先日、河津さくら見物のために ホテルアンビエント伊豆高原(本館)に宿泊しました。
4つ星の宿泊施設と記載されていますが、少し老朽化している部分は有りました。シャワーの繋ぎ部分から水漏れが少しですが有りました。また、蛇口のパッキンが古く硬くなっているようで、しっかり閉めないとやはり水が止まりません。ベランダの手すりにもサビが一部出てました。
全般的には、良いホテルの部類だとは思います。特にファミリーでの利用には良いホテルかと思います。この施設がオープンした時(30年前)は、バブルの絶頂期、どことなくバブリーな雰囲気が漂ってました。スタッフの方々は、概ね「良い」というレベルでした。
SDサイズが2台
オシャレな感覚は残っており、リゾートという点では、及第点は付けられるホテルでした。
ベッドマットは、サータのポケットコイルと思われます。当ホテルオリジナル規格のマットのようでした。1.9㎜の鋼線、コイル数は734個(シングル換算で約600個)と、ポケットコイルの数としては標準的数量ですね。
マットの製造会社は、ブランドとしてはサータですが、アメリカで製造されている訳ではありません。こちらは、広島市のドリームベッド社での生産です。シーリーベッドは愛知県の豊川市のベッドメーカーか生産しています。ベッドマットは海外ブランドと言っても、ほぼ総てのマットは日本国内のメーカーがライセンス契約で生産している訳です。アメリカ製だと思っていたお客様も時々見えます。メーカーによってはコイルの元である鋼線は輸入(中国・東南アジアなど)され、国内でコイルにしているメーカーも多いようです。価格を下げるため。鋼線の質が悪いと早くヘタることにもなりかねません。
ちなみに、日本ベッドは 鋼線の生産からコイル、そしてマットに完成されるまで日本国内100%、純国産です。
コイル数はシングルで1200個
さて、マットの寝心地ですが、ポケットコイルであった事から寝心地は良かったです。太さ1.9㎜で、もとは硬いマットだったと思われます。でも、ボンネルタイプではなくポケットである故に、硬いマットではあるがちょっぴりマイルドな寝心地でした。ただ、マットもオープン以来交換されていないのか、少しヘタリがありましたが、ポケットであったからか、それほど気にならずに休むことができました。
中央部のヘタリは見た目(写真で見る限りも)殆ど無いですが、実際寝てみると中央部は微妙に柔らかい感じは有りました。周辺(縁)の部分は、お客様が腰掛けることも有って、軽微ですが変形が見受けられました。とはいえ、マットとしては高得点を付けられるでしょう。
羽毛ふとんは、丸八真綿さんの商品です。側生地がTC(ポリエステル混)であることは、個人的には評価を下げてしまいますが、いわゆるホテルの羽毛布団としては標準的なレベルだと思います。
羽根枕が2個用意されていました。1点はやや羽根の量が少なく(1kg未満?)、それが返ってソフト感を出しています。もう1点はフェザーたっぷり(1.5kg?)で、宿泊する方としては自由に使えることは、とても良いと思われます。
爺が使っているダウンピローからすると、硬いですね。好みの問題ですから、皆さんがどう判断されるかになりますね。
始めに書きましたように、少し老朽化している部分があり、手入れが不十分な点は減点せざるをえませんが、価格からすれば仕方ないといったところでした。合格点は付けられますが、ギリギリ合格と言ったところですね。
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