何度も書いているカビの話ですが、今回は主にベッド(マット)とカビについて。
このところ「ベッド(マット)にカビが生えちゃった」というお客様が重なった。コイルマットの方・ノンコイル(ウレタン系)マットの方といろいろです。また、昨日のお客様は「ベッドを買いたいがカビの生えないマットはどれ?」と聞かれました。
「すのこ」ベッドならカビは生えないと思っている方が多いようですが、これは勘違い(間違い)です。「すのこ」でもしっかりとカビを発生させてしまった方は少なくありません。 ところで、何故、カビが生えるのでしょうか? 「湿気が多いから」と言えばその通りです。でも、カビが生えたと言われる時期は意外と冬が多いようです。カビが生える時期は、必ずしも梅雨時ではありません。
今までの事例では単に「寒い時」というより、「暖房をする時」にカビを発生させた方が多いようです。暖かくなってカビに気が付くのでしょう。模様替えをしようとベッドを移動したり、冬の寝具から春(合い)の寝具に衣替えした時などに気が付くのが大方ではないでしょうか。
以前「布団の干しは何故必要?」というタイトルでかかせて戴いた事がありますが、布団でもベッドでも同じ原理だと思います。
もう少し簡単に模式的に言うならば、室温20℃湿度50%の条件下では、空気中に含まれる水分量は(およその数値ですが)3.4g、ところが冬の(無暖房)室温が5℃になれば、約2.1g、その差1.3gは空気中には居られないことになる。窓に結露として現れる。
寝具の中(寝床内気候)は33℃湿度50%と言われるが、その時の水分量は4.8g程度、それが10℃まで下がれば、2.6g程度、その差は2.2gとなる。吸湿性の良い素材であれば救われるが、吸湿性の悪い素材であれば問題が生じるのは火を見るより明らかと言えるでしょう。
学者では無いので間違っているかも・・・。言いたいのは、同じ湿度であっても、室温(気温)によって空気中に含まれる水分量が違うと言う事です。
行き場を無くした水分は、フローリングならば敷き布団と床との接地面で、ベッドであれば床板(スノコ)との接地面でカビるなどトラブルを起こすことになります。
カビが発生してからでは厄介です。 カビ予防には是非除湿シートをお使い下さい。西川リビングのからっと寝がお薦めです。 (S)5,250円 (SD)6,300円 (D)7,350円です。
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