過日ムートンが帰ってきた、と書きました。ところが、実際は婆に盗られていました。日に日に寒さも加わって懇願して返してもらいました。婆は代わりにイワタのダウンパッド(羽毛敷き)を使い始めました(ダウンパッドの話は後日)。
爺が使い始めて1週間余、快適にぬくぬくと寝ることができ「幸せ?」を感じておりました。その後年末の忙しさと、ベッドの納品等で変な態勢をとったためか、少しばかり「腰痛」を感じるようになりました。すぐに治るとタカをくくっていましたが、治る様子がありません。
当初腰痛の原因はマットではないが、日本ベッドのシルキーマットは「世界一」のマットと宣言しているだけに、腰痛をおこしたままというのはシャレにもなりません。何がいけないのかと、考えながら寝ていると、ハタと感じるところがありました。マットがヘタリを起こしたのか?・・・中央のお尻の部分が凹んでいる感じなんです。そんなバカな!!掛け布団を剥がして、目で見て手でなぞってみると・・・犯人は以外にもムートンでした。
原因を調べました。・・・判りました。!
元々、2m角のカーペットでした。中央の白い部分は15㎜。その他は20㎜の毛長です。こげ茶の部分は毛質が良くしっかりとしていますが、その他の色の部分は毛の質も悪く、20年以上も使用したので毛のコシが無くなってきていました。クリーニング直後は良かったんですが、婆の重たいお尻に敷かれ、ムートンは少しばかり毛にヘタリが出てしまったようです。
黄色の線で囲んだ部分が特にヘタッています。最も体重のかかる部分と毛質の弱った部分とが一致してしまったようです。
畳んだバスタオル腰の部分に入れました
そこで、バスタオルを畳んで腰の部分に当たるようにし、ムートンを敷きました。写真で見たところ、ほとんど変化はありません。手でなぞると、僅かな変化が感じられる程度です。厚みと言えば約5~6㎜でしょうか。
わずか一晩で、腰快調!です。
枕は5ミリの高さで眠りが変わると言いますが、腰の部分も全く同じですね。敷寝具は別名「からだ枕」と言われる所以ですね。
ムートンカーペットは柄物が多く、毛長の長さや毛質の違いによってヘタリ具合に違いが生じるということですね。特に今回の問題(失敗)点は、カーペットからシーツに縫製し直したことによって、柄に気を取られ中央部に毛質の弱った部分が集中してしまったということでしょう。つまり段差ができたということです。その段差はわずか5~10ミリ未満と微々たる段差なのですが・・・。
硬すぎるマットで休むと、腰の部分が微妙に浮きます。ここに力が加わり背骨のSラインが崩れ腰痛の原因を作ります。また、ヘタッたマットの場合や柔らかすぎるマットも殿部が必要以上に落ち込み、体全体がくの字になり、同様に腰に不自然な力が加わり、結果腰痛の原因になるという事です。
今回の場合は「ムートン」でしたが、ベッドパットの厚さが意外にも寝心地に影響を与えるようです。ベッドの上に敷きふとんを敷いて見える方って結構いらっしゃいます。腰痛を起こさないためにも、まずは、あなたに合った硬さのマット(敷き)を選ぶという事が大切です。そして、マットの良さを引き出すベッドパットも大切です。
良いマットと世間で言われても、また、メーカー・販売店の一方的な「都合の良い部分の説明」だけを聞き鵜呑みにすると、失敗するかもしれません。同じマットの固さでも、体重の多少、体型の違いによって、体の沈み込み度は違います。人それぞれ快適な硬さは違ってきます。ご注意ください。
「快眠ひろば」では枕だけでなく、最適な硬さの敷きふとん選びも、お手伝い致します。お気軽に、測定してみませんか!そして、試し寝をしましょう!
快眠ひろばの目的は「一人ひとりに合った快眠」を見つけお届けすることです。
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