戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。もし宜しければ是非ご一読の上、趣旨にご賛成ならお手数ですが拡散をお願いします。
安倍さんが衆議院解散を言いだしてから俄に政局が動き始めました。
その問題を考える前に現状の民進党について考えてみました。
「不評の前原民進党政権」
9月12日の読売新聞の世論調査の結果が発表されましたので、民進党に関する部分を整理して見ました。
・安倍内閣を支持?50(前回42)
・どの政党を支持?自民党40(36)、民進党5(6)、後日の某社の調査では民主党の支持率は7%を越えていました。
最大野党の癖に自民党政見批判ばかりで対案が一つもでない党のために一強の安倍内閣の存続。
・民進党の前原さんに期待?期待(33)、しない(60)
前原さん個人に対する印象は軽いこと、これは安倍さんの口の軽さも同じです。違いは安倍さんが色々と実績を残していること。前原さんは民主党政権時八つ場ダム、高速道路無料化で失敗したこと。対案が一つも出ない党の代表の前原さん(と思われている)。
・離党続出の民進党
前から言われていたように、細野さんに加えて民進党から笠、後藤、鈴木が離党しました。理由は共産党との共闘反対。複雑な党内事情のため録な政策、対案も出ない党への不満。
「前原民進党のこれから」
・対案を出せるのか前原さん
前原さんもNHKの会見で対案を出し是々非々で進むと言っていました。あとは前原さんが自民党政権や国民を唸らせる様な対案を出し政権に対して実際に是々非々を貫いて見せることです。
20日のテレビで元民主党の事務局長をしていた評論家が、私が前から書いていたように、「左の連中はどうせどこにも行くところがないので」思い切った政策を打ち出すべきだと言っていました。
ところが20日の読売を見ると前原さんがいわゆるリベラルから左の人にもかなり配慮しているようです。そんなことで思い切った前原さんらしい政策が出せるでしょうか。
・野党共闘と支持団体の連合の問題
反安倍のテレ朝では前原さんが何故共産党を含む野党共闘をしないのかと言っていました。それが不満で民進党から四名も離党者が出たことを触れずに。
前原さんは最初は共産党と組むのに反対していましたが。最近の報道を見ると雲行きが変わったようです。私は最大の支持団体の連合が反対しているのに何故そうするのか、その勢力を最大に活用するのが前原さんの役目だと思うのですが。
前原さんの責任ではないですが、前の代表のときに原発ゼロの目標を早めることで連合の反発。
一方自民党は非正規の同一労働同一賃金の推進、働きかた改革など連合寄りの政策。民進党はわざわざ票を減らしているとしか思えません。
前原さんは如何にして連合を有効に利用していくのが筋と思うのですが。
・労使協調型の組合が選挙で頑張る北九州市
話しは変わりますが北九州市、特に西部は旧新日鉄労組を初めとするいわゆる労使協調型の組合ばかりの土地がらです。だから選挙の時は組合はおおっぴらに活動していますが、日頃組合から協力して貰っている会社側からの干渉は殆どありません。自民党支持の会社側は目立たぬように自民党候補を応援しているのでしょう。だから麻生さんの地もとでありながら自民党の候補者は何時も苦戦を強いられています。
民進党は選挙前に一度民主党出身の北橋北九州市市長の「選挙だけでなく党の運営など」の意見を聞いて見ても益はあっても損は無いと思うのですが。
・加計隠しの問題
前原さんは今回の衆議院の解散は加計隠しだと批判しています。それに対して読売テレビで石破さんが政府もこの問題に対して説明すれば良い。「問題はマスコミがこの説明を放送するかだ」と言って居ました。この問題は元愛媛県知事の証言で、元文科省事務次官の行政の捩れ発言は完全否定され、後者はその後言った言わないの発言しかしていません。つまり基本的な問題は既に解決しているのです。問題は朝日を初めとする各社がその主張に都合の悪いところは報道しない自由を駆使、自社の主張の都合の良いところはしつこく報道、それに乗せられたワイドショーのお蔭で、自民党の支持率が落ちましたが、同党が悪いわけではありません。
残る問題は安倍さんと「友達」との間に学園誘致の関して法律違反があったか否かだけです。これに対してマスコミは何も言っていません。おそらく法律違反のない可能性が低いのでしょう。
多くの国民、特にネットや言論誌を良く見ている人達は良くこのことを知っています。民進党が自民党に言った言わないを「追求すればするほど、自党の支持率が低下」することを知るべきです。
何時も書く事ですが反安倍、誤報の朝日、自社の主張に添う意見しか乗せない投稿欄の朝日。民進党は安全運転のために自党の主張と、朝日のそれが一致したときは一歩退いて考えることです。
・自民党が民進党の政策パクリで選挙中の論点をそらせると言う民進党のクレーム
これで思い出すのは自民党が元民社党の社会主義政策を採用したために、民社党の存在価値が薄れて解党に追い込まれたことが有りました。
これを良い方に解釈すれば、自民党に他党の政策で良いものがあれば採用すると言う、包容力の大きさと言えます。
民進党は選挙の間にこの事実を示して自民党を批判するとともにの、自党の政策が如何に進んでいるかを宣伝すべきです。
逆に言えば国会の審議では前原さんの言う是々非々に徹し、自党からも与党に優る提案をして国民の支持を得るのが、遠回りかも知れませんが自党の支持率向上、いつかは政見奪回につながると思います。
という定常的に政権交代論者の私の意見です。
・政権の受け皿としては今はたよりない民進党しかない
政見交代に値するのは今の所頼り無いですが、民進党しかありません。
政権交代の受け皿を目指している若狭・細野新党の支持母体は自民党とダブッテいます。それでは政権交代しても事態は殆ど変わりません。自民党に似た支持母体を持つ政権が折角政権をとっても直ぐ潰れて来ました。
今後とも日本に必要なのは労使協調型の労組を支持母体とする民進党です。
これには労使対立型で左翼の日教組、官公労などを如何にして絶縁するかと言う問題も残っていますが。
このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。
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安倍さんが衆議院解散を言いだしてから俄に政局が動き始めました。
その問題を考える前に現状の民進党について考えてみました。
「不評の前原民進党政権」
9月12日の読売新聞の世論調査の結果が発表されましたので、民進党に関する部分を整理して見ました。
・安倍内閣を支持?50(前回42)
・どの政党を支持?自民党40(36)、民進党5(6)、後日の某社の調査では民主党の支持率は7%を越えていました。
最大野党の癖に自民党政見批判ばかりで対案が一つもでない党のために一強の安倍内閣の存続。
・民進党の前原さんに期待?期待(33)、しない(60)
前原さん個人に対する印象は軽いこと、これは安倍さんの口の軽さも同じです。違いは安倍さんが色々と実績を残していること。前原さんは民主党政権時八つ場ダム、高速道路無料化で失敗したこと。対案が一つも出ない党の代表の前原さん(と思われている)。
・離党続出の民進党
前から言われていたように、細野さんに加えて民進党から笠、後藤、鈴木が離党しました。理由は共産党との共闘反対。複雑な党内事情のため録な政策、対案も出ない党への不満。
「前原民進党のこれから」
・対案を出せるのか前原さん
前原さんもNHKの会見で対案を出し是々非々で進むと言っていました。あとは前原さんが自民党政権や国民を唸らせる様な対案を出し政権に対して実際に是々非々を貫いて見せることです。
20日のテレビで元民主党の事務局長をしていた評論家が、私が前から書いていたように、「左の連中はどうせどこにも行くところがないので」思い切った政策を打ち出すべきだと言っていました。
ところが20日の読売を見ると前原さんがいわゆるリベラルから左の人にもかなり配慮しているようです。そんなことで思い切った前原さんらしい政策が出せるでしょうか。
・野党共闘と支持団体の連合の問題
反安倍のテレ朝では前原さんが何故共産党を含む野党共闘をしないのかと言っていました。それが不満で民進党から四名も離党者が出たことを触れずに。
前原さんは最初は共産党と組むのに反対していましたが。最近の報道を見ると雲行きが変わったようです。私は最大の支持団体の連合が反対しているのに何故そうするのか、その勢力を最大に活用するのが前原さんの役目だと思うのですが。
前原さんの責任ではないですが、前の代表のときに原発ゼロの目標を早めることで連合の反発。
一方自民党は非正規の同一労働同一賃金の推進、働きかた改革など連合寄りの政策。民進党はわざわざ票を減らしているとしか思えません。
前原さんは如何にして連合を有効に利用していくのが筋と思うのですが。
・労使協調型の組合が選挙で頑張る北九州市
話しは変わりますが北九州市、特に西部は旧新日鉄労組を初めとするいわゆる労使協調型の組合ばかりの土地がらです。だから選挙の時は組合はおおっぴらに活動していますが、日頃組合から協力して貰っている会社側からの干渉は殆どありません。自民党支持の会社側は目立たぬように自民党候補を応援しているのでしょう。だから麻生さんの地もとでありながら自民党の候補者は何時も苦戦を強いられています。
民進党は選挙前に一度民主党出身の北橋北九州市市長の「選挙だけでなく党の運営など」の意見を聞いて見ても益はあっても損は無いと思うのですが。
・加計隠しの問題
前原さんは今回の衆議院の解散は加計隠しだと批判しています。それに対して読売テレビで石破さんが政府もこの問題に対して説明すれば良い。「問題はマスコミがこの説明を放送するかだ」と言って居ました。この問題は元愛媛県知事の証言で、元文科省事務次官の行政の捩れ発言は完全否定され、後者はその後言った言わないの発言しかしていません。つまり基本的な問題は既に解決しているのです。問題は朝日を初めとする各社がその主張に都合の悪いところは報道しない自由を駆使、自社の主張の都合の良いところはしつこく報道、それに乗せられたワイドショーのお蔭で、自民党の支持率が落ちましたが、同党が悪いわけではありません。
残る問題は安倍さんと「友達」との間に学園誘致の関して法律違反があったか否かだけです。これに対してマスコミは何も言っていません。おそらく法律違反のない可能性が低いのでしょう。
多くの国民、特にネットや言論誌を良く見ている人達は良くこのことを知っています。民進党が自民党に言った言わないを「追求すればするほど、自党の支持率が低下」することを知るべきです。
何時も書く事ですが反安倍、誤報の朝日、自社の主張に添う意見しか乗せない投稿欄の朝日。民進党は安全運転のために自党の主張と、朝日のそれが一致したときは一歩退いて考えることです。
・自民党が民進党の政策パクリで選挙中の論点をそらせると言う民進党のクレーム
これで思い出すのは自民党が元民社党の社会主義政策を採用したために、民社党の存在価値が薄れて解党に追い込まれたことが有りました。
これを良い方に解釈すれば、自民党に他党の政策で良いものがあれば採用すると言う、包容力の大きさと言えます。
民進党は選挙の間にこの事実を示して自民党を批判するとともにの、自党の政策が如何に進んでいるかを宣伝すべきです。
逆に言えば国会の審議では前原さんの言う是々非々に徹し、自党からも与党に優る提案をして国民の支持を得るのが、遠回りかも知れませんが自党の支持率向上、いつかは政見奪回につながると思います。
という定常的に政権交代論者の私の意見です。
・政権の受け皿としては今はたよりない民進党しかない
政見交代に値するのは今の所頼り無いですが、民進党しかありません。
政権交代の受け皿を目指している若狭・細野新党の支持母体は自民党とダブッテいます。それでは政権交代しても事態は殆ど変わりません。自民党に似た支持母体を持つ政権が折角政権をとっても直ぐ潰れて来ました。
今後とも日本に必要なのは労使協調型の労組を支持母体とする民進党です。
これには労使対立型で左翼の日教組、官公労などを如何にして絶縁するかと言う問題も残っていますが。
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