それは一昨日のことでした。
キャベツは、やかんにお湯を沸かしました。
キャベツは、カップを洗いました。
キャベツは、デカフェコーヒーを匙で測るのさえ億劫だったので、Janetの紅茶(CEYLON TEA)のティーバックを包みから出してカップに入れました。
キャベツは、ティーバックを入れた白磁に青の絵柄のカップを持って、デスクの前まで行きました。
キャベツは、気付きました。
キャベツは、同居人である3番目の兄弟に言いました。
「よし、あることに気付いちゃったよ」
「なんだ」
「お湯を沸かしてね、今、これを持ってきたんだ。ほら」
カップの中からティーバックを持ち上げてみました。
「・・・ん・・?」
目を細めて凝視したヨシは、次の瞬間、息を飲み、
笑い出しました。
「なるほどねw そんな味わい方があるのか。
奥が深いネ」
・・・キャベツは、カップにお湯を入れることを忘れていたのです。
キャベツは、やかんにお湯を沸かしました。
キャベツは、カップを洗いました。
キャベツは、デカフェコーヒーを匙で測るのさえ億劫だったので、Janetの紅茶(CEYLON TEA)のティーバックを包みから出してカップに入れました。
キャベツは、ティーバックを入れた白磁に青の絵柄のカップを持って、デスクの前まで行きました。
キャベツは、気付きました。
キャベツは、同居人である3番目の兄弟に言いました。
「よし、あることに気付いちゃったよ」
「なんだ」
「お湯を沸かしてね、今、これを持ってきたんだ。ほら」
カップの中からティーバックを持ち上げてみました。
「・・・ん・・?」
目を細めて凝視したヨシは、次の瞬間、息を飲み、
笑い出しました。
「なるほどねw そんな味わい方があるのか。
奥が深いネ」
・・・キャベツは、カップにお湯を入れることを忘れていたのです。