ベッドの変遷・・・と書きましたが、爺の推測です。
7年前に、ルートイン長浜を利用させて戴いた時は、正直二度と利用することは無いと思いました。マットが硬く熟睡できず、その時の爺の中では、ビジネスホテルとしてはほぼ最低の評価のHOTELだと思ったからでした。
今回は、目的地に近く駐車場も広く、出来立てのホヤホヤ(3月オープン)ということもあって、ルートイン甲賀水口(滋賀県)に5月にお世話になりました。以前のルートイン長浜とは全く違い、とても快適でした。
そんなことから、ルートイン系のホテルのマットは、以前のルートイン長浜インターのような感覚(超硬いベッド)は、無い(無くなった)だろうと思い、6月5日には引き続きルートイン相模原(神奈川県)にお世話になりました。
まず、ルートイン甲賀水口(滋賀県)の感想から・・・
ルートイン甲賀水口のツインルーム
その前に、中国旅行の際に「ホテル日航関西空港」にエアウィーブが導入されているということで、体験宿泊をしました。「話の種」に泊まって見ることにしました。
今回、ルートイン甲賀水口にエアウィーブが導入されていることは知りませんでした。泊まってみて、ルートインの超固いマットというイメージからすると少しソフト感がありましたが、まだ全体的にはマットの硬さが残りどちらかと言えば「半分硬い」という感覚でした。でも、「硬過ぎる」という感覚はありません。硬めのマットがお好きな方には良いと思います。少しザラついた感じもあり、かといって悪くはありません。爺とすれば「夏向き」の感覚でした。
シーツを剥がしてみたら、やっぱり「エアウィーブ」が敷かれていました。弊社はエアウィーブの販売はありません。ですが、TOYOBOのブレスエアを販売しています。しっかりと寝比べたわけではありませんが、寝心地はたぶん同じような感じだと思います。でも、耐久性はエアウィーブ以上です。熱にも強く、湯たんぽや電気毛布などとの併用は可能です。
つぎに、ルートイン相模原(神奈川県)の感想から・・・
部屋の造りは、ほぼ同じです。掛け布団(羽毛)は、全く同じだと思われますが、敷きは少し違っていました。横たわった瞬間、また違った寝心地のようです。先入観を持たないように、いつもの「マット探訪」は必ず翌朝にしてますが、今回は天使のオーバーレイ25を持参したので、シーツを剥がしてみました。ベッドパッドとマットの間に、ムアツのようなプロファイルされたウレタンが敷きこまれていました。
長浜よりは良いとは言え、プロファイルウレタンが薄い(写真左)ので、十分なソフト感はありません。早速、天使のオーバーレイ25(ライト)を敷きこみました。自我自賛、手前味噌ですが、天使のオーバーレイを敷き込んだらとても快適でした。写真(右)の黒いパッドが「天使のオーバーレイ25」です。吸湿発散性がとても良いので、この上に、シーツを一枚で覆っただけですが暑くも寒くも無く、快適に過ごせました。
長浜が何時オープンしたのかは分かりません。7年前の時点で新しいという感じは全く有りませんでした。ルートインの会社のHPから推測すれば、2000年~2005年頃にオープンしたのかなと推測されます。ルートイン相模原のオープンは10年ほど前だそうです。ひょっとして長浜も同じ頃かも…。
ホテル経営的には、ベッドマットに限らず備品は「丈夫であること」は最重要だと思います。また、女性より男性の宿泊者が圧倒的だと思います。そんなことも有って「硬いマット」は当然かもしれません。柔らかいマットで腰痛を起こしたなどとなれば、利用客が激減してしまうかも…。
一方、ビジネスウーマンも増えたでしょう。車で旅するカップルも増えたでしょう。今は、ビジネスホテルも女性受けしなければならない時代になってきました。女性の大浴場には、男性客が間違って入らないようなセキュリティが施されているようです。
10数年もの間、店頭で体型測定をしてきましたが、男性の女性化・女性の男性化…してきた感じがします。マットも以前に比べるとソフトな感覚のマットの販売数が増えているようです。
ルートインのマットも(時代の要求とまでは言わないが)少しずつソフト化しているような気がします。マットは「硬くて丈夫」であるべき…そんな時代から、皆さんの嗜好の変化からか、オーバーレイ的敷物がプラスされるのは、自然の流れなんでしょう。
天使のオーバーレイを購入下さる多くは、女性です(7:3)。でも、男性も増えてきました。芯(ベース)は硬いが、表層はソフトに! 硬いマットに天使のオーバーレイは新しい敷きの概念だと思います。
天使のオーバーレイ25パッケージは変わります。
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