「がんばろう東北」と書かれた「やまびこ号」の先頭。 いざ郡山へ
福島県郡山市の旧知のふとん屋さんを尋ねました。皆さんお元気に頑張って見えました。地震による被害は殆ど無いと聞いてましたが、建物に亀裂が生じたりして、それなりの被害が有ったそうです。
元凶 福島原発
でもそれ以上に、放射能による被害がボディブローの如く、じわじわと効いてきているそうです。放射能から避難するのはいわゆる裕福な家庭の方々。残っているのは、失礼な言い方で立腹される方も有りましょうが「裕福ではない家庭」の方々。客単価も下がるし、来店客数も減る・・・売上が下がるのは当然の帰結。だが、こうした二次的被害は補償の対象には為らないようです。 この夏も小学校のプールは使えず、子供たちは寂しい思いをしているそうです。いろんな話を聞く程に、東電の経営者の他人事のように接する態度・言動には腹立たしく思えますし、また、中電の社員の公聴会での発言は、二次的被害の深刻さを知らない「人にあるまじき発言」と言わざるを得ませんね。彼は会社の意を汲んでの発言でしょうが、会社は彼に何らかの褒賞を贈ったんでしょうか…。
人はその立場にならないと分からない事が余りにも多い。民意は原発「0」です。電気・エネルギーの問題は簡単ではありません。良い方向にむかうことを祈るだけです。
生まれて初めての五色沼です。碧碧とした木々・・・気持ちが良いですね。
毘沙門沼から赤沼・みどろ沼へと歩きました。奥入瀬は「動」、ここ五色沼は「静」といった感がしました。
時間が無く掛け足でした。残りはまたの機会に・・・。 さて、初日の宿は、五色沼の近くのペンションでした。
食事は大変美味しく、センスの良いオーナー夫妻の心配りもさわやかに、評判通りの良いペンションでした。
量も味も90点以上といっても良いでしょう。翌朝食も美味しかった事は言うまでもありません!
朝食です。 コーヒーが美味しかった
ベッドはフランスベッドのボンネルタイプ。ベッドパッッドはWOOLマーク付き、掛けふとんはWDD85%。100点は付けられませんが、高得点は付けられます。朝起きて楽しみ(?)の「ふとん探訪」をしてみると、なんと!・・・
松坂の山田ふとん店の御誂え品でした。いつ納品したかを後で合流した時お聞きしましたが、ネットからの注文だろうと言う事で、ご夫妻も全くの「想定外」(?)のことで、ビックリされてました。
納品して結構な時間が過ぎていたようで、羽毛ふとんからはファイバーが相当量飛散してました。世の中のホテルでは敷きはポリエステル綿のベッドパッドが大部分ですが、ここではWOOLのベッドパッドが使われていたため、快適でした。
だが、残念なことに熟睡できませんでした。 どうしたかって・・・。枕が最悪でした。マチが切れるほどに固くしっかりとパイプが入れられてました。高さも優に10cm以上(15㎝近く)あったでしょうか、夜中に何度も目が覚めました。なお、枕は山田ふとん店さんの商品ではないようです。
朝起きると、首周りが悲鳴を上げてました。腰まで痛く、それはそれは大変な朝となりました。旅館ですと座布団が枕の代品となりますが、今回は枕の代品さえ見つけられませんでした。
ふとん屋の爺だからどうしても寝具に対しては辛口となる。枕のために一気に評価は落ちてしまった。
改めて枕は「高さ」が大事と思い知る事となりました。
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