羽毛ふとんもその普及率は100%を超えたとか・・・。そろそろリフォームを考えられている方も多いのではないでしょうか?
その前に、羽毛ふとんに欠点はないのか?
いろいろあります。主に次の二点かな・・・
①生地のダウンプルーフ加工(羽毛の吹き出しを防ぐ加工)による「音」があります。
②あまり皆さんは意識されないと思いますが、私が思う最も大きな問題点は、「蒸れ」だと思います。
吸湿性が良い羽毛ふとんというふれ込みなので、蒸れないと錯覚している方が多いようです。冬、普通に使用している時の話。普段はシーツやパジャマなどで十分吸湿してくれますが、裸でお休みになると意外にべとつき感があるものです。
その訳は、羽毛ふとんは短時間での吸湿性に弱点があるようです。
例え話で申し上げます。
普段は何の問題もない道路ですが、大雨の度に、水掃けが悪いと冠水します。大きな川にすぐさま流れてしまえば良いのですが、長い距離狭い側溝を水は流れます。交通渋滞も同じですね。
雨水の渋滞(道路にあふれる)の原因は、側溝が小さいとか、傾斜が少ないなど勢いよく流れない事が考えられます。
大きな側溝が必要ですね。
北海道では冬にタオルケットがたくさん売れるそうです。ストーブを24時間付けっ放しで暖かくして就寝します。だからこそ、湿気(汗)を素早く吸湿してくれるタオルケットが重宝なのです。
羽毛は吸湿性に優れていますが、湿気(汗)が通過するのを阻害するのがダウンプルーフ加工の生地です。ダウンプルーフのために言わば、側溝が小さい状態になっているのです。
大きな側溝にあたるのが「ゴアラミネート加工」です。
ゴアラミネートの模式図 下げラベル(図案は他にもあります)
喘息などアレルギー体質で「埃」が苦手な方にも最適商品です。
綿100%ゴアラミネート加工でリフォームできますよ!52,500円(S/L)
羽毛ふとんもどんどん進化しています。
リフォームであっても、一人ひとりに最適な寝具をお届けしたいから……
気持良く なさい。
①プレミアムダウンウォッシュ・・・・・羽毛布団を解体し、羽毛だけを直接洗浄する方法【Watakeiの洗浄方法】
②リフォームダウンウォッシュ・・・・・羽毛ふとんをそのまま丸洗いし、その後解体し羽毛をとりだす方法【安眠工場さんの洗浄方法】
順序が違うだけのように思えますが、洗浄結果には大きな差がある事が分かりました。