普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

参議院廃止論に就いて

2017-09-29 11:35:44 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。もし宜しければ是非ご一読の上、趣旨にご賛成ならお手数ですが拡散をお願いします。
「若狭さんの参議院廃止論より選挙制度の見直し」
 小池さんが党首になりどうなるか判りませんが、若狭さんの参議院廃止の主張には違った観点から考えさせられるところがあります。
 確かに同じような構成の衆議院と参議院での審議は無駄の様な気がします。増して衆参ガ逆転の捩じれ国会では一向に進まない審議など時間と経費の無駄そのものです。いつも言われる「決められない政治」です。
 然し理論的には参議院は衆議院決議の行き過ぎのチェック機能を期待されているので、簡単に参議院を廃止する訳にはいけません。
 その原因は両院とも似た様な選挙のやり方です。違いは参議院を解散出来ないこと。議員の半分づつの選挙だけです。
  どうすれば良いのかは似たような構成の衆議院と参議院にならない様にすること。 
   似た構成になるのは衆議院、参議院とも殆ど同じ選挙方式になっているからです。
 これに就いては前にも書いた投稿「参議院不要論解決のために」をそのまま引用します。 
 衆参とも似た様な人が選ばれるれる原因の一つは一つは既成政党が有利な比例代表選のやり方です。例えばかりに次の人達が立候補したとします。自民党:安倍・谷垣、小泉、民進党:岡田・枝野、前原、無所属から 舛添、猪瀬、知名度があまりいと言われる増田、投票の方法は個人名か党派名を記入します。党派に属さない人は個人名だけです。投票者は個人名が余り知らない人が多いので今の政党では不満か、参議院では党派中心でなくて個人中心であるべきと思っていても、次善の策で仕方なく党派名を記入します。その結果は自民党の安倍さんは自分の分と党の分で大きな得票を獲得します。後は党内の得票数の争いだけです。然し無所属の猪瀬さんや増田さんなどは自分への得票だけ。「党名でも票がとれる政党に属する人達」と闘うしかありません。なんと不公平な。そして一番の問題は党に属する人達ばかりが勝って、参議院に乗り込むのですから、いつまでたっても「参議院不要論」「決められない政治」の論議が続き、良識ある参議院には成りそうにありません。どうしてこの様なおかしな制度ができたのか、「参議院のあり方」(13,2,22投稿)で触れているように当時は主として衆院選の選挙制度が問題になっいたのですが、碌な論議のないまま参院選の制度まで変わっていたのです。その対策は参議院に限って比例代表選のさい党による無所属、支持政党なしの票を有効票にすること、逆に言えば党名だけでは無効にすること。そうすれば党に属する人達と同じように、自分の得票数で他の人達と争うことになります。そうすれば今は公民権停止中らしい猪瀬さんや増田さんの様に見識もあり実力のあるような人が増え、良識のある参議院により近くなるような気がします。
「一変した通信事情」
 参議院選挙に比例代表制が取り上げられたのは、個人が広い選挙区の参議院に立候補しその宣伝のための「資料発送の費用と手間がかかり過ぎると」言うのです。しかも議論は参議院はそこのけで、衆議院比例選の問題点の議論ばかり。それで得た改正案をそのまま参議院にも適用してしまったのです。
 然し実情は一変しました衆参問わず立候補予定者がホームページを持つのは常識。立候補の挨拶や政策なと、支持者や一般の人に送るのに殆ど費用はかかりません。そしてその様な政治活動も現在合法になっています。
 だから今こそ希望の党の若狭さんのいう参院廃止論でなく参議院の選挙制動を見直す時期に来ていると思うのですが。また前の例を引用しますが、それを決めるのは今の既存政党なので、まともに取り上げられない可能性が多いと思います。そして何時までも「決められない政治」「参議院不要論」が続くことになるのでしょう。
 然しもし党利党略とは無縁の優れた見解を持つ個人の人、例えば桜井よし子、ヒマラヤ清掃登山の野口健、JAL再生の稲森和夫、「国家の品格」の藤原正彦、多方面での分野での論客の大前研一、教育では影山英男の各氏のような人が参議院に増えれば、参議院不要論など吹っ飛んでしまうと思います。
 そしてもし私の様な意見が増えれば、旧来の制度打破に熱心な小池さんに通じれば、きっと飛びついて来ると思うのですが。

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小池代表の希望の党の発足と前原民進党

2017-09-29 11:23:32 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。もし宜しければ是非ご一読の上、趣旨にご賛成ならお手数ですが拡散をお願いします。
 9月27日では大きな動きがありました。それも進行中なので何時もの「私の意見」は省略して私の観測、感想だけ書きます。
「これからの小池さん、民進党の動きの予測」
 テレ朝の羽鳥さんの番組では前原民進党が希望の党との合流の動きを報じていました。 昼の毎日放送ではこのことに触れず、批評家たちがこれからどうなるか判らぬけどと言う前提で、今回の選挙での希望の党の得票数は30~50と予想していました。その理由は首都圏の比例代表の得票であまり知らない人も含めてこれだけ議席を取れるだろうと言っていました。
 その後のミヤネ屋の放送中に民進党の前原さんが自民党に対抗するために希望の党との合流の報道が有りました。
 これから先は橋本五郎さん、元経産省官僚の岸博幸さんと元の小池さんの秘書で横浜市長をしていた中田さんの間の話で私が勝手に想像した両党の動きです。(括弧内は27日現在の私の想像です。)
 自民党に対抗するために前原さんは小池さんと民進党と希望の党との合流を話あった。小池さんの人気と組織運営の前原さんコンビが活かせると言うが果たして?
 現実は民進党員の希望の党への編入。(小池さんが「寛容な右派」をめざしているので(民進党のリベラルの人達は拒否。この事実に対象者は前原さんの話と違うと言って大揉めになる可能性大、民進党は分裂の道を辿る。)28日読売では民進党分裂の報。テレビでは民進党で総会でのの前原さんの説明に党員は大筋で合意。
・(小池さんの都知事、希望の党代表兼任に対する批判に応えるために、しっかりした副知事を置く。おそらくミヤネ屋で2日に渡って皆からいじられていた横浜市長の経験のある中田さん?)
・小池さんは現在否定しているが(前記の副知事または相当の人の専任で、兼任の批判の落ち着いたところで、いつもの例のように意外性をねらって衆院選に立候補する。その時も例によって一番インパクトのある時期を選んで発表する。)
・連合の動きは?今まで民進党を支持してきた連合は小池新党を支持?それとも民進党出身者だけを支持?
 希望の党の原発ゼロに対する連合の反応は?
 働きかた改革、同一労働同一賃金と連合よりの政策の安倍内閣への連合の対応は?
「私の小池さんへの見方」
・一党の長としての資質の欠如をさらけ出した小池さん
 今までの常識は皆から選ばれて代表になるものなのに自らの同代表宣言。
 その会見があるまで知らなかった可哀相な若狭、細野さん。しかも今までの二人の活動の成果を無情なリセット宣言。
 冷酷な小池さん。人を信じることの出来ない小池さん。小池さんは自分ファーストではないかとテレビでの批判続出。それ聴いたり、豊洲問題では都の職員を除け者にして何とか委員会の意見に頼るなど、自分だけが目立ちたがるやり方を見ると、個人としての資質はともかく、長として皆を率いる資格はあるのかと思います。
 こんな状態で皆が協力して厳しい選挙を戦えるのでしょうか。
・?の付く小池さんの都知事としての実力
 前回も書いた「豊洲移転でも自分から言いだした安全・安心問題でもたもたした挙げ句豊洲移転、築地も再開発を打ち出したのは良いが豊洲の実際の移転は具体的に何時になるかも言わない都知事。」
 オリンピック会場問題では3連敗。しかしこれで400億円を節約したと自慢、何をどう節約したか説明なし、それに就いての都の職員の努力に就いて何も触れない小池さん。都議会の自由になる200億円を取り上げた他何の実績もない人気だけの小池さん。
・いつまで小池人気が続くのか
 某評論家が新党の賞味期限は(正確な数字は忘れましたが)7~10年と持論を言っていました。選挙当選のための「寄り集まりの希望の党」は選挙が終わればどうなるのでしょう。いつまで小池人気が続くのでしょうか。
 某評論家が言うようにいずれ小池新党がつぶれて、また一強の自民党政権が続いて良いのでしょうか

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川柳・大水害に比べ夫の不倫など

2017-09-29 11:10:53 | 川柳
 5月27日の坂上忍さんの番組で船越さんと闘争?中の松井一代さんのネットの書き込みがすっかり大人しくなったのは何故だと言う話が出ました。それから船越さんが彼女にも感謝する発言、彼女に全ての資産を渡そうとしている男らしい彼への称賛など、その道の達人?の梅沢さんたちとの間で話が盛り上がっていました。
 私は彼女が福岡県の大水害復旧応援のへ車で現地まで走り、一週間以上のボランティア活動。目の当たりにした惨状。それでも頑張る現地の人々、ボランティア活動にで得た充実感。それに比べれば船越さんとの闘争活動など如何にちっぽけなことと感じたのが「大人しくなった彼女のネット」につながったような気がします。
「大水害に比べ夫の不倫ななど」
 しかし負けん気の強い彼女のことですから、船越さんとの法廷闘争でどう変わるか判りませんが。

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