このところ雨模様の日が続いています。梅雨だから当たり前かも…。梅雨が明ければ猛暑となるのは間違いありません。外れて冷夏になれば嬉しいですがね…。
さて、前回は涼しい寝具の話をしましたが、今回は寝室環境の話です。
山奥の田舎ならば風邪が吹くだけで涼しいでしょうが、都会はもちろん中途半端な田舎(碧南?)でも、エアコンが無いと涼しく過ごすことは難しいですね。高層階のマンションやセキュリティのしっかりしたお宅なら窓を開けたまま休んでも心配ないかもしれませんが、都会の低層住宅などでは、周りに家が密集して窓を開けても風が入らなかったり、暑い風しか入らないなど、さらに、騒音・防犯などで窓を開けられない方は結構多いのかもしれません。窓の開けられない方は、やっぱりエアコンに頼らざるを得ないということになります。熟睡できなく、さらに会社の始業時間が早い方は日中居眠りということになっては生産性も落ち、それ以上に事故が心配されます。
安価な価格で寝具を変えるだけで涼しく眠れるならば、これほど良い事は有りませんね。気温(室温)自体が高い、特に湿度も高い・・・すなわち高温多湿な環境であれば、やはりエアコン(除湿機能)が欲しいですね。でもエアコンだけに頼るのは、今年の電力事情を考えれば、ちょっと気が引けます・・・。
さらに熱帯夜ともなれば、エアコンを使わない訳にはいかない。となれば、いつもの夏より設定温度を1℃上げることになるでしょうか。高めの温度設定(28~30℃)で、且つ肌に接するところは吸湿性の良い汗取りの良い寝具であれば、熱帯夜も乗り切れるかも知れません。もう一つ 夏の寝室で注意すべきは湿度と温度ですが、加えて風量(風の強さ)にも気を付けて下さい。設定温度を少し高めにしたエアコンと、体にまとわりついた空気を飛ばす意味では風(量)が必要です。一晩中誰かに団扇で扇いで貰える人はいないでしょう。扇風機の併用となります。直接体に扇風機の風が当てるのは良くありません。寝室全体の空気を動かすことが目的です。
余談ですが、38年前爺婆の新婚時代は家賃9,000円の安アパートでした。扇風機だけでした。熱帯夜、扇風機だけではどうしようもなく、窓を少し開け、台所の換気扇を点けました。2Kの間取りといっても1ルームのようなものでしたから、熱帯夜とはいえ外気温は室内より少し低く、且つ空気の流れを作ったため体にまとわりついた湿った空気を飛ばすことができ、快適に寝れるようになりました。エアコンを取り付けるまではこの方法と汗取りの良い敷き寝具とで夏を乗り切ってました。エアコンの無い部屋で休む場合は外気を(強制的にでも)入れてやるあるいは空気の通り抜けできる道を作ってやるのがよいでしょう。
以前にも書きましたが、扇風機を使わない時は設定温度を上げて風量を強くする事をお薦めします。微風設定にすると冷気が部屋の下層に溜まり、エアコンの位置では暑い温度だけをセンサーが感知する事になります。寝ていて寒いと感じるのは以外にも設定温度と実温度との差が生じている事に依るかもしれません。
前回は涼しい寝具そして今回は少しでも涼しい環境を作る方法を考えました。どちらも結果的には同じような事を幾度となく書きました。
この暑さなんとかしてぇ~
行き着くところは温度と湿度と風量と(汗取りの良い)寝具との4点を上手に組み合わせて戴くのが良いと思います。
ああ~・・ぐっすり寝たー!
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