普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

安倍さんと石破さんに望むこと

2018-09-23 11:52:01 | 政策、社会情勢
戦前・戦中派の私から若い方達への申し送りです。どのような事でも世論に流されずにお互いに自分の頭で考えましょう。
 総裁選は予想どうりの結果になりました。
 私は政界・自民党がマンネリにならないように石破さんが勝って欲しいと思いましたが致し方ありません。それで今後はどうするかです。
「石破さんへ」
 私は前々から安倍批判の文藝春秋の誘いに乗って現職の安倍さん批判ばかりして自民党で良く言う後ろから鉄砲と言われないように、安倍政治の良い所は良いと書き、安倍さんの拙いところ、特に彼の「私と家内が関係していたら総理も議員も辞める」大チョンボ発言をを面と忠告するべきだし、その旨を文春でもきっちり書いておくべきと書きました。 勿論素人の私が言われなくてもベテランの彼が知っていると思いますし、その反省に立って今後の方向を決めていると思います。絶対に避けるべきはまた文春などに泣き言を投稿すればもう後はないこと。
 彼がかれがやらねばならぬこと、日本のためにして貰いたいのは「安倍さんへ」に上げた問題点などについて自分の案を安倍内閣など党内外に示すことです。
「安倍さんへの提言」
・自分の失言対策を考えること
 彼の負けん気から出る前のような失言をしないこと。「モリカケ問題」の基本は彼が蒔いた種から出たもの。世論調査で首相として信頼できないと言われたこと。もし思わず失言をしたときは直ぐに訂正すること。他からの助言があったなら直ぐ受け入て訂正すること。その旨関係者に遠慮なく助言するように頼んで置くこと。
・社会主義的政策には社会主義的負担を国民に
 健康・介護保険、年金制度、学資の無料化などの社会主義政策を自由主義経済で極端に実施すれば、国の財政が破綻するのは当然です。そのためには国民にそれ相応の社会主義的負担を求めるべきです。所得税増税などには社会主義的政策に欠かせないことを訴えるべき。
 社会主義のシンガポールのように小学校4年で労働者・指導者向けの進学コースの採用は無理として、出来ぬ子がみんな行くからと殆ど全員が高校進学、その内の相当数の生徒が単純労働に着くなど経費の無駄遣い。昔は単純労働者は旧制の高等小学校出ばかりでした。卒業生の中で優秀な生徒は夜学の中学校に通うか、企業内の養成所で勉強したものでした。私の友達は昔の工業専門学校の夜学に通い、大学教授になった人もいました。
 経費削減のためにそれと健康・介護保険を長年使用していない人達への表彰制度など考えるべき。
 大学進学者への援助は共通一次で一定の成績を上げたものに限ること、なとなど。
・少子化対策
 現在の出生率1.44をこのまま置いて置くと日本人は何時か居なくなる!それを補うのに他国の人ばかりでよいのでしょうか?少子化問題で一番の問題はこの問題で一番重要な役割を果たす女性の社会進出以外に女性のあり方について全く論じられていないこと。
 昔の私の投稿に「出産、育児、教育給付に一般的家族手当を加えた家族関係の支援はフランスでGDPの3・00%、日本は0・81%である。」とあります。その結果出生率は2.0。制度の違う上記の教育給付や一般的家族手当を除いて、フランスで出来ることが日本にも出来ないことはないような気がしますがどうでしょう。強いて言えば人権論者の差別発言?私はそれでも強行すべきと思うのですが。
・適正な原発の普及
 安倍内閣は電気事業者連合会の「電力のベストミックス」の線で漸減、一定限度維持の線を歩んでいるようですが。原発反対の世論を気にして余り表だって推進していないようです。温暖化の進行に基づく定例的な大被害の定着化、太陽光、風力の運転中にも運転しなければならない火力発電所、その間に放出される温室効果ガスの発生。40年後と言われるの石油の枯渇化など。温室効果ガスの発生も原発の稼働があれば諸問題も一挙に解決。安倍さんは世論を気にせずに原発政策を訴えて行くべきだとます。
 なお原発の問題についてき次回に投稿の予定です。
・地方に政府の施設、会社、研究所などの重点施設を分散
 ここ4へ5十年に都市直下型、南海トラフなどの地震が予測されているそうです。これに対して政府は何も動きを見せていないようです。石破さんのいう地方都市の再生の合わせて地方に政府、会社、研究所などの重点施設を分散しては。もし無策のままこれが起これば安倍政権など崩壊するかも。それより大きいのは一挙の日本の国力の低下!!それで一番大切なのは企業への法人税の掛けかたの変換と思うのですが。

このブログを、より多くの人にも見て貰いたいと思っています。どうぞご協力をお願い致します。

政治・人気ブログランキングへ
政治ブログへ

前月号鑑賞 「小気味よいカットが街に誘い出す」

2018-09-23 11:47:28 | 政策、社会情勢

川柳くろがね」2018年9月号より
前月号鑑賞 石神 紅雀 選・評
「小気味よいカットが街に誘い出す」 上村 悦子
美容室を出てルンルンの悦子さん。今回のカットは大成功だったのですね。ショーウインドウを覗き込んではがり。

「食べ放題五臓六腑が身構える」 亀谷 卓二
私もバイキングは苦手です。欲深いのと卑しいのとでお皿は満杯。内臓が悲鳴をあげています。

「久しぶりの電話は詐欺師からでした」藤田 遊心
子供たちからの電話もないし、連絡はラインやメールが主。久々の電話が鳴ったら○○詐欺だった。

「迷ったら好きな道から行ってみる。 野西 うさぎ
同じくらい好きだったら?と意地悪な質問。いやいいや。自分の心に正直になればいいのですよね。

「真っ白下着洗って戦わず」 松村 華菜
ひょっと難解なのだが。何となく分かるような気がしてくる句。ウーム、下着は華菜
さんかな。

「幸せはどこかで比べ生きている」 河野 成子
ド゚キットした。心の底でくらべているのかも。--鋭い観察眼だ。しかし幸せの物差しは難しそうだ。

スキャナーが臍を曲げて悪戦苦闘。それで今回は前月号鑑賞だけでお許し下さい。
S・W生

川柳・人気ブログランキングへ
文遊吟社ネット句会へ