普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

靖国参拝・麻生さんと鳩山さんとマスコミ

2009-08-12 11:11:31 | 民主党

 終戦の日が近づくにつれてまた(石原都知事に言わせればくだらない)マスコミ恒例の閣僚の誰が靖国神社に参拝するか探しが始まりました。

[麻生さん]
 麻生さんは終戦の日の靖国神社参拝について、「国家のために尊い命をささげた人たちを政争の具とか新聞のネタにするのは間違っている。政治やマスコミの騒ぎから遠くに置かれてしかるべきものだ。 (靖国は)もっと静かに祈る場所(であるべき)」と記者団に言っただけですが、マスコミはそれを彼が参拝しない意向と解釈をしています。
 麻生さんの意見は靖国参拝に関する私の持論と全く同じで大賛成です。
 ネット上では、彼の意見に賛成しながらも、それでも靖国に参拝して欲しいと言う意見がありますが、私は首相の靖国参拝を政治の道具に使おうと待ち構えている中国との関係を悪くしないために、家の中から靖国の神々を拝んでもその意志は神様たちに通じると思います。
 それで足らないと思えば、神道に則って斎戒沐浴し、靖国神社を含むどこかに神主に同席して貰えば良いと思います。
 要は形でなくて、心の問題です。
 小泉さんは中国の批判をものともとせず神主に導かれて昇殿し参拝しました。
 それは、カッコ良かったですが、中国との関係悪化と言う政治的問題に繋がりました。
 その点では靖国参拝の意志を明らかにしないまま、靖国参拝しなかった安倍さんと同様に麻生さんを評価します。

[鳩山さん]
 一方の民主党の鳩山さんは、党本部で海外メディア向けに記者会見し、首相に就任した場合の靖国神社参拝の対応について、「私は村山発言の時、与党のさきがけで彼を支える立場にいたが、今でも彼の発言を今でも支持している。その私がA戦犯が祀られている靖国には参拝する積りはないし、もし私が首相の立場になれば、閣僚にも自粛して貰うつもりだ」と言いました。
 鳩山さんの発言には大きな問題が含まれています。
・彼が何故訊かれもしないのに 村山発言をしたのか、もし首相になったら、改めて村山発言を持ち出して、中国などアジア諸国に謝るのではないか?
 私が現役のとき、海外出張の前にいっも言われたのは、「現地で自動車事故などに逢った時、絶対に謝ってはいけない」と言う言葉でした。
 日本なら「どうも申し訳ありません」と謝れば、相手は「いいえ、こちらこそ注意すればよかったのですが」と返事が返り、物事が丸く収まる風潮がまだあったからです。
 いまでは欧米並みに相手の責任ばかり追求するようになっているようですが。
 そう言う一昔の日本で通用していたように、何でも「済みませんでした」と謝れば相手はどう出るか、特に反日教育の徹底している中国・韓国・北朝鮮ではそれに付け込んで来るし、先方が外交的優位にたつのは明らかです
 この調子では過去の日本の行為を追求する恒久平和調査局の設置や、元慰安婦に謝罪と金銭支給など始めることになるような気がしてなりませんが。(追記:今日の読売の「衆院選・海外の見方」によれば韓国は民主党政権に大きな期待を寄せているそうです。)
・自民党の総裁選でも、候補者の中には、「私は首相になったら靖国に参拝しない」と言った人がいましたが、衆院選間近の今、鳩山さんの公約とも取れる靖国参拝をしないと言うことは、宗教問題を選挙運動と言う政治の場に持ち込むことになり、憲法の政教分離の原則に触れると思うのですが。
首相が閣僚に靖国参拝を自粛させることは、明らかに憲法の「信教の自由」に反していますが、いくら未だ野党とは言え政権獲得間近の首相候補が言っても良い言葉でしょうか?

 A級戦犯の件については、戦勝国による戦争犯罪裁判そのものが正当か?などなど大きな問題がありますが、長くなるので省略します。
 いずれにしても、私は靖国参拝問題の発言に限って言えば麻生さんの発言の方が鳩山さんの発言よりはるかに優っているような気がします。

[マスコミの批判と評価]
 一方マスコミは何故、靖国参拝という宗教行事と政治を結びつけたがるのでしょうか。
 どの閣僚が靖国参拝するか否かの、くだらない穿鑿はいい加減で止めて、もっと大切なことを報道してはどうでしょうか。
 今回の事で言えば閣僚の靖国参拝の有無より、私のような普通のおっさんでも気付くような、マスコミは鳩山さんの発言の問題点を追求してはと思うのですが、果たして?
 然し、そんなマスコミにもその報道姿勢に大きな変化があることにも気づきました。
 その好例は、私も時々批判めいた記事を書くテレ朝の「報道ステーション」で、昨夜、古館さんが「後期高齢者医療制度廃止を訴えている民主党に対し、同制度は高齢者医療に若者が高額の負担を強いられているのを軽減する目的もあるので、民主党はこの問題について充分に説明すべきだ」と言っていたように、今までの様に自民党だけ(何故か同じ与党の公明党には全然触れないまま)ではなく、政権獲得間近の民主党の批判もし始めたことです。
 政権交代論者の私としては、自民党もより良い政党であって欲しいし、民主党も天下を取って日本の行く道を謝らないように、与党やマスコミを問わずその政策や考え方の不備の点を突いて欲しいと思っています。
 今朝の報道では民主マニフェスト5か所修正…要望や反発受け
の報道がされています。
 これに関して与党側から「民主党もぶれている」と批判が出ていますが、次期政権獲得が予想される民主党の公約が良くなることは、一般の国民としては大歓迎です。
 私は今のような大事な時に、麻生さんの失言などのくだらないことばかり報道し、批判をしていたこと を批判していましたが、
最近のマスコミ、特にテレビの自民党だけでなく、民主党のマニフェスト批判の姿勢(これでもの足らないと言う人もあると思いますが)については一応の評価をしたいと思います。

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