先日の「睡眠改善インストラクター」受講のために、ホテルに宿泊した。そのホテルの評価はふとん屋という職業柄「寝具・ベッドの善し悪し」が最重要項目となる。
今回宿泊した「グランドプリンス赤坂(朝食付き13,900円)」は、見かけ倒しだった。
31階に案内されたことは、良かった。高層階から見る夜景はまずまずだ。部屋もきれいで、空調設備も非常に良かった。勉強するには、何よりも机が広く、テキストやノート・参考書を思う存分に広げられた。お風呂も広く、アメニティも充実しており、そういう意味では高く評価できる。
ところが、ベッドマットが悪かった。ボンネルタイプのどこにでもあるビジネスホテル仕様のマットであった。前日宿泊した四谷のビジネスホテル(東急ステイ:朝食付き9,100円)とマットは全く同じであった。二晩ともただ硬いだけのマットに寝ることになった。朝起きたら腰痛がした。どちらかと言えば、プリンスのマットは最悪で、ヘタリが起きており、見た目にもその凹みがハッキリと分かった。
朝食はいつもしっかり食べる。朝食を抜くことは子供のころからほとんど無い。だから、ホテルは朝食付きで予約した。(野菜)サラダバーにパンのみであった。スクランブルエッグもベーコンもソーセージも無かった。部屋に戻ってパンフレットを見るとどうやら別会計でアラカルトでのオーダーのようだった。
田舎の爺さん相手でなく海外からのビジネスマンのライフスタイルを意識してのサービスなのか、ジョギングウェアやシューズが部屋に用意されていた。先ほどの朝食にせよ健康志向を意識したホテルプランということらしい。
フロントの対応、設備等は一流と言えるが、田舎の爺が泊るにはイマイチといったところだった。爺の身体にとって、食欲と休息とを満足させられなっかホテルは、評価を下げざるを得ない。
もっとも東京のど真ん中で、1万円台は安いホテル群に入るのか。大阪などのホテルと比べると、やはり東京の宿泊料金は高い。安くて良いホテルはナカナカ見つけるのはむずかしいね。・・・ 特に一人で泊るのは。ホテルの基本はやっぱりツインかな・・・?
リーズナブルで快適なホテルを・・
最近、東京 詳しいもんですから(爆)
太田蜀山人は「酒と女は仇でござる。どうぞ、仇にめぐり合いたい。」と言ったが、爺はそんなことは考えてません。