皆さんが、ダウンケットだけでなく夏の寝具を購入する時のポイントは何でしょうか?
-
価格が安い
-
簡単に洗える
-
吸湿性が良い
などをポイントに購入される方が多いのではないでしょうか。汗を吸わないとベト付いて気持ちが悪いですよね。汗を吸って簡単に洗えること、さらに安価であることなどがポイントでしょう。
Watakeiでも、気軽に洗えるお値打ちなダウンケットもあります。ですが、生地はTTCですから綿素材のカバー(ガーゼは特にお薦め)を掛けて戴かないと、ベトツキ感があるでしょう。
- 側生地:ポリエステル85%綿15%
- 中羽毛:WDD70% 250g
- 特別価格 5,400円(税込)西川リビング(中国製)
- 2枚購入なら10,800円で 送料・代引き手数料弊社負担)
1.価格の安さ と 2.洗える ことだけで購入を決められるなら、この程度のダウンケットであれば日本中何処でも手に入るでしょう。でも、気持ち良さはという点では、オススメしたくない のが本音です。
洗えるという事と価格の安さは表記できても、気持ち良さは、写真や言葉だけでは分かり辛いところですからね。
…
ネット通販の大手のHPをみても、詳しい品質表示が分かりにくいところに書かれています。品質表示が無いわけではない。分かりにくいのだ。お客様がその品質を承知で購入しているのなら仕方ないことだが…。
たとえば、側生地がエステル100%なのか、TTC(エステル80%・綿20%が多い)なのか、綿100%なのか、綿100%であっても綿糸の細さや織り方によって柔らかさは違ってきます。さらに羽毛が何グラム入っているのか表示せず、製品全体の重量表示になっていたり・・・etc。時には合いふとんより肌布団のほうが重いという表示(方法が違うから?)などが散見されます。
そんなことから、商品が届き手にとって「何か違う」と思われる方も、きっと少なからずいらっしゃると思います。
一方、法律や政令等で「有利誤認」や「優良誤認」を消費者がしないようにと、不当に顧客を誘引し一般消費者による「自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがあると認められる表示を禁止」しています(有利誤認表示の禁止)。法令違反の一歩手前といった感じですね。
基本スペックは良く分かるところに表示すべきでしょう。また、表示の仕方・基準も業界で統一されないと、爺でさえ「安い!」と思ってしまうことがあります。お値打ち価格だと思ったが、よくよく見れば、生地がポリエステル100%とか・・・。家庭洗濯機で洗えるが、羽毛量は半分の150g~200gだから、汗でべとつく化繊の生地を着ているようなものだと思います。カバー付きだから良いと思ったが、生地はポリエステル65%綿35%…ベトつきに関しては、なんの解決にもならない。
「ダウンジャケットはエステル100%ですよね。軽くて暖かいですよね。」確かに!?? … ちょっと待った! 暖かいのは間違いない。でも、夏と冬とでは主たる目的が違いますよね。ダウンベストなどを素肌に直接着る方はたぶんいないでしょう。 ポリエステル100%では、多分べとつくと思います。
エステル100%やTTCなど、ベトつくような生地のダウンケットを、業界のリーディングカンパニーが提供しているから始末が悪い。小売店の表示方法と通販の表示方法が違うようでは、総合的にお客様が判断納得して買い物できるはずがないと思いますが…。寝具業界であれ通販業界であれ、リーディングカンパニーが「売ったら勝ち」では困ります。
何やら、また愚痴めいてしまった。
1.価格が安い 2.簡単に洗える 3.吸湿性が良い……これは、間違いない。だが、「洗えて」「吸湿性が良い」を追及すると、正直「価格が高く」なります。価格の事を考えると、少々妥協せざるを得ないかな。
この品なら、直接肌に触れるところは綿100%、しかも裏地は二重ガーゼですから、カバー無しでお使いいただけると思います。もちろん洗えます。
- 側生地:綿100%(裏:二重ガーゼ)
- 中羽毛:WDD70% 250g
- 特別価格 10,800円(税込)西川リビング(中国製)
これなら妥協できると言える理由は、吸湿性を考えたからです。ご存知のように、快適にお休み戴ける寝床内気候は「温度33℃±1℃、湿度50%±5%」と言われてます。夏季の許容上限は「28℃・50~60%付近」と言われています。日本の夏で湿度50~60%は簡単に得られるものではありません。そこは吸湿性の良い寝具で補完する必要があると思います。
WDD70%よりWDD90%の方が良い・高級だと言われた方がありました。間違いではありません。ダウンケットなら、原価で計算すれば、微々たる価格差でしょう。90%と言ってもハイダウンでは意味がない。それなら、ローダウンでダウン70%の方が、夏は快適なことさえあります。
ダウンケットという寝具で考えると、羽毛自体の吸湿性は良いのですが、側生地におけるダウン噴出し防止加工などによって吸湿に時間を要し、夏はどうしてもベトついてしまいます。少しでもベトつきを緩和するために、綿生地やさらにガーゼにすることが、ベストではないがベターだと思われます。
以前、羽毛ふとんの欠点について書いたことがあります(同じことを言います)。 その欠点とは 生地のダウンプルーフ加工(羽毛の吹き出しを防ぐ加工)による「音」と「蒸れ」とがあります。ダウンプルーフ加工は堰やダムであり魚の遡上を妨げるように、短時間での吸湿性に弱点があるようです。夏はもちろん冬でさえ、普通に使用している時はシーツやパジャマなどで十分吸湿してくれますが、裸でお休みになると意外にべとつき感があるのもこの為です。
もう一つ例え話で申し上げます。普段は何の問題もない道路ですが、大雨の時、水掃けが追いつかないと冠水しますね。大量に降った雨が大きな川に直ちに流れてしまえば良いのですが、狭い側溝を水は流れます。その側溝で排水がまかないきれないと、道路が冠水することになりますよね。
ダウンプルーフのために言わば、側溝が小さい状態になっているのです。ところどころに溜(貯水)池的な雨水をプールするところがあれば、多少なりとも冠水の確率は低くなります。溜池などと同じような考え方で、湿気を一時的に貯めるのが、天然素材のカバー等だと思います。高速道路でも交通量の多いところは、二車線より三車線、三車線より四車線になれば交通渋滞も減ります。SAやPAなども多く広いほど流れが良くなるのと同じですね。
********** 爺のオススメ夏の寝具(贅沢に寝よう!) **********
ポリエステル(混)の生地等では論外だが、ダウンケットの生地の吸湿性が非常に優れていれば、「蒸れ」は非常に小さくなると思います。そんな側生地を使ったダウンケット(イワタ製)は、BESTだと思います。価格が高いのは少々難ではあるが…。
「洗えば分かる!」ではないが、このイワタのダウンケットをご自身で洗ってみると瞬く間に水を吸うことが分かって貰えると思います。だが、一般の羽毛生地は染色・製造過程で付く油脂分で水を一旦弾くため中々沈まないんです。このダウンケットは吸湿(吸水)性が極めて良いため、蒸し暑い夏の夜も快適と思われます。爺も使っています。
麻のカバーを掛けていることもあって、ベトつき感は無いと言っても過言ではないし、第一「蒸れ感」が殆んど無い(エアコン29℃設定)。快適に寝られるのは、羽毛(イワタ製)によるのか、麻カバーによるのか、エアコンによるのか、敷き寝具(テンセルパッド+綿シーツ)によるのか …… これでは、このダウンケットが良いから快適に寝られるという証明にはならないかも知れません。
ですが、こうして今寝ている私(爺)は、ぐっすり眠っています。
夏なら、ヒンヤリ感と吸湿性の良さから、リネン(麻)のカバーがお薦めなんです。
---------------------------------
- イワタ製のダウンケット(S/L) WGD90% 0.4kg ・・・・・ 特価129,600円(税込)
- 国産リネンカバー(150x210cm) リネン(麻)100% ・・・ 特価 19,900円(税込)
- テンセルベッドパッド(S/M)生地・綿:テンセル100% ・・・ 特価 16,200円(税込)
- 国産リネンBOXシーツ(S) リネン(麻)100% ・・・・・ 特価 18,000円(税込)
ブログを見た方だけ! 爺のお勧めセット合計特価 149,000円(税込) 他サイズの方はお問合せ下さい。
さあ ちょっと贅沢してみませんか!!
*****************************************************
ああ~・・ぐっすり寝たー!
あなたに最適な硬さの敷きを探しましょう!測定は無料です。
贈り物に ギフト券もご用意いたします。
固すぎたBEDマットをソフトにしたい・・・「天使のオーバーレイ」
お試しセットを用意しました。
地図が訂正されるまで、「安ら館碧南」となっている場所が弊店新店舗です。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます