リテールテックJAPAN2010(第26回流通情報システム総合展)へ行ってきました。日帰りですから疲れました。万歩計を見たら約16,000歩です。
ゆりかもめの国際展示場正門駅から
このリテールテックへは95年頃から、ほぼ毎年見に行っている。去年は都合が付かず行けなかったが・・・。はじめて行った時はまだWindows95が発売される前後だったと記憶している。だから、OSは3.1が基本であった。翌年行った時でも、OSがWindows95になったアプリケーションは非常に少なかった。今年はVistaまでで、Windows7はなかった。来年あたりは変わっているだろう。
富士通・日立・NEC・東芝など大手のブースには必ずメインステージがあり、「次代の流通」について分かりやすくイベント講演が行われる。一通り聞くと、近未来の流通(といっても主に量販店)の方向がなんとなく判ってくる。かつ、数年続けて聞くとさらに良く理解できる。
その後現実に戻るかのように大小いろんなソフト会社の現状のパッケージソフトについて聞いて回る。安くて使い勝手が良いパッケージソフトは今年もみつからなかった。これならと思うソフトが日立のブースにあった。だが、価格が論外に高い。1,000万円以上になるとの事だ。単独で開発することは無理である。せめて、数百万なら考えてもいいのだが・・・。
今さらではあるが、数年前までパッケージソフトをカスタマイズして作った自社ソフトは使い勝手は良かった。クラウンが優に一台は買えるほどかかった。使い続けたかったが、時代の流れが変わってしまった。東芝の小型オフコンであったため、今では生産どころかメンテナンスもできないと言われ、パソコンに移行せざるを得なかった。ソフトやデータをも移行したかったが、OSがCOBOLOであったことからWindowsに変換しようとしたが、オフコンのソフト会社の協力が得られず、結局はできなかった。ハードはすごく安くはなったが、ソフトにかかる費用はは変わらない。20年ほど前の当時も今も、こちらの希望するソフトにしようとすれば、ほぼ1,000万かかると言われた。
NECのブースではクラウドの提案があった。クラウドの話もパッケージソフトの話も田舎のふとん屋にはイマイチ水と油のような気がする。大手流通業者の「商い」が基本であって、田舎の泥臭い、かつ「ふとん屋の商い」には合わないというか、商いの仕組み(お客様への接し方)が違うような気がする。
だが、大手流通業者の「商い」を知るためには、また、時代の流れ(数年後の流通の変化)を見るという意味に於いても、この「リテールテック」は見ておく価値は十分あると思う。
ゆりかもめ
元々鉄道ファンの爺にとっては、新幹線に乗って、好きな(?)IT関連を見に行くのだから、童心に帰ったような楽しいひと時でもある。幼稚園の頃は電車の運転手になりたいと思っていたからか、いまだに乗る時は先頭か最後尾の車両に乗ることが多い。「ゆりかもめ」の先頭車両の最前列のシートに座ることができると、いい年した爺さんが何故かワクワクする。今日も3~4歳ぐらいの子らがお母さんと一緒に途中駅から乗り込んできた。大人をかき分け先頭に行った。後ろから見ていても彼らがウキウキしているのが分かった。
婆は聞く。「何故、行くの?」って。何故だろうね。(大きな声では言えないが、婆より好きということだ!!?)
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