戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずに自分の頭で考えましょう。
「私の嫌いな批評家」
言論誌の「Hanada」の中の広告に「マスコミ偽善者列伝」の中で池上彰さんの名前が出ていました。
彼は昔私の嫌いな批評家の一人として池上さんを取り上げたことが有りました。その概要です。
・慰安婦問題
池上さんのテレビの解説番組で慰安婦問題の解説を見て驚いた。この問題の解説で最後まで慰安婦問題が起こった発端となった朝日新聞の大誤報の問題に触れないまま。
・憲法問題
この解説の最初にGHQからの押しつけ憲法が出る前に日本側から幾つもの案が出ているので、日本側の意見も多く入っているのだと説明。
彼は憲法施行の際の批准で当時の幣原内閣全員が涙で署名したこと、当時共産党の野坂参三さんがこんな憲法で国が守れるのかと質問をしたことを意識的に飛ばした。
当時の吉田外相の懐刀だった白州次郎さんはGHQから日本国憲法の原案が日本側に渡された場に吉田とともに立ち会った。GHQから英語の原案をもとに制定作業を急ぐよう伝えられ、当時の幣原喜重郎内閣は大混乱に陥った。しびれを切らしたGHQは、一晩で最終案を作るよう要求し、白洲も、外務省職員と作業にあたった。池上さんもこの事実を知らなかったのか。
(つまり彼は日本側の案は全く無視されていたの触れて居ないのです。)
そして彼の憲法の解説。前文について「現状では変なことになっているが」で済ませていきなり九条の解説。彼の飛ばした前文。「我が国は平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して我等の安全と生存を保持しようと決意した。」まるで日本が悪くなければ世界はうまく行くと言わんばかり。戦後のプライドのある白州さんが自らこのようなことを書くわけがない。
(池上さん九条は前文前提があって出来たことを触れていないのです。後記の青山重治さんの記事を参照してください。)
・靖国問題
池上さんは総理大臣の靖国参拝は中曽根さんになるまでどの国も問題にしなかったと説明したが、何故そうなったかの理由はパス。事実は朝日新聞とそれに追随するマスコミが参拝する総理大臣に参拝について中国の有力者にどう思うか聞いた。それで中国は靖国問題が外交攻勢のタネになると気づき始めた。いわゆるマスコミの告げ口報道が発端と言う説明が全くなし。
・教育問題
この問題に就いて池上さんがどう思っているのかの好奇心で彼の本を見て驚いた。なんと世間でボロカスの日教組を称賛。当時の反日の丸、反国歌路線の朝日新聞の路線と全く同じ。池上さんはゆとり教育の問題点は言わずにまるまるの賛成。ゆとり教育は事実上日教組の待遇改善闘争での勝利。当然に土曜日の補習授業に日教組は不参加。当然に教育レベル低下。所謂ゆとり世代の発生。結局ゆとり教育は廃止。
(だから私は見て不快になる池上さんのテレビ番組を全く見て居ません。)
「私の好きな著者」
・大前研一さん
シリーズの「日本の論点」で記載のエネルギー問題で変動のはげしい太陽光、風力の再生エネルギーには限界。福島第一の事故の原因を徹底てきに追求することで、原発の半分は再稼働出来る。安全対策は非常用電源設備を高所に置くこと。
(現実は政府・議会の事故調査団は素人ばかり。Wikipediaではその報告を無視、原発訴訟で事故原因の調査がされてないと言われる始末です。)
「Sapio」での政府が考えているカジノ設置の失敗の予言など。安心して読める記事ばかりてす。
・青山繁春さん
「Hanada」10月号の「澄哲録片々」 「世界を複雑と言うな」の前半の要約です。
アメリカが作った世界の秩序がアメリカの手で壊されていく。これは行動の基準が無くなることだ。日本国憲法がその典型だ。自国民を護る手段を国が何一つもたない。国民に何が起きても武力の行使も出来ない。陸海空軍も持てず。相手が国であれば何をされても交戦権を持たない。それが第九条の客観的な正体だ。どうして平和を護るかの手段がないどころか、抑止力を含めて総否定した。その九条以外に国民と国家をどうして護るかを決めた条項を憲法のどこにもない。その代わり条文外の前文に諸国民の安全だけでは無くて命までお預けすると書いてある。それは戦争に勝った国が負けた国に法体系を強要するのは国際法に違反するからだ。国家の使命とは国民を護ることだ。どうして国民を護るを書かないと国の憲法にならない。
(9条を称えて居れば国が護られると言う9条信仰の世の中で、9条の問題点をここれだけ書かれた文章を見るのは始めてです。)
何時も本当のことを書く青山さん。安心して読める彼の記事。「Hanada」の看板記事になっているのは良く判るような気がします。
このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。
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「私の嫌いな批評家」
言論誌の「Hanada」の中の広告に「マスコミ偽善者列伝」の中で池上彰さんの名前が出ていました。
彼は昔私の嫌いな批評家の一人として池上さんを取り上げたことが有りました。その概要です。
・慰安婦問題
池上さんのテレビの解説番組で慰安婦問題の解説を見て驚いた。この問題の解説で最後まで慰安婦問題が起こった発端となった朝日新聞の大誤報の問題に触れないまま。
・憲法問題
この解説の最初にGHQからの押しつけ憲法が出る前に日本側から幾つもの案が出ているので、日本側の意見も多く入っているのだと説明。
彼は憲法施行の際の批准で当時の幣原内閣全員が涙で署名したこと、当時共産党の野坂参三さんがこんな憲法で国が守れるのかと質問をしたことを意識的に飛ばした。
当時の吉田外相の懐刀だった白州次郎さんはGHQから日本国憲法の原案が日本側に渡された場に吉田とともに立ち会った。GHQから英語の原案をもとに制定作業を急ぐよう伝えられ、当時の幣原喜重郎内閣は大混乱に陥った。しびれを切らしたGHQは、一晩で最終案を作るよう要求し、白洲も、外務省職員と作業にあたった。池上さんもこの事実を知らなかったのか。
(つまり彼は日本側の案は全く無視されていたの触れて居ないのです。)
そして彼の憲法の解説。前文について「現状では変なことになっているが」で済ませていきなり九条の解説。彼の飛ばした前文。「我が国は平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して我等の安全と生存を保持しようと決意した。」まるで日本が悪くなければ世界はうまく行くと言わんばかり。戦後のプライドのある白州さんが自らこのようなことを書くわけがない。
(池上さん九条は前文前提があって出来たことを触れていないのです。後記の青山重治さんの記事を参照してください。)
・靖国問題
池上さんは総理大臣の靖国参拝は中曽根さんになるまでどの国も問題にしなかったと説明したが、何故そうなったかの理由はパス。事実は朝日新聞とそれに追随するマスコミが参拝する総理大臣に参拝について中国の有力者にどう思うか聞いた。それで中国は靖国問題が外交攻勢のタネになると気づき始めた。いわゆるマスコミの告げ口報道が発端と言う説明が全くなし。
・教育問題
この問題に就いて池上さんがどう思っているのかの好奇心で彼の本を見て驚いた。なんと世間でボロカスの日教組を称賛。当時の反日の丸、反国歌路線の朝日新聞の路線と全く同じ。池上さんはゆとり教育の問題点は言わずにまるまるの賛成。ゆとり教育は事実上日教組の待遇改善闘争での勝利。当然に土曜日の補習授業に日教組は不参加。当然に教育レベル低下。所謂ゆとり世代の発生。結局ゆとり教育は廃止。
(だから私は見て不快になる池上さんのテレビ番組を全く見て居ません。)
「私の好きな著者」
・大前研一さん
シリーズの「日本の論点」で記載のエネルギー問題で変動のはげしい太陽光、風力の再生エネルギーには限界。福島第一の事故の原因を徹底てきに追求することで、原発の半分は再稼働出来る。安全対策は非常用電源設備を高所に置くこと。
(現実は政府・議会の事故調査団は素人ばかり。Wikipediaではその報告を無視、原発訴訟で事故原因の調査がされてないと言われる始末です。)
「Sapio」での政府が考えているカジノ設置の失敗の予言など。安心して読める記事ばかりてす。
・青山繁春さん
「Hanada」10月号の「澄哲録片々」 「世界を複雑と言うな」の前半の要約です。
アメリカが作った世界の秩序がアメリカの手で壊されていく。これは行動の基準が無くなることだ。日本国憲法がその典型だ。自国民を護る手段を国が何一つもたない。国民に何が起きても武力の行使も出来ない。陸海空軍も持てず。相手が国であれば何をされても交戦権を持たない。それが第九条の客観的な正体だ。どうして平和を護るかの手段がないどころか、抑止力を含めて総否定した。その九条以外に国民と国家をどうして護るかを決めた条項を憲法のどこにもない。その代わり条文外の前文に諸国民の安全だけでは無くて命までお預けすると書いてある。それは戦争に勝った国が負けた国に法体系を強要するのは国際法に違反するからだ。国家の使命とは国民を護ることだ。どうして国民を護るを書かないと国の憲法にならない。
(9条を称えて居れば国が護られると言う9条信仰の世の中で、9条の問題点をここれだけ書かれた文章を見るのは始めてです。)
何時も本当のことを書く青山さん。安心して読める彼の記事。「Hanada」の看板記事になっているのは良く判るような気がします。
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