうだ。疲れる⇒体・筋肉が硬くなる・・・つまり、おこわ(強)というご飯があるように、硬くなった状態のものをよく「こわい○○だ」と言う。たとえば、硬い煎餅を「こわい煎餅だ」というようなものだろう。
人は怖い話を聞いたり、怖い体験をしたりすると、体が動かなくなることがある。つまり、体が硬くなるということだ。「怖いと強い(硬い)」は同語源だそうだ。北海道には方言が無いと言われるが、この「こええ」は北海道の方言とも言われている(真偽不明)。
コピロ5,250円 7,140円
「こないだ金縛りに合ったよ。」「怖い夢見たよ」 ・・・・・ 「怖い夢」や「金縛り」の経験はありますか。一般に「金縛り」の時には「怖い体験」と同時であることが多い。たとえば、命を狙われて、誰かに追われて一所懸命逃げようとするのだが、足が動かないという、悪夢を見ることは時にありますね。
金縛りは洋の東西を問わず、悪魔や呪い、怨霊の仕業などと思われていましたが、今では、睡眠障害の一種であることが、科学的に解ってきました。夢を見る睡眠・レム睡眠時に「金縛り」を多くは経験します。
レム睡眠は睡眠ではないと言われる方も一時いましたが、今ではレム睡眠は大切な睡眠であることが分かってきました。「記憶が定着」するのはレム睡眠の時だそうです。勉強など知識を整理し記憶として定着させるのも、スポーツ選手が上達する、俗に言う「体で覚える」ということも、レム睡眠が重要な役目を担っているそうです。
小さなお子さんが、怖い夢を見たならば優しく抱いてやって下さい。安心してぐっすり眠ることも子供にとっては大切な仕事です。